BF(ブラックフェザー)とは、遊戯王OCGに登場したモンスターのカテゴリーの1つである。
アニメではクロウ・ホーガンとロバート・ピアスンがこのカテゴリーのモンスターを使用する。
概要
「BF」モンスターの殆どが闇属性・鳥獣族で統一されている。例外は光属性の「BF-極光のアウロラ」と、戦士族の「BF T-漆黒のホーク・ジョー」の2体のみである。
個々が優秀な能力を持ち専用サポートも強力で、更に高い展開力もあるという強力なカード群でありながら、主流のデッキにメタを張れるカードを自然に投入できることから、当時のOCGではトップレベルのデッキとされていた。
そのあまりの強さに、漫画版「遊☆戯☆王GX」の作者から「誰が使っても勝てるデッキ」とまで言われるほど。実際に2009年の世界大会はBFデッキが制しているので、その発言もあながち間違いではない。
その後、猛威を振るっていたカードたちが軒並み制限カードに指定されたことや、環境の変化により第一線からは退くこととなる。
2024年現在はリンク召喚の登場により、恐らく帰ってこれない禁止カードのBF−朧影のゴウフウ以外のカードはすべて制限解除されており、妨害さえなければモンスターゾーンを全て埋め尽くすことは余裕な展開力はあり、ファンデッキとしてはかなり強い実力を持ち合わせている。
なお、アニメでBFデッキを使用するクロウが度々相手の使用する強カードを批難する発言が見られるが、BFの強さから大抵は「お前が言うな」というツッコミを入れられてしまう。ただし、初期のBFがあまりにも強すぎた為、後のBF関連カードはモンスターからサポートまでほとんど自重し過ぎな性能になっている(追加で新カードを買わなくてもデッキが強いままというメリットでもあるが)。それら後期BFに対しても「チート」「強すぎ」などと言うと「知ったか乙」「強くねーよ」と突っ込まれる事になるので注意しよう。
そういった経緯もあり暫く大人しくしていたBFだが、遊戯王OCGが第9期を迎えたことで新たな動きを見せ始めている。
優秀と言われていた漫画版『遊戯王5D's』のBFカードがその強さを維持(あるいは強化を受けて)OCG化されたことに始まり、アニメ『遊戯王ARC-V』でまさかの再出演を果たしたクロウが使用する「A BF(アサルト ブラックフェザー)」の登場、「BF-毒風のシムーン」の登場による、「黒い旋風」のアクセスがしやすくなったり、着実にその力を高めている。
第11期以降
2022年7月16日発売の「DARKWING BLAST」にて新たに「BF」の強化カードが多数登場した。
このパックで登場した新規カードは「ブラックフェザー・ドラゴン」の役割付けを行ったのと同時に新規カードでの展開がメインになるため、今までとは大きく変わって偶数レベルでのシンクロ召喚がメインとなり、新機軸の「BF」の構築が可能になった。
その影響で、「BF-孤高のシルバーウィンド」や「A BF-神立のオニマル」が大きく評価を上げることになった。
カード説明
ここでは「BF」カテゴリのモンスターカード及び魔法・罠カードの中でも特に優秀なものと、「BF」シンクロモンスターについて記載する。
以下、遊戯王カードwikiより引用。
メインデッキの「BF」モンスター
BF-疾風のゲイル
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
1ターンに1度永続的に相手モンスターの攻守を半減させる強力な効果を持つ(重ねがけも可能)。
このカードの攻撃力は1300なので単独で上級モンスターの基準を超える攻撃力2600まで対処可能と強力な使い切りのアタッカーとしても使えるため、他のデッキに派遣されることも多い。また永続的に下がるため魔力カウンターで攻撃力が上がる魔導戦士ブレイカーなどは自身の効果で攻撃力を上げることすら不可能になるという厄介な裁定が下っている。更にフィールドに他の「BF」がいれば自身を特殊召喚することも出来るため、大量展開や速攻シンクロも可能である。その強さから当時制限カードに指定されていた、「BF」のインチキ効果の筆頭。
そんなゲイルも、2015年10月の改訂でようやく制限解除となった。やったね!
