ようがんクロコジャンプとは、スーパードンキーコング2に登場するステージの一つ。 または同ステージなどで流れる曲の通称である。
概要
曲
溶岩ステージで使用されるBGMではあるが、他のゲームと違い恐怖感や焦燥感を煽ることのない不思議な曲調である。むしろ、溶岩をトラップではなく自然の美しさとして捉えているように感じされる。そんな作曲者デビッド・ワイズのセンスが感じられる一曲である。
ゲーム中では「ようがんクロコジャンプ」「ねっききゅうライド」「ホットドームタイザー」の3ステージで流れる。
ちなみに、スーパードンキーコング2のゲームボーイ版に当たる『ドンキーコングランド』では原作準拠のステージに加えて、新たに「タルタルこうざん」「スコークスこうざん」「かぜのこうざん」の鉱山を舞台としたステージでも流れるようになった。なお、原作BGMの代わりに流れるようになったのには理由がある。詳しくは「タルタルこうざん」の個別記事にて。
使用ステージ
ようがんクロコジャンプ
楽曲のタイトルの元となったステージ。
ワールド2「マグマのどうくつ クロコドーム」の1面の副題となっている。
熱い火山の中、溶岩の上にあるクロコヘッドを足場にして進んでいくステージ。足場として利用するクロコヘッドは1体ごとのサイズは小さく、広い足場が中心だったワールド1と比べると慎重さが求められる地形となっている。
キャラクター面ではアニマルフレンドのスクイッターと雑魚敵のクロバーとクランポンが初登場するステージでもある。スクイッターの能力の解説は個別記事に譲るが、ワールド1の3体よりもよりバラエティに富んだ能力を持っている。初登場する雑魚敵も前者は触れても弾かれるだけのタイプで後者はこちらが行える攻撃手段が多かったりと、ステージに初めて入った時点でも比較的簡単に対処できるようになっているのだが、順当に雑魚敵の種類が増えつつあるステージだけあってか、ワールド1以上に敵が豊富になっていく事が実感できる。
これらの事から、本ステージは「冒険の発展」を予感させる様な作りになっている。まさに2番目のワールドの開幕に相応しい面と言っても良いだろうか?
ちなみに、このステージにはショートカットポイントも存在する。行き方はチームアップで入口の上に行き、チームアップでディクシーコングを投げること。成功するとタル大砲を用いてゴール付近までショートカットする事ができる。
同作ではワールド1の全ステージにワープポイントが隠されているのだが、同様にワールド2の全ステージにもワープポイントが隠されているので、ボーナスやDKコインを無視して手っ取り早くゲームを進めたい人は是非利用しよう。
ゲームボーイ『ドンキーコングランド』でも登場。
ほぼ原作を再現したような内容で、スクイッターやクランポンが初登場するステージというのはそのままだが、「ゲームボーイ版でのショートカットポイントはワールド1のみ」という今作独自の法則に従いステージ序盤のショートカットは削除されている。ちなみに、クロバーは同作ではワールド1の「アスレチックデッキ」で既に登場している。
本ステージではスクイッターが初登場するステージではあるのだが、彼の個別記事を見れば分かるように、煩雑さを増した彼の操作方法に対して違和感を覚えた原作ファンは数多い。
ねっききゅうライド
ワールド2「マグマのどうくつ クロコドーム」の4面の副題となるステージ。
同ワールドのセーブポイントを隔てた先に存在している。
ようがんクロコジャンプとは異なりステージの至る所に設置されている熱気球を操作したり乗り継いでいきながら進んでいくステージになっている。
ホットドームタイザー
隠しワールド「ロストワールド」にて、「あやしのもり ダークレム」のクラッバの小屋から入る事が出来るステージ。
溶岩の海を渡る手段が前ステージからこれまた変わっていて、入っている間に十字キーでの操作が可能なタル大砲の「コントロールバレル」を駆使して進む事になる。
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関連項目
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