この記事の一部にはあんなことやこんなことが書かれています。 この記事を開いたまま席を離れたら、ごらんの有様になる可能性があります。 |
2008年12月19日にColorsから発売されたアダルトゲーム?で、魔法少女アイシリーズ通算5作目。
Colors名物シリーズの4年ぶりの新作であり、前作なみの出来を期待しているファンも多かった一本だった。
なお魔法少女アイは、アリスソフトの名作エスカレイヤーなどに影響を与えたほどの作品であり、同作のようないわゆる魔法少女が戦いに負けて屈辱や凌辱を受けるという、現在の魔法少女凌辱系エロゲーの元祖である。
アイ3の前情報は2004年の時点で画集という形態で発表されている。
しかし発売元のColorsは2006年に業務を縮小、事実上新作を出せない経営状態に陥った。せめてでも、売れ筋であったこのシリーズを発売しようとその全ての権利を別会社に譲渡して、製作スタッフもそちらに移籍させる事でなんとか製作にこぎつけたようとした経緯があった。
しかし発売日近くまで情報が提供されず、営業スタッフのブログの更新は途絶え、公式HPのサンプルCGは前作の使いまわしばかり、とこの時点から不安材料を抱えるような状況のなか発売日が決定、その後の延期告知も無くとりあえず期待を持つものも多かった。この時点では。
発売日直前、続々とフラゲ(1)情報が出てくる。しかしその報告される内容から、本スレは絶望的な状況に陥った。
酷い報告が続く中、不幸にも誰かがパッケージ裏に書かれていた「ごらんの有様だよ」という部分を掲載。
意図せず自虐になってしまったこの言葉は、ゆっくり改変AAとともにこの出来事を象徴する名言となってしまった。
なお、この後CGつきのエロシーンは存在する事が判明。ちゃんと音声も入っている。
発売日前日、修正パッチの製作がOHPで発表される。マスターアップ直後にパッチをリリースするのは修羅の国では良くある事で、「どうせファイル入れ忘れたんだろう(3)、これで安心」という声も上がったが、30分で何の告知もなくその文言が削除され、一気に不安が高まった。
しかし今度はOHPの場所を変えて、パッチ製作の文言が復活。振り回されたがだけか…。
かと思いきやまた30分で削除でもはや大混乱。
そして止めを指したのがズレに上げられたゲームの画像アーカイブを展開したスクリーンショットである。
これに描かれていた「内訳」は…
結果、総CG数14枚。税込9240円という値段にしてはセガサターンばりの省力化ソフトということになっていた。
この前代未聞の報告に甚大な衝撃が走り、核を越えたブラックホール地雷であると認定。
過去の栄光はどこへやら、すっかりファンは葬式ムードとなってしまった。
当日発売イベントが行われたが、このあまりの出来を知っている人間には商品の補充をする店員が涙ぐましかったらしい。
またこの「衝撃」は業界にも伝わり、当然のように買い取り価格は暴落、すでに見るも無残な状況になっている。
発売日当日に攻略キャラのルートの削除を発表した「Garden」でも当日でここまで下がりませんでした。
そしてメディオ!で現在買い取り不可。発売一週間たたずと言うのはおそらく前代未聞。
ちなみに、OHPでは謝罪文が掲載され、追加のアペンドディスクの製作に入ったと発表されました。
なおゲームの長さは、スキップすれば15分で終わる模様です。これで9240円(税込)
12/22にアペンドディスクの発表と、プロデューサーによる謝罪文がOHPに掲載。
アペンドディスクは2/29に発送。ネット環境があるならDLが可能。ないなら、普通の封筒に入れて郵送の二択が選べる。
しかし事実上中身が無いに等しいゲームが3ヶ月でどこまで出来るのかと言う不安があった。
ごらんの有様になったのは、プロデューサーの各部署への連絡不足による作業の遅延が原因というが、疑わしい。
エロゲ業界では、基本的に「クオリティアップの為」という常套句を使えば、1回程度の延期はさほど叩かれない風潮なので、そもそも最初から制作費を先に回収するつもりだった故意犯的犯行の可能性は否めない。あくまで推測に過ぎないが。
なお、アペンドディスクは新しいPが作るため、このPはアシスタントに降格した模様です。
3月1日より、アペンドディスクのダウンロードと配布が開始された。
しかし追加パッチと言っておきながら中身は84.9MBしかなく、製品版と合わせても600MB程度しかない。
「3ヶ月で作ったにしては頑張ったほうではないか」という意見もあるようだが、やはりボリューム不足は否めない。
上記のゲームを原作とした18禁アニメ。全三巻発売中。
あまり評価は高くないが、ゲームよりはずっとマシである。
アイ参が延期もなくごらんの有様な状態で発売されてしまったのは、このOVAとのタイアップのために延期ができなかったのが理由と言われている。
どの業界でもそうであるように、納期が足りないと納期以外の全てが削られていくのである。
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最終更新:2024/05/15(水) 20:00
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