BF-黒槍のブラスト
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守 800
(1):自分フィールドに「BF-黒槍のブラスト」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
ゲイル同様の特殊召喚能力と貫通能力を持つ。
後述のシロッコの効果で強化された貫通攻撃は非常に強力。
BF-暁のシロッコ
効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻2000/守 900
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで通常召喚できる。
(2):1ターンに1度、
自分メインフェイズ1に自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
そのモンスター以外のフィールドの「BF」モンスターの攻撃力の合計分アップする。
この効果を発動するターン、対象のモンスターしか攻撃できない。
上級としては攻撃力はやや低いものの、自身の効果により下級同様に扱えるので事故要因になりづらい。
「BF」の攻撃力を1体に集約する効果は大量展開を得意とする「BF」では容易に行え、個々の攻撃力では対応できないモンスターも処理することが出来る。とはいえ、「BF」としてはそれほど強力なモンスターではなく、サイバー・ドラゴン等の方が使い易い。
最大の利点は、レベル5の「BF」と言う事で下記する「大旆のヴァーユ」と組み合わせられる事である。
BF-極北のブリザード
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する
召喚時に星4以下の「BF」を墓地から特殊召喚する能力を持つ。
墓地が肥えていれば、手札1枚で「BF-星影のノートゥング」を始めとする強力なシンクロモンスターに繋がる。
BF-蒼炎のシュラ
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守1200
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
デッキから攻撃力1500以下の「BF」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
相手モンスターを破壊した時、デッキから攻撃力1500以下の「BF」を特殊召喚する能力を持つ。
特殊召喚されたモンスターは効果が無効になるものの追撃を行え、チューナーを呼べばシンクロも容易に行える。
BF-月影のカルート
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000
(1):自分の「BF」モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1400アップする。
手札からこのカードを捨てることで「BF」1体の攻撃力を1400上げる効果を持つ。
対処が困難なダメージ計算時に発動でき、ゲイルなども絡めれば大半のモンスターを戦闘破壊できる。
後述の「黒い旋風」での容易なサーチと戦闘で効果を発揮するモンスターの多いのも利点である。
一時は制限カードに指定されていたが、今は無制限に返り咲いている。
BF-大旆のヴァーユ
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、S素材にできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
チューナー以外の自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ「BF」Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
星1のチューナーだが、効果を無効化されない限り、正規のシンクロを行えないデメリットを持つ。
その真価は墓地で発揮され、墓地に存在するこのカードと他の「BF」1体を除外することで除外したモンスターと同レベルの「BF」シンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚することができる。この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効になり、正規のシンクロ召喚ではないため、蘇生することも出来ないが、手札を消費せずに高攻撃力のモンスターを呼び出せるため非常に強力。因みにこのカードは効果を無効化されれば通常のシンクロ召喚を行えるが遊星が使用しているクイック・シンクロンや救世龍セイヴァー・ドラゴンは効果を無効化しても召喚できるモンスターの制限は残るため一歩抜きん出ている。またシンクロ召喚では無い為作中でクロウが大苦戦していた不協和音を無視して召喚をする事ができる。墓地BFのキーカード。
BF-二の太刀のエテジア
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 400/守1600
自分フィールド上に存在する「BF」と名のついたモンスターが
相手モンスターとの戦闘を行ったダメージステップ終了時に
その相手モンスターがフィールド上に存在する場合、
このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
BF-極光のアウロラ
効果モンスター
星10/光属性/鳥獣族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在する「BF」と名のついたチューナー1体と、
チューナー以外のモンスター1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分のエクストラデッキから「BF」と名のついた
シンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、
