ニコニコ大百科

>>744
アノ連中は消滅する最後まで学ばないでしょ
近未来にはいろいろあって無人化して日本政府直轄地になるに100兆円

>>747
共産主義から発展したのが今の中国なわけだからな、時代遅れの旧体制なんて弾圧の対象にしかならんわな

現実に残った要素がプレロタリア独裁だけなら共産主義なんかいらねえよ

資本主義もわけわかんなくなってるしどんな思想も人間が扱う限り道端の犬のクソにも劣る存在になり果てる運命よ

「主義」は思想思考だけじゃなく、「指針」「体制」という意味も持つ語だし
「資本主義」は「市場システム」「世界システム」を指す語

【主義】
①常にいだいている主張・考えや行動の指針。
②特定の理念に基づく、学説や思想上の立場。また、体制や制度。
【資本主義】 capitalism
封建制以後に支配的になった生産様式。　歴史的には資本主義はすべてのものを商品化する傾向をもつ市場システムとして現れたが，他方，蓄積を強力に推進する近代諸国家とそれらが競合する世界システムとしても現れた。

資本主義を「思想」と捉えると「わけわかんなくな」るかもしれんが
国家財政やグローバル経済、IT革命を動かしているシステムと捉えればわかりやすい

無学な庶民にも分かるようにイデオロギー自体にさも意味があるかのように広めたんだな
宗教のテンプレをそのまま使った感じだよね

国家と私有財産の関係にメスをいれたのはリベラルデモクラティックだったようだね

自称リベラルって人権を盾に共産を支持してんだな
まぁ元の考え方がそういう理想論なものとはいえ、そういうのは社会的、道徳的に理想的な人が７～８割を占めて成り立つもの
他人に対する要求が高すぎるのか、はたまたそういう社会構造にすれば人がその型に嵌っていくと幻想を抱いているのか
なんか色々考えさせられるな

>>753
共産主義も資本主義も人間が実際にどう動くか計算に入れずに作った机上の空論だしな
「理想的な人間像」ばかり追いかけて「現実の人間」から目を背けた結果が今の有様か

現実の人間一人一人がどう動くかを想定するのは複雑すぎて不可能だから、
ある程度一元的なシステムを作ってみんながそれ相応に暮らせるようにしようね
ってのがなんちゃらかんちゃら主義のやりたかったことでしょ

共産主義はトップも理論家も実務家も全員がアホすぎて完全に失敗したわけで、
システムや主義だけに原因を求めるのはどうかなと思うなぁ

>>759
どちらも「人間は合理的な判断をする生き物」って理想で作ってたのは同じってことよ
より人間の合理性に依存してた共産主義が先に破綻しただけで
資本主義も市場調整を人間の合理性に依存してるから綻び始めてる

最近になって人間の行動や心理と経済の関係を見直そうって動きになったばかりで
「人間は非合理的なことばかりするから、それを想定した社会を作ろう」って真逆の発想

システムとしてはよくできたけど運用する側についてあんま考えてなかったってwindows vistaか何か？

モデル構築するときに最初から精緻なもの作るよりはとりあえず大雑把な想定で簡単なもの作ってそこから複雑化してった方がいいだろ

まぁでも普通に考えて「給料同じなら皆サボるやろ」っていうごくごく簡単で人間らしい予想が出来てない時点でいかにも世間知らずのぼっちゃんが作った感あるよね

だから「サボったヤツは殺す」という柔軟な運用が必要になるんだ

>>763
逆にそんな考えはとっくの昔に乗り越えられてるんだよ。
別に労働の疎外がどうのこうのとか小難しい事言わなくても、
周囲の目を気にして安月給でも過労死するまで働く社畜とか、
完全持ち出しで生産活動を行う例はマイナースポーツの選手からニコニコの投稿者まで枚挙に暇がないだろう。

民主主義も共産主義もスパルタみたいな小国家でしか成立しない

面倒事は別のやつに押し付けるのが一番、というのが動物としては当然の行動
人間は動物ではない、なんて戯言を信じるほうが阿呆だわな
なんでそんなこと信じてしまったのやら・・・

科学が飛躍的に発展して産業革命というもの凄く分かりやすく強力な成果が得られたので近代は揃いも揃って理性万能主義に酔った

酔いが冷めたのは二つの世界大戦の後、と言いたいがいまだに酔ってる人もいる

絶滅や淘汰といった自然摂理への恐れなども要因だろうなと思う

それまでは宗教で「人間は神に選ばれた者」と信じて、自然摂理の上に置いて特別扱いしてたけど
次第に宗教が権威を失って、今度は科学や理性を拠り所に「人間は動物じゃない」と信じるようになった
「人間は科学で自然を支配できる」というのも、根底にあるのはそういう摂理への恐れだと思う

ロシア革命はロシア正教に対する宗教革命なんじゃないかな?

