1956年クラシック世代とは、競馬において1953年に生まれ1956年にクラシック競走を走った(旧4歳、現3歳を迎えた)競走馬の世代である。
日本競馬史上初めてアメリカへの海外遠征を敢行し、日本調教馬初の海外重賞勝利を達成した「栗毛の国際派」ハクチカラを代表とする世代。
他には朝日盃からハクチカラのライバルとして幾度も対戦し、菊花賞を勝ちこの年創設された中山グランプリの人気投票1位にも選ばれたキタノオー、皐月賞をレコード勝ちし安田記念など2000m以下のレースで活躍したヘキラク、桜花賞2着の後神戸盃を63キロという高ハンデで勝利し菊花賞でダービー馬ハクチカラ、皐月賞馬ヘキラクを抑えて2着になったトサモアー、障害競走には史上初となる春秋大障害連覇を達成した牝馬ケニイモアが有名。
また地方には中央から南関東大井に移籍した後破竹の9連勝、現在の東京大賞典や川崎記念を勝利した名馬イチカントー、アングロアラブにはサラブレッド相手に6戦5勝の名馬トモスベビーがいた。
海外にはアカネテンリュウ、タケシバオー、ハイセイコー、ヤシマナシヨナルなどの父で、ニホンピロウイナーやタケノベルベットの母父としても知られる60~70年代を代表する大種牡馬チャイナロック、フランスで活躍した後日本に輸入され、母の父など母系からテスコガビー、アイネスフウジンなどを輩出したモンタヴァルなどがいる。
| 競走名 | 1956年(現3歳/旧4歳) | 1957年(現4歳/旧5歳) | 1958年(現5歳/旧6歳) |
|---|---|---|---|
| 皐月賞 | ヘキラク | 4歳馬限定戦 | |
| 東京優駿 (日本ダービー) |
ハクチカラ | 4歳馬限定戦 | |
| 菊花賞 | キタノオー | 4歳馬限定戦 | |
| 桜花賞 | ミスリラ | 4歳牝馬限定戦 | |
| 優駿牝馬(オークス) | フエアマンナ | 4歳牝馬限定戦 | |
| 天皇賞(春) | キタノオー | ||
| 天皇賞(秋) | ハクチカラ | ||
| 中山グランプリ(1956) 有馬記念(1957~) |
ハクチカラ |
| 競走名 | 1956年(現3歳/旧4歳) | 1957年(現4歳/旧5歳) | 1958年(現5歳/旧6歳) | 1959年(現6歳/旧7歳) |
|---|---|---|---|---|
| 東京障害特別(春) | イシカリ | |||
| 中山大障害(春) | クロシオ | ケニイモア | ||
| 京都大障害(春) | カネハタ | |||
| 東京障害特別(秋) | ||||
| 京都大障害(秋) | ||||
| 中山大障害(秋) | ケニイモア |
※当時の格付けは全てオープン重賞。太字は現在のG1級競走。
| 前世代 | 当記事 | 後世代 |
|---|---|---|
| 1955年クラシック世代 | 1956年クラシック世代 | 1957年クラシック世代 |
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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