同じ攻撃力と効果を得る事ができる。
フィールドの「BF」チューナーとチューナー以外のモンスターを要求するため要求が厳しめ。
シンクロモンスターの効果をエンドフェイズまでコピーできるが、基本的に現在採用したい「BF」シンクロは永続系での効果を持っていることが多く、シンクロ召喚が出来てしまえばいいのでこのカードを使うべきかは微妙なところ。
「スモール・ワールド」の経由カードとして、このカードは唯一の光属性でレベルが異なり、「スモール・ワールド」なしで引いたとしてもシムーンのコストとして処理できる点が優秀。その場合、守備力0であることに注意。
BF-激震のアブロオロス
効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守1800
このカードは特殊召喚できない。
1ターンに1度、このカードの攻撃力を1000ポイントダウンし、
相手の魔法&罠カードゾーンに存在するカードを全て持ち主の手札に戻す事ができる。
この効果はメインフェイズ1にしか使用できない。
このカードと戦闘を行ったモンスターは、その戦闘で破壊されずダメージ計算後に持ち主の手札に戻る。
ターン1で相手の魔法罠ゾーン全バウンスが出来、戦闘では墓地効果の発動を避けられる。
しかし一切の特殊召喚が出来ないため、効果を活かすのが難しい。
BF-東雲のコチ
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1500
特殊召喚されたこのカードはS素材にできない。
特殊召喚された場合にはS素材にできないデメリットしか持たない「BF」モンスター。
しかし比較的レベルの高いチューナーとして利用できる他に、エクシーズ素材として扱いやすいレベルであることは少なくない利点である。BFでも特に有用な「RR-フォース・ストリクス」の素材及びサーチ先になれる。
BF-精鋭のゼピュロス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1600/守1000
「BF-精鋭のゼピュロス」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ダメージを受ける。
デュエル中に1度だけ、自分フィールドの表側表示カードを1枚手札に戻すことで墓地から特殊召喚できる。
ただし、この効果で特殊召喚した場合400ポイントのダメージを受ける。戻すカードの種類は問わず、特殊召喚後のデメリットも存在しないため非常に汎用性の高い効果を持つ。単体での汎用性はゲイルをも凌ぎ、「BF」以外の様々なデッキでも採用される。ジャンク・シンクロンで蘇生したD.D.クロウを手札に戻しつつブラック・ローズ・ドラゴンで全体除去、使い終わって無意味に残り続けているリビングデッドの呼び声を再利用する、など手軽にコンボに繋げれるのが最大の強み。
同じBFでのコンボとしてはシムーンで出した黒い旋風を手札に戻せば、エンドフェイズのダメージや墓地行きを踏み倒せる。もちろん黒羽の旋風を戻して再利用もでき、さらなる展開につなげられる。
BF-白夜のグラディウス
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1500
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが、
「BF-白夜のグラディウス」以外の「BF」と名のついたモンスター1体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
Vジャンプ定期購読者限定で配られた唯一のチューナー以外レベル3特殊召喚効果持ち。
ただし、ゲイルなどと比べると「BF」と名の付いたモンスターが1体の時限定、というか少々ネックか。
レベル3チューナーとともに「BF-星影のノートゥング」になれる点がこのカードの最たる長所だろう。
BF-突風のオロシ
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 400/守 600
「BF-突風のオロシ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-突風のオロシ」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
ゲイル同様の特殊召喚能力を持つ星1チューナーという点が大きい。
S素材となった時に発動する表示形式変更効果も、自分・相手を問わないため利便性は高い。
BF-隠れ蓑のスチーム
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1200
「BF-隠れ蓑のスチーム」の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドに「スチーム・トークン」(水族・風・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードをS素材とする場合、
他のS素材モンスターは全て「BF」モンスターでなければならない。
自身の効果で墓地より特殊召喚できるチューナー。
トークンを生成する能力も含めて、連続シンクロを狙いやすいモンスターといえるだろう。
シンクロ召喚ではなくリンク召喚で多用されたため、一時期は禁止カードだった。現在は無制限。
BF-残夜のクリス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1900/守 300
「BF-残夜のクリス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-残夜のクリス」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ、魔法・罠カードの効果では破壊されない。
ゲイル同様の特殊召喚能力を持つが、それより攻撃力1900の下級「BF」モンスターである点が大きい。
「黒い旋風」があればこのカードを召喚するだけであらゆる下級「BF」モンスターをサーチ可能となる。
