概要
「たんば」は京都駅と福知山駅との間を結ぶ特急として運行されていたが、列車名としてはかつては漢字表記の急行「丹波」として1960年から1986年まで大阪駅~福知山駅・天橋立駅(西舞鶴駅経由)・城崎駅(現在の城崎温泉駅)間を結んでいた(設定当初は準急。1966年に急行に格上げ)。福知山線経由の特急・急行が他にもあったことや、阪神エリアの対山陰輸送では播但線経由の選択肢もあったことから本数は京都発の「丹後」ほどは多くなかった。また、設定当初は大阪~城崎間のみであったが、1968年10月に急行「はしだて」を統合したため綾部・西舞鶴経由天橋立方面を設定している。1986年11月の福知山線電化により特急北近畿号に発展解消して名称が消滅した。
その後、1996年の山陰本線園部駅~綾部駅間の電化に伴い京都発着の山陰本線優等列車を電車化することとなり、京都駅~福知山駅間の短距離特急として設定された。使用されていた車両は福知山所属の183系。2000年代に入ると綾部駅で舞鶴線に入る「まいづる」を併結している事が多かった。
観光特急というよりも通勤特急という役目が強い列車であるが、使用していた183系の老朽化に伴い2011年春には新型の287系が投入された。この287系投入に伴い北近畿エリアの名称の整理が行われ、「たんば」は「きのさき」に統合される形で名称は再度消滅した。ただし、現在も289系の幕には「たんば」が残されている。
「たんば」データ
- 使用車両:183系(JR西日本福知山支社福知山電車区)
- 会社:JR西日本
- 運用線区:嵯峨野線・山陰本線
- 運転区間:京都駅~福知山駅
- 停車駅(※日吉駅・胡麻駅・和知駅は一部停車)
京
都
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条
駅亀
岡
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部
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吉
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※胡
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知
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山
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