>>765
その例だと共産主義に従順な奴ほど死んで
サボったり副業したりするやつが生き残って結局体制維持できなくない？

乗り越えられてないんですがそれは…

>>760
＞「人間は合理的な判断をする生き物」って理想で作ってた
それはむしろ啓蒙主義じゃないの

＞「人間は非合理的なことばかりするから、それを想定した社会を作ろう」って真逆の発想
それが共産主義の考え方では？　たとえば、ロシア人は産業化・資本化を被っていないから「知的堕落」が少ない、ロシア魂と人間の統一体「ソボルノスト(sobornost)」が自然な生き方、等々とソ連で宣伝されていたし
毛沢東の支配下では、「中体西用」に加えて「都市に対する田舎の勝利」や「人間の絆」が主張されていた。

啓蒙主義や共産主義に対して資本主義は、産業化や合理化を推進するシステム。つまり「人間は非合理的なことばかりするから、それを合理的産業化する社会を作ろう」という思想兼体制。

>>771
体制は生き残ってる人間の数によって変化するもの
従順なのが過半数を切ったら自由主義に戻せばいいだけのことだよ

人間は動物だ、自然だ、合理的な社会なんて作れない・・・っていう反合理主義は昔からよくあった
特に産業革命・科学教育が起きなくて後進国だった地域では、反合理主義が反資本主義と共に根強い

共産党宣言のマルクスは、借金まみれにも関わらず伝統や音楽を子供に強制したが、そういうマルクス思想を生み育んだのは後進国気味のドイツだった（あとは英仏のロマン主義や文化人界隈）
大日本帝国もドイツ社会主義や共産主義に少しかぶれた後は、国家主義や国家社会主義（ナチズム）に大ハマリして、ナチス第三帝国と共に枢軸国になった

『共産主義は「人間が合理的な生き物である」という間違った前提に基づいた
理論であるため、どの国家で運用しても失敗した。』

この説明はよく見るし、ぱっと見はなるほど確かにとは思うんだけど、
よく考えてみると共産主義って「人間が合理的な生き物である」という前提に
基づいているか？

人間が合理的な生き物であればそもそも暴力革命など成立しないだろうし
この説明自体が間違っているような気がしないでもないんだけど

>>775
「人間が合理的な生き物」てのはある意味間違ってないと思う
ただ、それは社会的なものではなく、ごく個人的なものである傾向が多く
しかも個人的な合理性にもかかわらず、本人は社会的に合理的であると誤認してることが殆ど
まぁその結果が人間は合理的には動かないって認識に成っちゃったんだろうけど

>>773
戻せば～っていうが、言うこと聞きたくない奴がウザい独裁者殺して「革命」をやった結果自由主義になる「かもしれない」ってだけだよねそれ

結局、本質的に安定した体制じゃないってことやん

安定した体制などないからね
生物が変化する物体である以上、体制もそれに合わせて変化し続けるしかない

>>776
個人レベルでも人間に合理性はないと思う
中身がまったく同じなのに価格の高い方が信頼できると買ったりとかね
まあ、それを利用して原価の安い商品を高額でまんまと買わせるわけだけど

心理的なことでも、人間は発達の過程でバイアスが掛かって認知が歪むし
特に感情が先にくるから、自分にとって都合の良い情報を（例え真偽が不確かでも）選択的に選びがち
十分な教育が行き届いたはずの国でフェイクニュースが出回るのは典型例だと思う

昔に比べて遥かに大量の人間のデータを、人間の主観や感情を排した形で分析できるようになったから
客観的な事実として、人間の非合理的な行動が根拠を持って言えるようになったというのも大きい
もちろん、これもまた100%完璧なんて言えないだろうけどさ

>>779
認知の歪みや感情って、本当に非合理的か？　そりゃ非資本主義的ではあるが、
どんなに歪んだり感情優先しても、自然法則を超越したわけじゃないしなぁ

人間を資本主義社会や近代社会の目線で見れば、非合理的に見えるということであって、
自然科学的に見ると「脳内の化学反応が原因で◯◯症が発生した」「社会工学の統計から□□というパターンが判明した」となったりする。つまり、原因と結果という論理に適合している

利己的遺伝子論から見れば、生物は利己的遺伝子の「乗り物」
生存競争にもかかわらず、虫をはじめ多様な生物が利他的な行動をしている
これは一見すると、自分の遺伝子の保存に向かない非合理的な行動っぽいが、実は自分と相手に共通している遺伝子、「共有遺伝子」（shared genes）を保存・増大させようとする合理的行動