また魔法・罠への耐性があるため、比較的安全にフィールドに出すことができる。
BF-上弦のピナーカ
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1200/守1000
「BF-上弦のピナーカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをS素材とする場合、「BF」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「BF-上弦のピナーカ」以外の「BF」モンスター1体を手札に加える。
フィールドから墓地へ送られることで、あらゆる「BF」モンスターをサーチできる。
サーチ効果の発動がエンドフェイズとやや遅いが、それを差し引いても優秀な効果である。
チューナーでもあるため、シンクロ素材として墓地に送るのが手っ取り早いだろう。
BF-砂塵のハルマッタン
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 800
「BF-砂塵のハルマッタン」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-砂塵のハルマッタン」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルをそのモンスターのレベル分だけ上げる。
ゲイル同様の特殊召喚能力を持つレベル2のBFモンスターは貴重。
さらに(2)の効果で自身のレベルを上げることができるので、シンクロ召喚の幅が広くなる。
場に「BF-疾風のゲイル」がいれば強力なSモンスターの多いレベル8に繋がるのがおいしい。
BF-毒風のシムーン
効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻1600/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
手札からこのカード以外の「BF」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「黒い旋風」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、手札のこのカードをリリースなしで召喚するか、墓地へ送る。
この効果で置いた「黒い旋風」はエンドフェイズに墓地へ送られ、自分は1000ダメージを受ける。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
効果で追加で自身をリリースなしで召喚出来る効果を持ち、一連の効果で「黒い旋風」を設置できる。もちろん黒い旋風が発動し、サーチを行える。
デッキから表側表示で置く効果は灰流うららの対象外のため安定度が高いと言える。
BFの展開初手としては非常に強力であり、シムーンからスズリをサーチ、スズリと黒い旋風でシャマールとヴァータをサーチは11期BF鉄板の動きと言える。
EXから闇属性しか出せなくなる効果は使うシンクロモンスターが闇属性で固定されていることが多いため、困りにくい。
展開後だと手札に腐りがちという点が最大の問題。
BF-南風のアウステル
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
除外されている自分のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を選び、
相手フィールドのカードの数だけ黒羽カウンターを置く。
●相手フィールドの表側表示モンスター全てに
可能な限り楔カウンターを1つずつ置く(最大1つまで)。
極北のブリザードの除外版。召喚時に除外状態の「BF」を帰還できるため、効果を使用したシャマールやシムーンで除外した「BF」等が候補に挙がる。
墓地除外で、カウンター周りを補完できる効果を持っているが、黒羽カウンターが「ブラックフェザー・ドラゴン」名指しなため、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」には効果がない。
BF-無類のヴァータ
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「BF-無頼のヴァータ」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が8になるように、このカードとチューナー以外のデッキの「BF」モンスター1体以上を墓地へ送り、
「ブラックフェザー・ドラゴン」1体をEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
ゲイルやブラストと同様の特殊召喚能力を持つレベル2チューナーで、EXの闇属性縛りをつける代わりに「ブラックフェザー・ドラゴン」を特殊召喚することも出来る。このときにゼピュロスを墓地に落として効果に繋げることもできる。
現在では主力のレベル2チューナーになる。
BF-嵐砂のシャマール
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1600/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキから「黒羽の旋風」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドに「BF」Sモンスターまたは「ブラックフェザー・ドラゴン」が特殊召喚された場合、
このカードを除外し、自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、自分は700ダメージを受ける。
手札・フィールドから切ることで「黒羽の旋風」を設置する効果と、墓地除外で「BF」モンスターのサルベージ効果を持つ。
2つの効果は連動出来るため、「黒羽の旋風」を設置しながら、サルベージが行える。
同期のヴァータで落とすカードを工夫すれば、手札誘発のBFを実質サーチすることができる。
