鳩山一郎 単語


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ハトヤマイチロウ

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イチロー鳩山一郎とは、第52~54代内閣総理大臣である。

概要

戦前からその名を馳せていた大政治家自民党初代総裁でもある。ぽっぽこと、第93代内閣総理大臣 鳩山由紀夫民主党)の祖父

一高→東大という当時のエリートのお決まりのコースを歩み、大正4年1915年)に代議士に初当選。戦時中は大政翼賛会と対立し、賛会非推薦補として出、当局の選挙干渉をはねのけて当選している。

戦後は幣原喜重郎の後任として昭和21年1946年)に首相就任が確実視されていたが、昭和天皇からの組閣の大命降下を受けに行く直前(すでに着替えていた)に彼の職追放が決定、鳩山内閣は流産した。その後、吉田茂自由党総裁職と総理大臣職を譲り、謹慎を余儀なくされるが追放から5年経ってもなかなか職追放が解除されない焦りが祟ってか、溢血で倒れてしまう。(直後に追放解除)

回復後は昭和21年吉田内閣を譲ったときの約束に基づき、吉田総理の座をく譲れと要請したが、権力の旨みを知った吉田は「病人に政権を任せられんなぁ」と言って鳩山無視、以後二人の関係は政敵の間柄となり、そのうち自由党からも離党、重三木武夫が率いていた少数保守政党の改進党と合同日本民主党を結成する。昭和29年1954年)、吉田茂内閣総辞職後を受けて内閣総理大臣に就任。吉田貴族主義的で批判を受けたが、鳩山鳩山ブームといわれるほど人気を集めた。まもなく総選挙を行い、彼の率いる日本民主党は第一党にはなるが、過半数は得られず、選挙前と同様、少数与党として続けていくことになる。

昭和30年1955年)、左右に分かれていた社会党が政権交代を実現させるために合同すると、保守の側でも自由党民主党の合併を行うべきという議論が起こり、両党は合併して自由民主党が結成される。なお、当初は旧自由党旧民主党に埋められない溝があったために結成から半年は総裁を置かず、旧自由党から緒方虎、大野旧民主党から鳩山一郎、三木武吉の4人を総裁代行委員として党を運営する形にした。翌年4月5日に正式に自民党初代総裁に就任。

首相としては、再軍備を正式に認める憲法改正やその為の小選挙区制への移行を模索していたが、党内外の反発で実現できず。一方、ソ連との回復に成功し、シベリアに抑留されていた日本軍の将兵を取り戻し、国連加盟を成功させた。これをとして首相を退任する。

「友愛」

今では孫である鳩山由紀夫の代名詞となっている友愛であるが、その元祖は鳩山一郎である。なお、いわゆる友愛される」とはまったく関係なので。

エピソード

盟友・三木武吉

鳩山一郎を語る上で欠かせない人物が盟友の三木武吉である。

三木香川県の出身、若い頃はうどん食い逃げする、喧嘩に明け暮れるなどDQNフリーダム少年時代を過ごしつつ早稲田大学卒業、その後、政治家を志し、1917年、2度総選挙で初当選。そんな彼が1915年頃に早大時代の恩師である鈴木三郎を訪問した際、紹介されたのが鈴木の義であった鳩山一郎である。この二人、性格は正反対と言っても良かったが何故かウマが合い、基本的に汚れ仕事が嫌いな鳩山の代わりに自分が権謀術策の限りを尽くしたり、鳩山職追放されたり、溢血で倒れたときに「お前をいつか絶対に総理にしてやる、だから今は寝てろ」と励ましたりと盟友・鳩山のために労を惜しまなかった。

当時の大物保守政治家としてはしく、一度も閣僚経験をしないまま鳩山より一足先にした。

この他、ユーモアや男気あふれるエピソードが数多く存在するが、ここでは語らない。詳しくはウィキペディアチェック

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