Dクラス職員 単語

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々が言うことをしさえすれば、に帰ってする奥さん子供たちに会えるんですよ。ああ……あなたは違うと。奥さん子供たちを殺したとおっしゃる。義理のご家族には説明がしにくいですね。ああ、いえ、どうやったかは教えてくれなくてけっこうですよ。


Dクラスのオリエンテーション - SCP財団exitより,2022/08/19閲覧

Dクラス職員 (D-Class Personnels) とは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場する常組織/正常性維持機関である『財団』の職員区分のひとつ。

時に単に『Dクラス』、あるいは『D』と呼ばれ、またあるときは『財団のモルモット』とも呼ばれ、またあるときは『使い捨て(Disposable)のD』とも呼ばれる。

概要

財団の扱うアノマリーは危険物が非常に多く、それらの特性を調べる際に一般の研究員が触ったり食べたりすることは優秀な人材をロストする危険性が高い。このため、こういった危険物を扱うための専属の人員を財団は必要としている。

このため、財団は世界死刑囚と取引を行い、1ヶ後に解放するという約束の元、彼らに危険物を代わりに取り扱ってもらうことにしている。この人員をDクラス職員と称する。

都合上、特に危険なオブジェクトでは死んだり重篤な障害を負うことも多く、場合によっては「死にこそしないが精神崩壊したり、ミーム災害下におかれる」ことも。そうなった場合、その人員をそこに放置したり、あるいは終了したりされるため、基本的に生存率は低め。

Dクラス職員は通常オレンジ色のつなぎを着用し、胸元に自分に定された番号入れ墨を入れられる。また逃亡防止にGPSタグを埋めこまれている。シャバに復帰させる時に入れ墨がじゃまになりそうだが (特に入れ墨を忌避する傾向の強い本邦の場合) 、まあ財団なら跡を残さず消せるのかもしれない。


なお実際に解放するかどうかは著者各位のヘッドカノン (内設定) にもよるが、大概は解放せず記憶処理を行ってまた再雇用するというのが一般的な理解となっている。シェアード・ワールドSCP Foundation明期は1ヶ月経ったらガス室送り (例終了)、というのが一般的であったが、「いくらなんでも死刑囚の数が足りないだろう」という摘が多くなされ、記憶処理のヘッドカノン流となったわけである。著者によっては記憶処理もなく、契約いかんでずっと財団に雇用され続けるパターンも存在する。

論、それでも死刑囚不足問題は常につきまとっており、また基本的にアノマリーの研究に対して財団職員が望むプロファイルのDクラス職員が常に都合よく用意されることから、「死刑囚以外にもDクラスを集めるルートがあるのではないか」という議論も常々なされてきた。後述ではそのことについても触れていくことにする。

Dクラス職員の扱い

基本的にモルモット役であることから、財団において危険の最前線にいるということを考えれば、扱い自体はあまりいいものとはいえない。職員からも「D-XXXX」と数字で呼ばれており、実験で亡くなっても報告書に名前が載らないこともザラ。職員たちも (その職員の性格にもよるが) 人間というよりは備品扱いしているケースもままみられる。とはいえ生きている人間なので、死刑囚であるということを前提としても食事や娯楽、医療などは一般職員と同等に提供はされるようだ (あまり奢侈なものはないだろうが) 。SCP-409 (伝染性の水晶) の実験ではインタビューを実施する的のためにSCP-500 (万能薬) を投与されたケースも。

研究員やフィールドエージェントのなかには、収容や実験の円滑な実施のためにある程度Dクラスと友好的に接するものもいる。また、収容チャンバー#3942におけるD-24390のように重要人物になってしまったために雑に扱えなくなった事例もある。

Dクラスの「D」

財団における「Dクラス職員」の「D」は「A-E」まである5つのクラスの上から4番ということにすぎない。AクラスO5評議会員や一部サイト管理官、Bクラス職員が他のサイト管理官等、Cクラスが一般職員となっている。Eクラスは例外的にCクラス以上に該当する人が新たに定された異常存在の収容に際し危険にさらされる職員に適用され、基本的に一番低位なのはDクラスということになる。

しかし、A-Eまであるんですよと言われたところで、多くの読者はピンとこないであろう。というのも、財団内で上位の権限を持つことは「セキュリティクリアランスレベル」などで示される。事実、他の4クラスの財団報告書内での使用率は非常に例が少ない。一方でDクラスはとにかく登場数が多い。このこともあり、「Dクラス」という呼称のほんとうの意味を隠すために、後付でA-Eクラスが設定されているのではないか、という疑念が呈されることもあった。

よく言われるのが「使い捨て (Disposable)」のD、であろう。基本的に死ぬことが予想されるような実験に彼らは深い説明を受けずに投入され、死を悼まれることもない。他にも、SCP-1851-EX (ドラトマニア/逃亡奴隷精神病) ではもともとDクラスは死刑囚ではなく黒人を採用していたということから、「逃亡奴隷精神病(ドラトマニア)クラス」という意味合いであった、と説明される。

Dクラスはどこから来るのか

前述の通り、死刑囚終身刑の受刑者が基本的にはDクラスとなるように契約する、という設定が一般には有名ではあるのだが、よくよく考えなくてもそれでもなおDクラスの数は足りない。そもそも死刑になるような犯罪者なんてそう多くはないし、そういった人たちは往々にして示に素直に従うとも限らない。

実際、財団の報告書では明らかに別の由来としてのDクラスが起用されているケースもままみられる。

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