また、初のデメリット効果を持たないレベル4チューナーである。
BF-雪撃のチヌーク
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 700
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
EXデッキから「BF」Sモンスターまたは「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を墓地へ送り、
対象のモンスターはターン終了時まで、攻撃力が700ダウンし、効果は無効化される。
自分フィールドに闇属性Sモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
「BF」モンスターでかつ「エフェクト・ヴェーラー」のような手札誘発として扱えるカード。
ボレアースや「ブラックフェザー・ドラゴン」を墓地へ送っておくと、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」の特殊召喚のサポートになる。
BF-幻耀のスズリ
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「BF-幻耀のスズリ」を除く、「ブラックフェザー・ドラゴン」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
自分フィールドに「幻耀トークン」(鳥獣族・チューナー・闇・星2・攻/守700)1体を特殊召喚する。
その後、自分は700ダメージを受ける。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
召喚時のサーチ効果は、「黒い旋風」でサーチできない範囲をカバーできる上に「BF-ツインシャドウ」のような罠カードのサーチにも繋がる。また、サーチ効果は名称ターン1指定ではないため、シャマールのサルベージやノートゥングの追加召喚権も活かせる。
また、モンスター1体をレベル2チューナーに変換できる効果を持つため、このカードからのアドバンテージは総合的にかなり高い。現在のBF初動カードの一つ。
BF-刻夜のゾンダ
効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻2300/守 900
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキからレベル5以上の「BF」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力分のダメージを受ける。
召喚・特殊召喚時にモンスターのバウンス出来る効果を持ち、使うのであればこの効果がメインとなるだろう。
シンクロモンスターしか出せない制約はあまり気になりにくい。
墓地効果による、上級「BF」のリクルート効果は、現状ではシムーンか霧雨のクナイくらいしか使う候補がいない。後者であれば、レベル調整して次のシンクロ召喚に繋がる。
BF-下弦のサルンガ
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 500/守 500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分フィールドに「BF」Sモンスターが存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
おおよそ条件が「BF」のシンクロを展開出来ていれば大丈夫なので、ヴァータとは別に更に追加するレベル2チューナーのような感じに近い。
また、墓地除外でフリーチェーン除去になり、妨害としての利用価値も高い。スキルドレインなど、厄介なカードを出されても巻き返しが可能。
シンクロモンスター
これまでにOCG化している「BF」シンクロモンスターを記載する。
なお、「ブラックフェザー・ドラゴン」と「玄翼竜 ブラック・フェザー」、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」は「BF」モンスターとは扱われないので注意。
BF-アーマード・ウィング
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2500/守1500
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
そのモンスターに楔カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(3):相手フィールドの楔カウンターを全て取り除いて発動できる。
楔カウンターが置かれていた全てのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
「BF」チューナーを必要とする星7のシンクロモンスター。
戦闘に関しては全モンスターでも最硬クラスの壁。先に記事があるので詳しくはそちらを参照。現在はレベルが奇数なのでやや採用されづらい。
BF-アームズ・ウィング
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻2300/守1000
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃するダメージステップの間、
このカードの攻撃力は500アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「BF」チューナーを必要とする星6のシンクロモンスター。
性能的には同レベルの「BF-星影のノートゥング」で事足りることも多いが、守備モンスターへの攻撃力強化と貫通能力を活用したい場合には採用も考えられる。
BF-孤高のシルバー・ウィンド
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/鳥獣族/攻2800/守2000
