MMD弱音ハクとは、MikuMikuDance(以下「MMD」と呼称)モデル「弱音ハク」の関連動画につけられるタグである。
弱音ハクはMMD標準モデルとして用意されているが、MMDのP(プロデューサー)や3Dモデル製作者によってMMDユーザーモデルも公開されている。
本項目では上記の製作者達の手によるハク及び関連動画を紹介していく。
上記にあるような弱音ハクのキャラクターが変化していった要因として多大な影響を与えたのが、3Dアニメーション制作ソフトMikuMikuDance(以下MMD)の存在である。それは、MMDやMMD-band editionに於いて弱音ハクモデルが、MMD職人をはじめとする動画制作者達の手によって、多く活躍している様が自然とユーザーに受け入れられているからである。
MMDでは、あにまさ氏によってモデリングされた弱音ハクがVer.3.01以降のMMD付属モデルとして正式採用されている。他のキャラクターより体格が大きく、ダンスが映えるとされている。それはスタイルの良さや後ろに束ねた長髪がなびく様などのモーションの表現がプラスに働くからと考えられ、MMDを用いた動画に弱音ハクが数多く採用されていることからもうかがえる。またメインのみならずバックダンサーとして採用されることも多く、非常に優秀であるようだ。
そしてMMD Ver.5で搭載された物理エンジンの実装により、そのMMD動画制作者の多くがハクモデルの胸部に物理演算情報の実装を実行するものと予想される。何故ならばハクの豊かな胸にそれを実装することが、3Dモデルのリアルな胸のどたぷんをじっくり堪能して自然な挙動の研究に最も適していると考える事ができるからである。
2009年後半頃からダンスのみならず、ついには武道・武術をも体得し、とりわけ中国武術の見事な演武を披露する動画※3で散見できるようになってきた。
MMD-band editionの作品群では単なる脇役ではなく、バンドのリーダー的存在として採用される例が数多く見られる。それはバンドの構成員として公式なボーカロイド達に混じって、あえて亜種であるハクが採用されていることからも伺い知ることができる。そしてハクが担当する楽器は多岐にわたり、時には間奏のソロなどで派手なアクションを伴う演奏をきっちりとこなすなど、制作者には動画や曲における重要なキャラクターの1人として位置づけられ、その期待に十分に応えているようである。
MMD-band editionでのハクは基本的に楽器の演奏に専念し、歌を伴う場面は多くない。せいぜい初音ミクのボーカルにコーラスとして重ねるといった程度だった。しかしマイゴッドPが制作した動画※4では、ハクが歪ませた声で朗々と歌詞を読み上げる場面が存在し、コメントから見事なデスボイスの持ち主と評された。非公式でありながら歌が上手に歌えないというキャラクター設定と相まって、同動画を視聴したものに少なからずとも衝撃を与えた。
SEGAが開発・発売した初音ミクを用いたゲーム、初音ミク -Project DIVA-において、亞北ネル共々出演しており、さらにはグットスマイルカンパニーからねんどろいどぷちでの販売が予定されるまでに至り、派生キャラとしては破格の出世を遂げている。
※4.関連動画参照のこと
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/21(土) 22:00
最終更新:2024/12/21(土) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。