1935年クラシック世代とは、競馬において1932年に生まれ1935年にクラシック競走を走った(旧4歳、現3歳を迎えた)競走馬の世代である。
東京優駿大競走(日本ダービー)を3戦3勝、当時の最大着差6馬身で勝利したガヴアナーを代表とする世代。なおガヴアナーはその後調教中の事故で無敗のまま亡くなっている。
同世代には下総御料牧場がアメリカから輸入した3頭の繁殖牝馬が生んだ持込馬、月友、クレオパトラトマス、エレギヤラトマスがいる。このうちクレオパトラトマスとエレギヤラトマスは天皇賞の前身の帝室御章典を制している。また、この3頭は戦前~戦後にかけて日本の競走馬生産に影響を与える存在になる。
またこの年にはイギリスではバーラム、アメリカではオマハが三冠を達成している。
| 競走名 | 1935年(現3歳/旧4歳) | 1936年(現4歳/旧5歳) | 1937年(現5歳/旧6歳) | 1938年(現6歳/旧7歳) |
|---|---|---|---|---|
| 東京優駿大競走 | ガヴアナー | 4歳馬限定戦 | ||
| 帝室御賞典(阪神)(春) | エレギヤラトマス | 1938年再編 | ||
| 帝室御賞典(春) | 1938年新設 | |||
| 農林省賞典競走(東京)(春) | ホンイチ | 1938年廃止 | ||
| 農林省賞典競走(阪神)(春) | クヰンアスパー | 1938年廃止 | ||
| 帝室御賞典(東京)(春) | クレオパトラトマス | 1938年再編 | ||
| 牝馬連合競走(春) (~1935年) 農林省賞典牝馬競走(春) (1936年~) |
クレオパトラトマス | 1938年廃止 | ||
| 帝室御賞典(横浜)(春) | 1938年再編 | |||
| 帝室御賞典(小倉) | 1938年再編 | |||
| 帝室御賞典(福島) | プレジユア | 1938年再編 | ||
| 帝室御賞典(札幌) | イエミチ | 1938年再編 | ||
| 帝室御賞典(函館) | 1937年再編 | |||
| 帝室御賞典(横浜)(秋) | アカイシダケ | 1937年再編 | ||
| 帝室御賞典(阪神)(秋) | スモールジヤツク | 1937年再編 | ||
| 農林省賞典競走(阪神)(秋) | スモールジヤツク | 1938年廃止 | ||
| 帝室御賞典(東京)(秋) | 1937年再編 | |||
| 帝室御賞典(秋) | 1937年新設 | |||
| 農林省賞典競走(東京)(秋) | アカイシダケ | 1938年廃止 | ||
| 農林省賞典牝馬競走(秋) | ジヤンダークトマス | 1938年廃止 |
| 競走名 | 1935年(現3歳/旧4歳) | 1936年(現4歳/旧5歳) | 1937年(現5歳/旧6歳) | 1938年(現6歳/旧7歳) |
|---|---|---|---|---|
| 中山大障碍特別(1935年) 農林省賞典障碍(春)(1936年~) |
||||
| 農林省賞典障碍(秋) | トーナメント |
| 競走名 | 1938年(現6歳/旧7歳) | |||
|---|---|---|---|---|
| 中山四千米競走 | アカイシダケ | 1937年廃止 | ||
| 横浜特別(春) | クレオパトラトマス | |||
| 阪神記念(春) | スモールジヤツク | モアーザン | ||
| 横浜農林省賞典四・五歳呼馬 | 1938年新設 | |||
| 横浜特別(秋) | ツキヤス | |||
| 阪神記念(秋) | クレオパトラトマス |
| 競走名 | 1935年(3歳) |
|---|---|
| 1000ギニーステークス | Mesa |
| 2000ギニーステークス | Bahram |
| オークスステークス | Quashed |
| ダービーステークス | Bahram |
| セントレジャーステークス | Bahram |
| 競走名 | 1935年(3歳) |
|---|---|
| ケンタッキーダービー | Omaha |
| プリークネスステークス | Omaha |
| ベルモントステークス | Omaha |
| 前世代 | 当記事 | 後世代 |
|---|---|---|
| 1934年クラシック世代 |
1935年クラシック世代 | 1936年クラシック世代 |
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最終更新:2025/12/05(金) 23:00
最終更新:2025/12/05(金) 22:00
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