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力よりも低い守備力を持つ、
フィールド上のモンスターを2体まで選択して破壊できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、相手のターンに1度だけ、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスターは戦闘では破壊されない。
「BF」チューナーを必要とする星8のシンクロモンスター。
除去能力や戦闘耐性付加などは悪くないが、シンクロ召喚のための素材指定がやや厳しめ。
11期以降の新規モンスターや「BF-ツインシャドウ」等の効果を積極的に生かしたい。
なお「時の任意効果」なのでツインシャドウで呼び出すときはチェーン1でないとタイミングを逃すので注意が必要。
BF-煌星のグラム
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻2200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
手札からチューナー以外のレベル4以下の「BF」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
漫画版『遊戯王5D's』から登場した星5のシンクロモンスター。
「BF」シンクロモンスターで初めて、シンクロ素材に「BF」を指定していないモンスターでもある。
手札から特殊召喚できる「BF」モンスターは「チューナー以外で星4以下のモンスター」とやや縛りが厳しめ。
BF-星影のノートゥング
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻2400/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「BF-星影のノートゥング」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。相手に800ダメージを与える。
その後、相手の表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を800ダウンする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「BF」モンスター1体を召喚できる。
漫画版『遊戯王5D's』から登場した星6シンクロモンスター。
縛りのない「BF」シンクロながら、悪くないバーン効果と弱体効果、そしてBF限定の「二重召喚」効果により展開力の補助を行える優秀なモンスター。
BF T-漆黒のホーク・ジョー
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/戦士族/攻2600/守2000「BF」
「BF」チューナー+チューナー以外の「BF」モンスター1体以上
「BF T-漆黒のホーク・ジョー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル5以上の鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象になった時、
このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
その対象を正しい対象となるそのモンスターに移し替える。
漫画版『遊戯王5D's』から登場した星7シンクロモンスター。名前の「T」はテイマーと読む。
星5以上の鳥獣族の蘇生や、攻撃対象の変更を行う鷹匠。ちなみに「BF」では唯一の戦士族。
BF-フルアーマード・ウィング
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/鳥獣族/攻3000/守3000
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドのモンスターが効果を発動する度に、
その相手の表側表示モンスターに楔カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(3):1ターンに1度、相手フィールドの楔カウンターが置かれているモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
(4):自分エンドフェイズに発動できる。
楔カウンターが置かれているモンスターを全て破壊する。
完全耐性持ちの「BF」シンクロで、楔カウンターによってコントロール奪取が出来る。
また、返しのターンで攻めきれないケースでも楔カウンターを乗せていれば一掃できる。
BF-魔風のボレアース
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻2400/守1200
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「BF」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルは、そのモンスターのレベルと同じになる。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「BF」モンスター1体を除外して発動できる。
その破壊されたモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
ノートゥングやレベル4の下級「BF」との組み合わせの相性が非常に良く、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」や神立のオニマル等に繋ぎやすく、構築によってはレベル1に調整して「えん魔竜 レッド・デーモンズ・アビス」に繋げる等が可能。
墓地の「BF」を補充することも出来る上にシンクロ召喚の候補先がかなり広い。
A BFモンスター
アニメ『遊戯王ARC-V』でクロウ・ホーガンが使用するモンスター。
