ニコニコ大百科

だったらバイドもありとあらゆる次元の過去、現代、未来に送れば良いだろ!!おき

>>61
「おき」？　はさておいて
バイドを過去・現在・未来に送っても、時間が滅びるわけじゃないだろ。
そもそもバイドが存在する限り、過去（バイドが存在していた時間）・現在（バイドが存在している時間）・未来（バイドがこれから存在し始める時間）もなくらない。それ以前に、ヨグ＝ソトースはあらゆる場所に居る。バイドの居る場所も居ない場所もヨグ＝ソトース。

宇宙=無数の天体を内包する時間と空間の広がり、多元宇宙=無数の宇宙を内包する超時間と超空間の広がり
時空(宇宙)の外側の無限存在ですべての時空に隣接しているヨグ=ソトースって設定的にまさしく多元宇宙そのものだと思うんだが
時間と空間という概念は宇宙の内部にしか存在しないから、それが消滅したところでヨグ=ソトースからすれば自分の体内の一部を消された程度のことでしかないだろう
宇宙の外側の無限存在、宇宙すら己の体内の癌細胞程度のものでしかないって設定の石川漫画の時天空とか似たような存在だと思うな

>>63
確かにヨグ＝ソトースを「多元宇宙」という言葉で括ることは出来る。ただ、『銀の鍵の門を越えて』によるとヨグ＝ソトースはある何かであり、それ以上と以下でもある。それぞれの存在（例えばランドルフ・カーター）でもあるし、それとは違うbeingでもある。"illimitable void"（果てしない虚無・限定できない虚空）でもある。

慎一が「神も宇宙も存在しない、あるのは虚空だけだ」っていってたけどこの
虚空が時天空かも。やっぱりヨグ＝ソトースと似てるなぁと思う。
>>61
バイドでどうにかなるならドグラでもできることになるぞ。

>>64
宇宙の外側に広がる超空間(空間の外側なので便宜上こう呼んでる)には無数の宇宙が泡のように浮かんでいる
これらすべての宇宙の集合体、すべての宇宙を俯瞰・内包する宇宙より上位の世界(超空間)のことを多元宇宙という
だからここでいう多元宇宙は、宇宙の外側も含まれる
で宇宙の外側は無であり全てである混沌の世界(仏教でいう真如の世界。宇宙空間ではない方の虚空)
だから多元宇宙=すべての宇宙、すべての存在を内包する虚空のことであって、多元宇宙は狭い枠で括るような言葉ではなくあらゆる存在を内包できる概念
>>65
俺も時天空はヨグ=ソトースと似ていると思う
虚空には宇宙空間、無であり全てである空間(宇宙の外側。無でありながらあらゆる存在者が発現する可能性を秘めた混沌の世界)の二つの意味があるが
時天空の虚空は後者だな、空間支配の虚空のような兵器の虚空は前者
宇宙は時天空という混沌から生まれたもの、いわば宇宙にとっての母が時天空で、時天空の侵食は宇宙を原初の混沌に本来のあるべき状態に還すことだと俺は推測してる

ラ＝グースは全ての宇宙を喰らい、宇宙を無に帰すまたは宇宙を一つにまとめるために戦うとあったな。（真実は羅王のみが知っているから本当かわからんが）完全に成長したラ＝グースはヨグ＝ソトースみたいになるかもしれないなぁ。

>>66
ヨグ・ソトースと多元宇宙は近いだろうけど、やっぱり少し違うと思う。例えば、多元宇宙が「空間の外側」とか「上位」という辺りが。多元宇宙や時天空のスケールはゼロかつ無限だけど、有限じゃないし小さくもない。ヨグ・ソトースは、ゼロかつ無限かつ有限かつ小さいから。

ランドルフ・カーターがヒンドゥー教徒（インド人）に会って、窮極の門を通った後の描写（『ラヴクラフト全集 6巻』）にこうある。
「カーターが自分であることを知っている存在が、騒然といたるところ無限にあらわれていた」「カーターは、人間であり非人間であり、脊椎動物であり無脊椎動物であり、意識をもつことももたないこともあり、動物であり植物であった」「世界から世界へ、宇宙から宇宙へと漂う、永遠の生命の胞子がいたが、そのすべてが等しくカーター自身だった」（132頁）。
そしてヨグ・ソトースは「カーター自身の一部でありながらも、同様にあらゆる時間と共存しあらゆる空間とかさなりあうようにも思える個性の力」（133-134頁）と描写されている。

