文殊(列車)単語

モンジュ
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文殊とは、山陰特急である。

概要

宮福線の開業に伴い1988年急行「みやづ」として特急「エーデル丹後」(週末臨・キハ65系)とともにキハ58系にて運転を開始した列車1996年宮福線電化に伴い「みやづ」が「文殊」に改称され、183系化された。「文殊」の名称は立にある「文殊堂」と本尊「文殊菩薩」から。
なお、「エーデル丹後」はKTR8000形タンゴディスカバリー」導入により同年に止されている。
運転区間は新大阪駅天橋立駅間で、かつての初代「はしだて」と同じ役割を果たしている(その「はしだて」は京都立を結んでいる)。

運転本数は当初は下り1本・上り2本の1.5往復だったが、1999年に1往復に削減。但し、1号2号では使用される編成が違っており、新大阪行きの2号183系A編成、立行きの1号183系B編成が使用されている。なお、1号は4両編成だが6両で運転される場合がある。

2011年には183系A・C編成置換え用の287系が投入される。ダイヤ改正要旨が発表される以前に一部では同じく新大阪発の「タンゴエクスプローラー」と共に「文殊」は止されるという報道があった。実際に発表された内容は方面別に名称を分けるというものであり、これにより「文殊」は「タンゴエクスプローラー」と共に新大阪駅福知山駅間は「こうのとり」に統合される事となった。あわせて、定期列車大阪立直列車が消滅した。
以後、臨時列車として福知山駅発着の「こうのとり」が天橋立駅まで延長運転したことがあるが、基本的には福知山駅京都駅発着の「はしだて」もしくは京都丹後鉄道の「たんごリレー」に乗り換えることとなっている。

カニの時期には「かにカニエクスプレス」として2001年度・2002年度に「かにカニ文殊」を新大阪駅天橋立駅行きとして片運行していた(天橋立駅発復路は京都駅行き「かにカニはしだて」を運行)。「かにカニエクスプレス」以前には1998年度まで「味めぐり文殊」を1往復設定していた。

※ちなみに、宮福線開業前は大阪駅天橋立駅間を福知山線山陰本線舞鶴線宮津線経由で急行「丹波」が運行されていた。福知山線電化に伴い運行を終了したため、急行「みやづ」運行まで大阪立直列車の設定は一度なくなった。

「文殊」データ

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