記述と読みが「A BF(アサルト ブラックフェザー)」であるため、「BF(ブラックフェザー)」カテゴリに属する。
現在アニメ・OCGで登場している「A BF」モンスターの多くが、チューナーに関する効果を持っている。
A BF-霧雨のクナイ
効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻2100/守1600
(1):このカードは自分フィールドの「BF」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのSモンスター1体を対象とし、
1~8までの任意のレベルを宣言して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。
「BF」モンスターをリリースして特殊召喚でき、その際にこのカード自身がチューナーとなる効果を持つ。
自分のシンクロモンスターのレベルを変動する効果も持つので、次なるシンクロ召喚に繋げることができる。
A BF-驟雨のライキリ
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスターの数まで、
相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
縛りのない星7シンクロモンスターだが、その効果から基本的には「BF」デッキで使用することになる。
展開力の高い「BF」であれば、(2)の効果によって大量除去を狙うことも容易いだろう。さらにこの効果は自分ターン毎に使えるので、維持すればするだけアドバンテージを稼ぐことができる。
また(1)の効果により自身をシンクロチューナーとして扱えるため、状況によっては更なるシンクロ召喚に繋がる。
A BF-雨隠れのサヨ
シンクロ・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードは1ターンに2度まで戦闘では破壊されない。
壁となる「A BF」。
レベル1が2体必要になる条件のためかなりシンクロ召喚が難しい。
A BF-五月雨のソハヤ
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻1500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の「A BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、
自分の墓地からこのカード以外の「A BF-五月雨のソハヤ」1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
「A BF」を蘇生する効果だけを使いたいのであれば、ホークジョーで充分な点は否めない。
ソハヤが2体墓地にいれば自身を蘇生出来る。
A BF-神立のオニマル
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/鳥獣族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-神立のオニマル」の(3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードは効果では破壊されない。
(3):自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルはそのモンスターと同じになる。
(4):Sモンスターのみを素材としてS召喚したこのカードが攻撃する場合、
ダメージステップの間このカードの攻撃力は3000アップする。
ボレアースや「A BF」を介することで、このカードをシンクロモンスターだけでシンクロ召喚はしやすいため、攻撃力アップの効果も使いやすい。
自身でレベル調整効果を持っているため、用が済んだら更にシンクロ召喚して別の妨害手段に切り替えることも可能。また、効果破壊耐性も持っていて損はない効果。
A BF-涙雨のチドリ
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードの攻撃力は自分の墓地の「BF」モンスターの数×300アップする。
(3):このカードが破壊され墓地へ送られた時、
「A BF-涙雨のチドリ」以外の自分の墓地の鳥獣族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
墓地の「BF」分攻撃力が上がる効果を持つが、出しやすさが違うとは言えオニマルとの差別化点も見出したいところ。
破壊された場合の蘇生効果を持つが、ホークジョーの方が速効性があり、難しいところ。
魔法・罠カード
黒い旋風
永続魔法
(1):自分フィールドに「BF」モンスターが召喚された時にこの効果を発動できる。
そのモンスターより低い攻撃力を持つ「BF」モンスター1体をデッキから手札に加える。
「BF」モンスターを召喚したときにデッキから後続をサーチできる必須カード。これをメインにするタイプを俗に旋風BFという。
現在ならば「BF-残夜のクリス」を召喚すれば下級BF全てをサーチ対象にでき、「BF-星影のノートゥング」をS召喚できれば追加召喚でさらにサーチを行える。しかも複数枚張れば効果は重複し、何らかの永続効果で攻撃力を上げれば同名カードのサーチも可能となる。召喚限定のためターン1制限がない。
シムーンならデッキからでも張れる。
その強さから過去には制限カードに指定されていたこともある。BFインチキ効果の筆頭のもう1枚。
黒羽の旋風
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分がEXデッキから闇属性Sモンスターを特殊召喚した場合、
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
その特殊召喚したモンスターより攻撃力が低い、
「BF」モンスターまたは「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドの黒羽カウンターを1つ取り除く事ができる。
