キャプテン・サワダ単語

キャプテンサワダ

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「キャプテン・サワダ」とは、とは、カプコンの家庭用対戦格闘ゲーム「ストリートファイターリアルバトル・オン・フィルム」において、切腹した飛び出した血で相手を撃墜したり、「カミカゼェ！」と叫んで万歳突撃をかましあけぼのフィニッシュを決めると「バンザーイ」と叫ぶ我らのイロモノキャプテンである。

概要

元々は、カプコンの「ストリートファイターII」のハリウッド映画版である「ストリートファイター」に登場したキャラクターで、俳優の澤田謙也が演じている。

映画版では有能な日本人兵士と言う印象しかなく、後にAC版としてリリースされた澤田謙也の動きをとりこんだ実写格闘ゲーム「ストリートファイターザ・ムービー」でも、初心者向けの普通のキャラクターだった（負けると切腹するけど）。

そんなキャプテン・サワダが一躍有名を馳せる切っ掛けとなったのは、AC版と同じく実写格闘ゲームとして開発された家庭用ゲーム「ストリートファイターリアルバトル・オン・フィルム」にて、対戦中に切腹したり万歳突撃したりといった所謂「色物」キャラとなって登場した事である。

見た目は普通の日本人兵士ながらも、インパクトあふれる血湧き肉踊るハラキリ技や個性的な勝利ポーズ等の色物ぶりと意外に高性能だった事から、現在でも実写版を代表するキャラクターとして認知されており、ストリートファイターシリーズの新作情報や追加キャラ情報がリリースされる度に、登場が期待されている。

※「SNK VS. CAPCOM カードファイターズ DS」のプロデューサーを務めたSNKの「FALCOON」が、カプコン側に最初に登場させたいキャラとして打診したが、版権の問題で不採用となっている。

映画版のキャプテン・サワダ

1994年 12月23日に全米公開された映画「ストリートファイター」に登場する。（日本では1995年 4月公開）

ストリートファイターIIのハリウッド映画化を聞きつけた俳優の澤田謙也が、自ら売り込みにいって獲得した役で、名前も澤田謙也の姓がそのまま使用されている。

※澤田謙也のハリウッドデビュー作でもある。

作中では、ジャン＝クロード・ヴァン・ダム演じるウィリアム・F・ガイル大佐の右腕として、東南アジアの軍事国家シャドルーのM・バイソン将軍に誘拐された人々を救出する作戦に参加し、出番は多くないものの確実に作戦をこなしていく有能な軍人として描かれている。

AC版のキャプテン・サワダ

発売はカプコンだが、開発はアメリカの「インクレディブルテクノロジーズ」が行った、映画版の出演者にアクションをとらせた実写映像を使用した業務用対戦格闘ゲーム「ストリートファイターザ・ムービー」に登場する。

本作では、刀による斬撃と蹴りを主体にした初心者向けキャラクターとなっており、アクの強い要素は、最終ラウンドでタイムアップ負けした際に切腹するところぐらいだった。

また、ゲームシステム自体が、当時アメリカで大流行していた実写対戦格闘ゲーム「モータルコンバット」を意識したと思われる

・特定の攻撃ボタンのみで出る必殺技
・特定のボタン１つを押しっぱなしにしてから放す事で出る必殺技

の存在や、

・サガットが眼からビームを出す
・瞬獄殺が乱舞になっている
・吹き飛び中の相手の食らい判定が消滅しない（永久が予防されていない）
・必殺技の硬直を”必殺技で”キャンセルできる（ハドゥーショリュタツマキセンプゥキャクが可能）

と、アメリカ製らしい大雑把さとバランスを投げ捨てている要素が多かった為に日本ではヒットせず、家庭用移植も行われていない。

▼AC版のキャプテン・サワダの必殺技

扇空脚

+ （K)
相手に向ってフライングニールキックで突っ込む技。

弧空脚

溜め＋（K）
空中に飛び上がる対空ニールキック。

鬼雷閃

+ 弱パンチ
その場で刀を振り下ろす技。飛び道具を跳ね返すことも出来る。

空雷閃

+ 中パンチ or 強パンチ
前方に飛び込みながら刀を振り下ろす技。

日本版のインストに記載された上記技以外に、

Low Katana Blade （中パンチボタン溜めて離す）
High Axe Kick（強キックボタン溜めて＋ボタン離す）
Drop Kick（空中で + 中キックボタン）
Over head Pu nch（＋中パンチボタン）

といった技を持っている。

▼AC版のキャプテン・サワダのスーパーコンボ

烈空大車輪

+ （K）
扇空脚から弧空脚につなげるコンビネーション技。

百鬼雷閃

パンチボタン溜めて＋ボタン離す
パンチの連続から鬼雷閃でトドメをさす技。

RBOFのキャプテン・サワダ

AC版「ストリートファイターザ・ムービー」の後に、家庭用タイトルとして発売された「ストリートファイターリアルバトル・オン・フィルム」にもキャプテン・サワダが登場する。と言うかキャプテン・サワダと言うのはこのゲームに登場する人物の事を指すと言っても過言ではない。

※ちなみに開発はAC版と異なり、カプコンの大阪本社が担当している。バカめと言ってやれ

AC版では、最終ラウンドで負けた時に切腹する以外は普通のキャラだったキャプテン・サワダだが、「ストリートファイターリアルバトル・オン・フィルム」では、他のキャラがAC版のモータルコンバットらしさがなくなっているのに対して、

必殺技の「獄殺自爆陣」は、プレイヤーの方を向いて正座した後にハラキリして噴出した血で攻撃する。
スーパーコンボの「カミカゼアタック」は、「「カミカゼェ」の掛け声と共に完全無防備な万歳突撃を敢行し、あけぼのフィニッシュすると「バンザーイ」と叫ぶ

と言う、

奇抜な技で注目を浴びたい君に適したミラクルニューファイターだ。
澤田流ケンカ術、忍法神隠しで敵を幻惑したら、止めは沢田スペシャル三段キックで決めようぜ！

の説明通りの澤田流ケンカ術と忍法を駆使する破天荒ファイターと化している。

※しかも倒した相手を弟子に勧誘しようとする。

特に、使用したからといって自身の体力ゲージが減るわけではないその不死身っぷりに定評のある「獄殺自爆陣」と、スーパーアーマー付きでとても高性能だったりする「カミカゼアタックjは、キャプテン・サワダを代表する技・・・と言うかキャプテン・サワダを最強のネタキャラにしてしまった技の二大巨頭として認識されている。