スラムドッグ$ミリオネア 単語


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スラムドッグミリオネア

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2006年 ムンバイ

彼はあと一問でミリオネア。なぜそこまで勝ち進めた?

A:ズルをした
B:ツイていた
C:天才だった
D:運命だった

スラムドッグ$ミリオネアとは、インド人外交官ヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』を原作とする2008年のイギリス映画である。監督は『トレインスポッティング』などのダニー・ボイル。

概要

クイズ番組の決勝まで勝ち進んだスラム街出身の主人公の人生を振り返るインドを舞台とした人間ドラマ。

監督は『ザ・ビーチ』撮影時に発生した現地での反発などを反省し今作のロケはインドのことをよく知り、楽しむことを心掛けたという。

ロケーションは全てインドで済ませ、役者陣もほぼ無名で揃えたことがことが功を奏し圧巻のリアリティを誇る。

インド映画お決まりのアレを用いたエンディングはシリアスな本編とは打って変わって明るく神EDと名高い。

第81回アカデミー賞では作品賞と監督賞を含む8部門を受賞。その他各国で様々な賞を獲得した。

あらすじ

日本でもおなじみの人気クイズ番組『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』。

そのインド版に出演したお茶くみの青年・ジャマールは、周囲の予想を裏切りあと一問で全問正解と言うところまで勝ち上がってしまう。

しかし、教授や医者、法律家でもせいぜい1万6000ルピーどまりなのに1000万を獲得したことを訝しんだ番組サイドによって彼は警察に引き渡され自白を強要させるため拷問を受ける。

スラム育ちの野良犬に何が分かる?

警察からの酷い仕打ちで意識が朦朧とする中、彼は「僕は答えを知っていたんだ」と声を振り絞り、自らが歩んできた人生を語りだす。

やがて迎える最終問題、間違えれば再び無一文。

スラムの負け犬が全てを振り絞って出した人生のファイナルアンサーの行方は――

登場人物

ジャマール・マリク
ジュフーのコールセンターでお茶くみとして働く数奇な運命を歩んできたスラム出身の青年。

ラティカー
孤児の女の子。ジャマールとは両想いだが離れ離れになってしまう。

プレーム・クマール
番組司会者。主演俳優の中で唯一インドのスターが演じているだけあり存在感は別格。

サリーム・マリク
ジャマールにとって唯一の身内である兄。今現在はギャングに属している。少年期はイジワルで身勝手な振る舞いが目立ち、特にとある行動については弟からかなりの恨みを買うが、やがて芽生えた信仰心により変わっていく。

警部
部下に拷問を命令する恐妻家の警部。

スリニヴァス
拷問を実行する太った警官。

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関連項目

  • ミリオネア
  • 不正はなかった
  • 運命
  • ザ・ビーチ
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