つまり、ヨグ・ソトースはランドルフ・カーターのような下位でもあるし、それよりももっと下位でもある。全てを内包しているだけじゃなくて、全てに内包されてもいる。
それは仏教の「虚空」（真如の世界）と同様。基本的に仏教では、寂滅（死・滅び）は成仏で、仏は空（虚空）かつ不生不滅で、生滅即不生滅で、悉皆成仏（ことごとく全ては仏を有している）とされている。だから有無一体・是非一体ということで、強者（勝者・支配者）も弱者（敗者・被支配者）も一体と言われる。

言ってみれば、多元宇宙や時天空の虚空は主に超越的・「上」的・「強」的なもの。それに比べて、ヨグ・ソトース（仏教の虚空）は超越と内在が合体したもの、戸川尚が言うところの「上下一体」「強弱一体」だと思う。

ヨーグルトソース？

>>9
スペルからみたらそうとも発音できるような

ヨグ･ソトースの中にアザトースが内包されている説がありますけど、そうなるとアザトースが外郭としてヨグ･ソトースを（無名の霧を通して間接的に）作ったんでしょうかねぇ？

>>44
大百科のアザトースの項目にも書いてありますが、（恐らくの）初出は上甲宣之の「脱出迷路」です。
で、その発想元は>>45の言うとおりH･カットナーの「ハイドラ」とマアナ･ユウド･スウシャイだと思われます。
そもそもラヴクラフト御大の時点でマアナの設定が一部使われているのでそこから発展させたものでしょう。

>>71
『銀の鍵の門を越えて』ではヨグ・ソトースについて「存在、大きさ、範囲という概念のことごとくを超越するもの」「形とてない」「始まりも終わりもない」とある。
なので、ヨグがアザトースを含むとか、アザトースの作った無名の霧からヨグが生まれたとかいうのは、人間が理解しやすい形での表現だと思う。まあぶっちゃけた話すると、ラヴクラフトは特につじつまをあわせようとせず、とにかく超越的なものを描こうとしただけかもだが。

とある小学校の先生をしている・・・かも知れない

>>42
リチャード＝Ｌ＝ティアニーのThe Drums of Chaosって小説がそれらしい
実物読んだことはないけど

>>71
アザトースはあらゆる可能性を内包した“無”そのもので、
ヨグ・ソトースは“無”から生まれた“存在”の根源なのではないかと
個人的には思ってる

>>75
ヨグも“無”だ
原作で“void”とはヨグだと言われている
“void”は“虚空”とも訳されるが

>>72
人間の尺度じゃ辻褄を合わせようとすること自体おこがましい存在、という点ではあえて説明不足にしたのかもしれんな

アザトースはキャンバスそのものもしくはキャンバスに絵を描く画家でヨグはそのキャンバスに描かれた絵における「無」の役割を担った存在、かなと
そもそもアザトースは我々、つまりキャンバス内の存在とはカテゴリが違うというか

絵における「無」・・・？
無って何だ。カーターがヨグに会った時は確かに「無を取得」したみたいな描写だが。
Azathoth created nothing（アザトースが創造したものなど無い）みたいな？　色即是空？

>キュクロプス「お前は誰だ！？」
>？？？「私の名前は”誰でもない”です」
>キュクロプス「助けてくれ！　俺の目を潰した奴は”誰でもない”！」
>キュクロプス達「誰でもない？　寝ぼけて夢でも見たか」

名言はなかった気がするけど結局ヤハウェ=ヨグって事でいいのかな
いやそりゃ説明聞けば同一の概念を有するけどそういう汎神論的なお話でなく、ヨグ・ソトースを主として崇めるジョセフ・カーウィンがカバラを使用したってことは「キリスト教が崇めているのはヨグそのものなのだ」て話になるよね
てことはあの世界の「ナザレのイエス」はヨグの子ってことで、「ダンウィッチの怪」みたいな化けもんだったってことになるよね

ラヴィニアは聖母マリアと同様、処女懐胎でウィルバーを生んだ？ラヴィニアは聖母、ヨグは父なる唯一神、ウィルバーは神の子キリスト？　「ダニッチの怪」にはこうある

>ラヴィニア・ウェイトリイにはこれという夫はいなかった（Lavinia Whateley had no known husband）
>ウィルバー・ウェイトリイの父親はいったい何なのだ―この三次元の地球上のものにせよ、そうでないにせよ、いったいどんな呪わしい無定形の霊力なのだろうか。あいつは聖燭節に生まれている―一九一二年の五月祭前夜から九ヶ月目のことだ
（what thing—what cursed shapeless influence on or off this three-dimensioned earth—was Wilbur Whateley’s father? Born on Candlemas—nine months after May-Eve of 1912）

