アダラパタとは漫画「マテリアル・パズル」の真の主人公!!(自称)である。 読者からの愛称は『アダさん』。
概要
超特級戦闘員、女神の三十指の一員で、最初の三十指である。三十指で一番残虐非道で異質な男。4月1日生まれの27歳、血液型はB型。銀色の長髪で顔色が悪く、耳が尖っており額に入れ墨があるといういかにもきな臭い風采をしている。
笑い方は「ケけキャきゃけケきャキゃキャキャけけケケけケケケ」で、「〜しやがってください」という相手をナメくさった口調で話す。
組織の伝令役でいつもチョロチョロ動いているが自分の手は汚さない主義で他の三十指をティトォ達にぶつけて誅殺しようと画策する。あまりティトォ達の前に現れる事はなく、いつも水面下で暗躍している。
また自身の手は汚さない主義ではあるが、戦闘不能になった仲間や裏切り者を始末する時は嬉々として処刑する。
ブライクブロイドの直属の部下だがヨマが暴走してデュデュマが復活しそうになった際はブライクブロイドに怒鳴っている。
狡猾で人心の隙間に入り込むのがうまく、巧みな弁論術を駆使して魔法使いの素養がある者を次々と三十指にスカウトしている。
グリ・ムリ・アに「人が人を支配する方法」を教授したのも彼。
女神グリ・ムリ・アがアダラパタのいいなりなので、三十指の実権を掌握する統帥は事実上アダラパタであると言っても過言ではない。つまり女神側の実質的な黒幕にして親玉でもある。グリ・ムリ・アに忠誠を誓って盲従している訳ではなく、むしろグリ・ムリ・アの事も道具の一つぐらいにしか思っていない。曲者揃いの三十指のなかでも特に異彩を放つ存在。
パン、シーフード、葉巻、アルカナ大陸の三十指、チャケカバ、危険な馬鹿、マンゴー等嫌いなものが非常に多いが、甘いものは好物らしい。ちなみにティトォ一行には蛇蝎のごとく嫌われている。
人気投票の作者コメントによると「ゲス野郎だが ある意味誰より人間らしいかもしれない」とのこと。
余談だが「清村くんと杉小路くんよ」のおまけ漫画に友情出演しており、「清村くんと杉小路くんろ」にも扉絵で杉小路くんの持っているトランプの絵柄として登場している。「清村くんと杉小路くんろ」最終巻の巻末ネーム集によると第4章・神無でも健在の様子。
マテリアル・パズル【極楽連鞭】
【属性「魂」】魔法レベル:? 魔法器具:携帯電話のような端末
相手の魂をひきずり出して操作してアダラパタの傀儡に出来る。(ただし心が無防備な者に限る)操られている生物の瞳はアダラパタの額の入れ墨と同じ形になる。またひきずり出した魂を八つ裂きにすると相手も絶命する。相手の魂と繋げて電話のように交信することや、相手の承諾を得た上で魂に干渉して、強引に身体のリミッターを外し突撃させることも出来る。通話先の相手はこめかみを人差し指でおさえる傾向がある。尚マテリアル・パズル ゼロクロイツにて寄生石を飲みこんだ生物の瞳もアダラパタの入れ墨と同じ形になる。
一応、暴走した魔法使いを一時的に動きを封じるなど、無難な使い方もできるのだが、アダラパタはこの魔法を通して傀儡にした魔法使いの魔法まで操り、逃走用の乗り物や使い捨ての火器同然に使うことをいとわない。
アダラパタの悪行経歴
- 星の存在変換を諦めかけていたグリ・ムリ・アを教唆して再び野心に火をつける。
- 魔法が使えなくなったのでアビャクを殺害する。
- 移動手段確保のために鳥を洗脳する。(目的地に到着した後、鳥の魂を引裂く。)
- リュシカを洗脳してティトォを襲撃させる。
- 極楽連鞭を使って高級料理店で堂々と無銭飲食する。
- ティトォ達の戦力を探るためにガシャロが単身で挑むように仕向ける。
- ジール・ボーイに情報漏洩されないようガシャロを抹殺する。
- ロイド、ネオ、ルーべを操ってアクア達を襲わせる。
- 情報を巧妙に操作してアクアとジール・ボーイを激突させる。
- メッツを人質にしてジール・ボーイの右腕の魂を破砕する。
- バレット王にメモリア魔法陣の開催を強要する。
- 落とし前をつけるためにボブリッツを惨殺する。
- 巻末のおまけ漫画で団子を食い逃げ。
- エイキを自害まで追い込む。
- 切り裂き魔と結託して国の主要人物ならびに侍女を心身ともに追い詰める。
- 戦いに敗れたヨマを制裁として処刑する。
語録
- 「ケけ…………ケキゃキャけけけケ………!!ケけキャきゃけケきャキゃキャキャけけケケけケケケ」
- 「人の心に入り込むにはどうしたらいいか? 簡単です 一番大切なもの…その人の核となるものを奪い去ればいいのです 人は空っぽになる…そしてすぐそこを埋めてくれる者が現れる」
- 「聞けっつってんだよ馬鹿野郎 貴様は所詮女神の指の一本にすぎねェんだよ」
- 「正義も悪もこの世にはないんだよ」
- 「使えない者はいらない…こいつは魔法を失ったわけではない…まだ闘えます だがもう駄目です 必ず勝たねばならない闘いというものがありやがります それにこいつは負けた…こいつは…もう駄目です」
- 「本当の闇は死 生きていればそれだけで光」
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関連項目
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