サイヤ人とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』・『ネコマジンZ』及びそれを原作とする漫画・アニメ・ゲームに登場する架空の人種、戦闘民族(戦闘種族)である。
外見は黒髪と黒い目を持ち、風貌は地球人における黄色人種に似ているが、長い尻尾がある。
尻尾は切られると、また再生したり再生しなかったりする。
また、一般的な地球人と比べると、かなりの大食いである。
生まれたときから性格は凶暴であり、地球に送られた赤ちゃんの孫悟空も当初は手が付けられなかったほど暴れん坊だったらしいが、頭を打った衝撃で、地球人以上に純朴で正義感溢れる少年に変わった。
満月を見ると大猿化して、戦闘力が10倍に増す。これは目から通して尻尾が月から出る1700万ゼノを超えるブルーツ波に反応して起こる。
悟空や悟飯も普段は温厚であるが大猿化すると、凶暴化して暴れまわる。
悟飯は地球人との混血であるためか、少々理性が残っていた。
ベジータは凶暴化はするものの、理性は残っていた。
ある一定の条件を満たすと、超サイヤ人や超サイヤ人ゴッドに変身できるようになるが、条件は個人によって様々である。
戦闘民族であるために青年期が長く、40歳を超えても(原作終了時、ベジータは50歳を超えていたが、目立った老化現象は見られなかった)老化現象がほとんどないが、寿命は地球人と同程度。
ただし、この世界の地球人が現実世界の人間の寿命だとは限らない(300歳以上の亀仙人・鶴仙人など)。
また、超サイヤ人化することは身体への無理が大きく、寿命を縮めたり、病気などにかかっているとその病気を悪化させたりする危険がある。
さらに、純血サイヤ人の髪の毛は不気味に変化したりはしないが、一部が切られたりした場合は元の形に戻るようである。
サイヤ人は子供時代が地球人より長く、急激に成長して大きくなる。その為、神と神において孫悟天やトランクスに大きな成長が見られなかった。
地球人との混血のサイヤ人は、純血サイヤ人よりも潜在能力が高くなるらしく、これをナッパは「スーパーサイヤ人」と呼んでいた。
純血サイヤ人は、戦闘民族であるがゆえに戦うことが仕事であったため、孫悟空やベジータは地球での一般的な仕事はしていない。
フリーザによって惑星ベジータが破壊された、または直接殺されたため、純血サイヤ人の中では男性4名(孫悟空、ベジータ、ナッパ、ラディッツ)のみが生き残った。
劇場版や「ジャンプスーパーアニメツアー'08」オリジナルキャラクターなども含めれば、ターレス、パラガス、ブロリー、ターブル。
いずれにせよ女性の純血サイヤ人が全滅しているため、今後新たに純血サイヤ人が誕生することはなく、純血サイヤ人は絶滅する運命にある。
(なお、惑星ベジータは『ドラゴンボールZ 神と神』において、破壊神ビルスがフリーザに破壊させたことが明らかとなった。)
しかし、話が進むにつれてラディッツ、ナッパ、ターレス、パラガス、ブロリーの5人は順に死亡していき、原作終盤で生きている純血サイヤ人は、孫悟空、ベジータ、ターブルの3人のみ。(孫悟空は、『GT』で神龍と融合している。)
また、このうち悟空とベジータも死亡歴があることから、ターブル以外の全員は少なくとも1度死亡した描写がある。
なお、仮に魔人ブウ編でベジータが死亡してから悟空復活までの間にターブルが何らかの原因で死亡していたと仮定した場合、純血のサイヤ人は一時期完全に絶滅したことになる。
超サイヤ人を参照。
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最終更新:2024/05/01(水) 00:00
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