概要
1999年の舞鶴線電化に伴い設定された特急で、京都駅~東舞鶴駅間を結んでいる。なお、小浜線の電化以降、一時的に小浜駅まで乗り入れた事がある。
基本的に山陰本線内では「たんば」など他の特急との併結運転となり、綾部駅で解結する。この為183系C編成が使用されており、「まいづる」にグリーン車の設定はない。
2011年春の改正では新型の287系が登場する。287系による2011年春の置き換え対象が183系のA・C編成で運用されてた「まいづる」は全列車が287系に置き換えられる事となる他、同区間の「タンゴディスカバリー」を「まいづる」に改称し2往復増発された(使用車種、ダイヤはタンゴディスカバリー時代と変わらない)。また、一部列車が停車していた胡麻駅・和知駅は全列車通過に改められた。
2022年春のダイヤ改正で全車指定席に改められた。また、これに前後してチケットレス特急券の拡充などが実施されている。
なお、ダイヤが乱れた際は綾部駅で運転が打ち切られる場合がある。舞鶴線のみ運行の場合は山陰本線では併結相手が4連で単独運転となり、山陰本線側のみ運行の場合は舞鶴線は普通列車で代行となる。
そんなこんなで運転区間の短さの割に「全線電化区間なのに電車のほか気動車使用列車がある・途中駅で分割併合する・スイッチバックする・編成が短い」と言った沼の深い電車となっている。
また、この列車が併結されない「きのさき・はしだて」でも「特急リレー号」が福知山~東舞鶴で運転される。
この列車が現在まで運転を続けている理由として、舞鶴鎮守府舞鶴には自衛隊の基地が多数存在し、一定の利用があるためである。
「まいづる」データ
- 使用車両:287系(JR西日本福知山支社福知山電車区)・KTR8000形(北近畿タンゴ鉄道所属)
- 会社:JR西日本
- 運用線区:嵯峨野線・山陰本線・舞鶴線
- 運転区間:京都駅~綾部駅~東舞鶴駅
- 停車駅(※日吉駅・嵯峨嵐山駅は一部停車)
駅名 京
都
駅二
条
駅嵯
峨
嵐
山
駅亀
岡
駅園
部
駅日
吉
駅綾
部
駅西
舞
鶴
駅東
舞
鶴
駅○ ○ ▲ ○ ○ ▲ ○ ○ ○ - 編成図(287系)綾部⇔京都(東舞鶴⇔綾部間逆向き)
5号車 6号車 7号車 指定席 指定席 指定席 - 編成図(KTR8000形)綾部⇔京都(東舞鶴⇔綾部間逆向き)
5号車 6号車 指定席 指定席
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