大塚正実(おおつかまさみ)とは、シンエイ動画に所属するアニメーターである。
『クレヨンしんちゃん』のテレビシリーズの作画監督や映画の原画、『ドラえもん』の映画版の原画などを多く担当している。
『クレヨンしんちゃん』シリーズでは非常にデフォルメのきいた作画をする人物で、一見すれば作画崩壊と取れる作画で多くの賛否両論を巻き起こすアニメーターである。
だがあくまで絵が下手なわけではなく個性が強いだけで、アクション・日常芝居ともに上手く、シンエイ社内では信頼を寄せられている腕利きのベテランアニメーターである。
そのため『クレヨンしんちゃん』初代監督の本郷みつるによると、2代目監督原恵一が最も信頼を寄せているアニメーターの一人であり、『チンプイ』時代から二人はツーカーの関係で、お互いに作画・演出の意図をしっかり汲んでいた。映画第3作『雲黒斎の野望』に登場する馬の“エンジ”が登場するシーンの原画は全て大塚氏が書いており、二人が揃わなければ描けなかっただろうものであった。
なお大塚氏が描く野原みさえは視聴者の間で「北海道」と比喩される。
現在はシンエイ動画劇場制作班に所属しており、テレビシリーズなどの参加はごくまれになったがその分劇場版などでは膨大な量の原画を書いている。
また、クレヨンしんちゃんにおいて氏が作画を担当した回は傑作回も多くあの絵だから面白さが引き立つと、概ね評価が高い。
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最終更新:2025/12/11(木) 09:00
最終更新:2025/12/11(木) 08:00
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