塩山紀生

塩山紀生（1940年3月28日 - 2017年4月13日）とは、日本のアニメーターである。熊本県出身。

概要

日本サンライズ作品（特に高橋良輔作品）などにおいて1970年代以降に多くの作品を手がけたアニメーター。

「顔がしもぶくれ気味で鼻の頭が丸く、口がへの字に結ばれている」いわゆる塩山絵と呼ばれるキャラクター造形と荒々しいタッチの作画で多くのファンを生んだ。1980年代には塩山作画のキャラクター絵専門の腐女子まで存在したほどである。

そもそも作画監督業がメカニック・キャラクターと分業になる前から活躍しており、キャラクター絵にとどまらずメカニックも作画しており幅広い守備範囲を持っていた。2000年代以降はイラストレーター業の他にCGのアニメ作画に挑むなど、第一線であり続けた人物である。

まるで山男のような面構えの塩山氏が、AT（装甲騎兵ボトムズに出てくる機動兵器）を「エーテー」と呼びながら作品へのこだわりを語るくだりは、世の最低野郎ども（ボトムズファン）の語りぐさとなったとか、ならなかったとか。

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関連項目

• 無敵鋼人ダイターン３（キャラクターデザイン）
• 太陽の牙ダグラム（作画監督チーフ）
• 装甲騎兵ボトムズ（キャラクターデザイン・作画監督チーフ）
• 機甲界ガリアン（キャラクターデザイン・作画監督チーフ）
• 鎧伝サムライトルーパー（キャラクターデザイン）