永続魔法として手札から発動する他には、シャマールの効果でも設置可能。除外からでも持ってこれるのが強い。
闇属性Sモンスターが出た時に蘇生出来るため、更にシンクロ召喚に繋ぐことが可能で、黒羽カウンターがあることで全体で破壊耐性を持たせられる。
ターン1効果にはなっているが、名称で括られていないため、ゼピュロスで戻して再利用が出来る。
デルタ・クロウ-アンチ・リバース
通常罠
自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
自分フィールド上の「BF」と名のついたモンスターが3体のみの場合、このカードは手札から発動できる。
「BF」が存在する時に発動できる罠で、相手のセットされた魔法・罠を全て破壊できる効果。
さらに「BF」が3体のみの場合には手札から発動できるため、上手く使えば相手の魔法・罠を奇襲により壊滅させられる。遊戯王の歴史上、初の手札から発動できる罠カードである。
ブラック・ソニック
通常罠
自分フィールドのモンスターが「BF」モンスター3体のみの場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手モンスターが自分フィールドの「BF」モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを全て除外する。
相手の攻撃宣言時、自分フィールドに「BF」が存在する時に発動できる罠。
その効果は「聖なるバリア -ミラーフォース-」が破壊ではなく除外になった強力なもの。
さらに「BF」が3体のみの場合には手札から発動できる。
ブラック・バード・クローズ
カウンター罠
自分フィールドに「BF」Sモンスターまたは「ブラックフェザー・ドラゴン」が存在する場合、
このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのモンスターが効果を発動した時、
自分フィールドの表側表示の「BF」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、EXデッキから「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を特殊召喚できる。
条件付きで手札から発動出来る効果を持ち、フィールドのモンスター効果を無効にして破壊出来る。
普通の罠として使う場合は、最終的に墓地へ送っても良いモンスターが残っていることは少なく、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」が並んでいるケースも珍しくないのが難しいところ。
BF-ツイン・シャドウ
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
自分フィールドに「BF」モンスターが2体以上存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
「BF」チューナー1体とチューナー以外の「BF」モンスター1体をデッキ・EXデッキに戻して発動できる。
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ、
「BF」Sモンスターまたは「ブラックフェザー・ドラゴン」1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
「BF」が複数いれば手札から発動出来、レベルの合計さえ合っていればシンクロ召喚扱いで出せる効果で、シンクロ素材をカードの指定通りに用意する必要がないため、シルバー・ウィンドも扱いやすい。
相手ターンでシルバー・ウィンドが出せれば1妨害となるが、タイミングを逃すことがあるのは注意。
ブラック・ノーブル
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):魔法・罠カードが発動した時、自分フィールドの黒羽カウンターを1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):自分フィールドに「ブラックフェザー・ドラゴン」が存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
黒羽カウンターを使うことで魔法・罠を無効に出来る。
一手遅れるが、「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」が条件的に準備しやすい。「ブラックフェザー・ドラゴン」でも構わない。
その他、相性のいいカード
- D.D.クロウ
属性・種族が同じなのでサポートが受けやすい強力なメタカード。クロウも所有している。 - スモール・ワールド
現在のBFの初動は基本シムーンとスズリであり、シムーンをなるべく引きたい状況下で初動が細いため、初動率を上げるための採用はアリ。 - 御前試合&群雄割拠
属性・種族が統一されているこのデッキは構築を変えずに運用できる。サイド向け。
現在ではドラゴン族も混じるようになったため、群雄割拠を使う場合展開を変える必要性あり。 - えん魔竜 レッド・デーモンズ・アビス
Lv9のシンクロモンスター。偶数レベルで構成された状態で、突風のオロシを導入することでシンクロ召喚が容易で、制圧モンスターの1体となる。 - 天威の龍鬼神
同じく制圧系Lv8シンクロモンスター。効果を発動したモンスターを除外、モンスターを破壊すると攻撃力を上げて連続攻撃が可能と取り回しが良い。 - 深淵の神獣ディス・パテル
闇属性レベル10のため、シンクロ召喚しやすい。
墓地除外した「BF」を帰還やバウンスが出来、相手が除外を利用するデッキの場合、相手の動きの妨害にもなる。 - カオス・アンヘル-混沌の双翼-
闇属性レベル10の上に非チューナーをチューナー扱いに出来るため、シンクロ召喚しやすい。
特殊召喚時に相手フィールドのカードを除外出来る。
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