Candlemasは「聖燭節」「聖燭祭」とも訳される祝日で、イエス・キリストが聖堂で祝福された日にちなむらしい。「聖母の清めの祝日」とも。
五月祭はキリスト教伝来以前の、精霊を祭るヨーロッパの祭りらしい。五月祭前夜は魔女が集まるので「ワルプルギスの夜」という。

>アーミティッジ博士はウィルバー・ウェイトリイの記録の一節を、はじめてつづけざまに読むことができた（Dr. Armitage read for the first time a continuous passage of Wilbur Whateley’s annals）
>”今日は支配者サバオトのためのアクロ文字を勉強した”（"Today learned the Aklo for the Sabaoth"）

全集5巻の346頁に、大瀧啓裕が書いた解説がある
「ウィルバーの日記について…サバオトが従来の訳では英語として万軍の主や安息日とうけとられていたが、これがグノーシス主義における悪魔的存在のアルコーンの名称であることを、この機会に指摘しておこう」

普通「サバオト」や「万軍の主」は、唯一神を意味するらしい
http://ejje.weblio.jp/content/Sabaoth

一方ジョゼフ・カーウィンの屋敷の所蔵量は
>ヘブライト神秘教徒、悪魔学研究家、魔術師として知られている者の著述で、この書棚に並んでいないものはなく（embraced nearly all the cabbalists, daemonologists, and magicians known to man）
という程だったそうで、その中には
>ユダヤ神秘［カバラ］主義者の『光の書［ゾハール］』（the cabbalistic Zohar）
もあったと

>ジョゼフ・カーウィンは…邪教の呪文の最初の一節を唱えだした。「ヘブルの神、わが主エホヴァの名にかけ、万軍［サバオト］の主の名に、メトラトンの名にかけ・・・」
（Joseph Curwen ... bellowed out the opening words of a terrible formula. “PER ADONAI ELOIM, ADONAI JEHOVA, ADONAI SABAOTH, METRATON. . . .”）

クトゥルフ神話の世界観をざっとまとめると　父なる唯一神＝ヤハウェ、アッラー、ヨグ
聖母＝マリア、ラヴィニア　　神の子（救世主）＝イエス・キリスト、ウィルバー
聖典＝聖書、カバラ、ネクロノミコン（アラビア人アブドゥル・アルハザードの書）
聖祭＝聖燭祭、五月祭、ワルプルギスの夜　　聖人＝ジョゼフ・カーウィン
って感じ。つまり、一神教も多神教も、八百万の神的な精霊文化も、すべてヨグに統一されている。ヨグは「無」voidでもあるので、虚無主義や無神論も含まれる。

適当に名前だけ知るとヨーグルトソースを見間違える

>>23
神仏習合は基本的に「日本側の神は仏教側の神仏の化身」なので
大日如来とアマテラスは同格ではない
クトゥルフでいえば大日如来とアマテラスの関係は
ナイアルラトホテップとナイ神父の関係に相当する

なんか色々考えてる内にヨグがブラフマーのポジで
アザトースがヴィシュヌとシヴァのポジに思えてきた

よぐ・そとおす！よぐ・そとおす！
いあ！いあ！よぐ・そとおす！

ヨーグルトソース（難聴）？

記事更新するのはいいが関連静画をわざわざFateやけもフレにする必要あったの？
けもフレに至っては全く関係ないし、Fateにしたってこの記事にわざわざ載せる必要性を感じない
静画にヨグソトース自体を描いたイラストもあるんだからただFateのキャラ載せたかっただけに見える

確か静画の仕様上自動更新だったからしょうがないものかと
しかしやだなぁ、型月大嫌いになって嫌なら辞めろ言われたから辞めてもあいつらこうやって他作品にも侵食してくるんだもの
ほんとやんなっちゃう

>>87
知らないのなら仕方ないがオススメコンテンツとかいう機能が無駄に追加された
自動的に表示されて非表示すら選択できん
文句はニコ動運営に言ってくれ

ヨグ=ソトース…全ての空間に接し、全知
かばんちゃん…知恵でフレンズを救う=(フレンズから見たら)全知

つまりヨグ=ソトース=かばんちゃんだな！(不定の狂気)