熱血高校ドッジボール部とは、架空の教育機関である私立熱血高等学校にあるドッジボール部の事である。世界大会の常連校で宇宙人を倒したり自らの闇にも打ち勝ったりする。果てにはサッカー部を手助けして全国制覇したりアイスホッケー部にアイスホッケーで勝ったりするナイスガイの集団である。
現実においてはテクノスジャパンから発売されたゲームで、くにおくんシリーズのラインナップ作品である。1987年にアーケードゲームとして誕生し、ファミコンやPCエンジンなど多くのハードに移植された。
ドッジボールをモチーフとしたゲームだが、ボールをヒットさせられると外野に送られる一般的なルールではなく、選手にHPが設定されており内野の選手全員のHPを0にした方が勝ちというルールである。後続のドッジボールゲームにもこのノックアウト制を採用したゲームが多い。
一定の歩数をダッシュしたり、ダッシュジャンプの最高到達点のタイミングでボールを投げると必殺技が出るのが主な特徴。またHPが0になると天使の羽が生えて奇怪な効果音と共に天に昇っていくのも本作の魅力である。
BGMは民謡や歌謡をモチーフとしたものが多く高い評価を得ている。
熱血高校を操作し、花園高校や世界の強豪と対決していく。くにおとりき以外の選手には固有名が無い。くにお以外の部員も数合わせ程度であり、ボールをキャッチしたらくにおに回し、くにおが倒されたらほぼ詰みというワンマンプレーを求められる。
キャッチの判定は緩いが、絶対に捕れず避けるしかない必殺シュートもある。制限時間が存在し、時間内に敵の内野を全滅させないとゲームオーバーになる。周回プレイにより難易度が上昇し、敵のHPが増え、制限時間が短くなっていく。
アーケード版から大きくアレンジされており、全てのキャラクターに必殺シュートが設定され、パラメータでも全員に個性付けがされている。
モードはえんせいし゛あい、たいこうし゛あい、ふ゛かつどうの3つである。難易度はやさしい、ふつう、むずかしいの3種類あるがCPUの強さが変わるだけでそれ以外の変化はない。
モードセレクトの際にセレクトボタンを押すとチームの名前やキャラの名前を変更できたりするので、熱血高校に飽きたらいろんな名前を入力するといいかもしれない。
花園高校から始まり最後のアメリカ戦までを勝ち抜くキャンペーンモードで、世界各地を駆け巡り最後のアメリカ戦勝利を目指していく。アメリカ戦を全員生存した形で終えると……。
仲間のステータスは成長しないが相手はどんどん強くなっていくので攻略するにはある程度自分の腕を磨く必要がある。
えんせいし゛あいに登場するチームを使っての対人オープン戦モード。主な概要はえんせいし゛あいに順ずる。
熱血高校の6人を使ってのいわゆる『めちゃぶつけ』モードである。4人まで同時対戦が可能。(めちゃぶつけに関しては各自ググってほしい)
日本の翌年、1989年に「Super Dodge Ball」の名称で発売された。北米版ということもあってか主人公チームはTEAM USAとアメリカのチームになっており、初戦の対戦相手もアメリカのALL-STARSとなっている。そのほかにも日本版ではあふりかだったチームがKENYA(ケニア)となっている。日本は7戦目(つまり最終戦の前)に登場するため、かなりの強敵となっている。なお、最終戦はソ連であり、謎の軍団の出現条件は日本版と同じである。
アーケード版をベースにファミコン版の要素をミックスしたアレンジ移植。基本的な操作はファミコン版と変わらないが、アーケード以上にスクロールが滑らかなため動きが俊敏である。またファミコン版と違い内野は4人である。
アーケード版を再現した「せかいたいかい」と「2Pたいせん」に加えて、オリジナルの「くえすともーど」がある。
謎の宇宙人が来訪し地球人をさらう事件が発生する。くにおは宇宙人の野望を止めるべく全世界のドッジボーラーと対戦して仲間を集めて宇宙人を倒すのが目的である。もはやドッジボールと一切関係ないとか言わないで。
一目で見てあきらかにキャラの大きさがおかしく、相手チームの大きいキャラを自分のチームに誘ってパワーアップさせていくのが大きな特徴である。その際に自分のチームの小さな選手とトレードするので注意。
ファミコン版と北米版「Super Dodge Ball」収録。
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最終更新:2024/04/19(金) 23:00
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