ウィルソン・フィリップス上院議員とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部「スターダストクルセイダース」の登場人物である。
CV:滝口順平(OVA)/ チャールズ・マーティネー(OVA(海外))/ 佐藤正治(ASB)/ チョー(2015年アニメ版)
概要
「DIOの世界 その④」(コミックス27巻収録)で初登場。ジョースターエジプトツアー御一行様を追跡中のDIOに出会ってしまった、不幸な人物。
DIOのヤバさを前に、車で一時撤退していたジョセフと花京院(承太郎とポルナレフは別行動)。DIOは彼らを追うも車も運転技術も持っていなかったため、目の前にあった上院議員の車を利用しようとする。
後部座席へ無言で乗って来たDIOに上院議員は優しく注意する[1]も、DIOに「運転してもらおう……!」と前歯を折られながら脅迫される。
これに上院議員は大激怒。怒りの自己紹介モノローグが挿入される。
高校・大学と成績は一番で卒業した
大学ではレスリング部のキャプテンをつとめ…
社会に出てからも みんなから慕われ 尊敬されたからこそ政治家になれた…ハワイに1000坪の別荘も持っている…
25歳年下の美人モデルを妻にした…
税金だって他人の50倍は払っている!どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた…
いずれ大統領にもなれる!わしは…
ウィルソン・フィリップス上院議員だぞーーーーッ
そして上院議員は、DIOを終身刑にすると脅しながら必死に逃走を図るも、謎の力(ザ・ワールド)により車内に戻されてしまう。勿論上院議員は混乱するが、混乱が解けないままDIOに鼻をへし折られ、ついに車を運転させられる羽目になる。
結局、謎の力について上院議員は「わしが上院議員だからだッ!」「上院議員にできないことはないからだッ!ワハハハハハハハーッ」と、半ばパニック状態になりながら己に言い聞かせることで納得した。
超人的なドライビング・テクニックで車を追い越していく上院議員。しかしその後、折り悪く夕暮れの帰宅ラッシュに巻き込まれてしまい立ち往生を食らう。
恐怖に屈していた上院議員は、DIOの命令に従いアクセルを踏み込み、罪のない歩道の通行人を次々と轢き殺していく。
そして上院議員は暴走運転を続けながらDIOに命乞いをするが、DIOからは「だめだ」と冷たく宣告され、最期はジョセフたちの車を止めるための飛び道具としてDIOにブン投げられ、死亡した。(OVA版ではそのまま内臓飛散という惨たらしい死を遂げている。)
人生勝ちゲーだったハズの上院議員は、一体何が起こったのか何も分からないまま「突如狂った大量殺人鬼」として死んでいったのだった。ああ、DIOに遭遇さえしなければ…。
初登場から退場まで合計3話のみという出番の少ないキャラではあるが、DIOの凶行のインパクト、誰も聞いてない輝かしい経歴をいきなりツラツラ語り出すシュールなシーン、あまりにも可哀想すぎる狂い様・死に様から、ファンからの知名度は決して低くないばかりか、一部ではカルト的な人気を誇っていたりする。
特に通行人を轢き殺すシーンは印象的であり、ニコニコでは『Grand Theft Auto』などの車を操作するゲームで人を多数轢いた際、上記のシーンを彷彿させるコメントやタグがつけられる事がある。
ちなみに、エジプトは二院制ではないため上院議員は存在しない。そのためか、OVA版ではアメリカ人という設定となっている。(原作では特に人種について言及されていない。)
他作品での扱い
ゲーム『オールスターバトル』では、ステージ「カイロ市街」のギミックとして登場。ステージ上にいるキャラクターを轢き飛ばす。
フリーゲームでの扱い
『ディアボロの大冒険』では、DIOが遠距離攻撃用の飛び道具として投げつけてくるという悲惨な登場の仕方をする。(SEも何だかグロイ。)「上院議員を喰らった!ディアボロに27のダメージ!」
勿論射撃の1種なので、他の敵が使用する射撃と同様スタープラチナやウェザー・リポートの能力で無力化する事も可能だが、後者の場合は「蒸発させられる」ため、ある意味原作以上にロクでもない末路となるかもしれない。
『7人目のスタンド使い』では、彼がDIOに立ち向かう隠しルートがあり、専用エンディングまで設けられている。ある意味史上最強にカッコイイ彼の雄姿が拝める貴重なイベントである。
関連動画
関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- スターダストクルセイダース
- DIO
- 歩道が広いではないか・・・行け / 関係ない、行け
- 梨央ちゃんの隣人(最終決戦中でラスボスの被害にあった一般人)
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- 政治家の一覧
脚注
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