SCAR 単語

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スカー

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曖昧さ回避

SCAR(スカー)とは、

  1. 傷・傷跡を意味する英単
  2. ベルギーFN社アサルトライフル「FN SCAR」 (この記事で記述)

SCARとは、ベルギーFN社開発した突撃銃である。

1960年代より今日までアメリカ軍等で使用され続けているM16M4シリーズ更新する、いわゆる次世代ライフルになるはずだった

特徴・スペック

SCARは「特殊部隊戦闘アサルトライフル (Special operations forces Combat Assault Rifle)」の略だが、下述の通りアサルトライフルとしてだけでなく様々な形態として運用でき、またライフルとしての運用をしたものであるため、若干その名に偽りありである。かっこいいけど。

現在の対応弾薬5.56mmNATO弾および7.62mmNATO弾
使用弾薬ごとに「SCAR-Lライト)」、「SCAR-Hヘビー)」の名前が付けられている。
また、現在米軍開発中の6.8mm弾への対応も予定されている。

シーバーの芯やボルト、バレル等を除いた素材のほとんどを、軽量だが軍務に耐えうる強化脂製とし、動作機構には信頼性が高く反動も軽減しやすいショートストローク・ガスピストン+ターンボルトロッキングを採用。外装の上部はフルフラット20mmレイル化してあらゆる照準器に対応し、側面、下部にもレイルを備え拡性を高めている。床は大きな肩当に伸縮機構を持ちおおよその体系にフィットするように作られており、折りたたみ式でたたんだ状態での射撃も可

言ってしまえば、特に変わった事はせず、しかしひたすらにめられる要件をきっちりクリアしたである。

の特徴として高い汎用性、というか可変が挙げられる。
上述の通り基本モデルだけでも5.56mmと7.62mmが用意されているが、それぞれスタンダードロングショートの、3サイズパーツを組み替えられるのだ。ショートバレルにダットサイトを装着したCQB仕様ロングバレルに二脚とC-MAGを装着した機関銃仕様ロングバレルに高倍率スコープを装着すれば狙撃銃仕様と、あらゆる条件に対応が可である。もちろん基本となるレシーバーボルト等は共通である為、同時に生産性も確保されている。

なお、トリガーマガジンキャッチの操作系統はM16系統と共通化され、M16系からの移行を行いやすい配慮がされている。SCAR-LのマガジンM16と共通である。

難点としては、がっちりした構造のために重量がやや重めな点が挙げられる。また、排莢口上部に配置されたチャージンハンドルボルトの動きと連動しており、発射すると前後にガコガコ動くため、うかつな構え方をしてをぶつけるユーザーも多い(この点に関しては、後にハンドルボルトを非連動化するオプションキットがリリースされている)。

軍・法執行機関
民間
SCARは身のサイズ変更ができるのが特徴だが民間用では16.25インチ固定となっている。
あとセミオートモデルのみでフルオートモデルがない。

また、SCAR装着を前提に開発されたオプション武器として「EGLMグレネードランチャー」が存在する。

運用実績

2003年米国特殊作戦軍のトライアル勝利し、2005年SOCOMで試験運用が開始。SCAR-LとHはそれぞれ「Mk.16 Mod.0」「Mk.17 Mod.0」の名称で採用された。
2009年には600挺のMk.16が第75レンジャー部隊に配備されたが、翌年にはSOCOMが新規調達を停止し、2013年末に運用を終了した。以後はMk.17と狙撃モデルのSCAR-H TPR「Mk.20 Mod.0 SSR」が運用されている。一応、海軍ではMk.16も引き続き運用されているようだが……。

こうなってしまった理由はコストの割にM4から更新する明確な利点がない」という米軍コメントが全てを表していると言えよう。いくら性が良くても、現行のM16M4にも豊富なカスタムパーツが登場した現在では、SCAR-Lで出来ることはM4でも大体出来るのである。M16により確立され尽くした米軍の武装システム更新する理由もない。
一方、Mk.17が残されたのは「大は小を兼ねられる」ためである。コンバージョンキットを組み込めば「5.56mm仕様のSCAR-H」が出来上がる。これならわざわざMk.16を残さなくても、Mk.17を状況に応じて組み替えて運用すればコスト削減になるわけである。

最大の市場である米軍採用の開拓は振るわなかったとはいえ、米国の法執行機関では警備隊や議事堂警備隊に導入されていることが確認できる。更に民生用の「16s」と「17s」は大人気であり、一時は予約1年待ちという状態にもなっていた。全体としては良くはないが悪くもない、それなりのセールスを記録したと言っていいかもしれない。
軍向けのセールスも、FN社お膝元のベルギーを始め、フランスペルーリトアニアセルビアなどで採用が決定し、そこそこ堅調に推移しているようだ。

また、優れたモジュラー機構とストックの構造は、開発時期が近く開発思想にも共通点が多いマグプル社のMASADAと並んで、後に開発された銃器にも少なからぬを与えている。一例をあげれば豊和工業20式小銃などは、外見からSCARのが強く見て取れる。

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最終更新:2024/05/30(木) 09:00

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