エスパークスとは、平成元年頃に流行っていたサンエックスによる文房具の漫画またはそのシリーズである。
概要
近未来のロボットのような剣士(白騎士のエスパークスホワイトナイトか、青い騎士のエスパークス・インフィニティーかは年代による)、と西遊記の孫悟空(サル(キー助))の様なキャラクターが、ノートや鉛筆・筆箱と言った文房具に描かれており、そのタイトルが「エスパークス」だった。
ノートには、漫画とすごろくが載っており、鉛筆はサイコロ、筆箱にはコマ(プレイヤーキャラクタ)等充実しており、当時の小学生は、休み時間などで遊んでいたりした。
補足
原作者は、征矢浩志。超能力の「エスパー」と火花の「スパーク」、ロックバンドの「スパークス」を掛け合わせたタイトルである。
この作品が描かれた当時、原作者は「サンエックス(リラックマ等でおなじみ)」に所属していたため、2024年の現在でも同会社の管理下にある。このため、二次創作に厳しくファンアート等は少なめである。
1989年(平成元年)に発売され、書店にはポスターや店によっては専用コーナーなどもあり、当時の小学生を基準に大人気。
1992年にはスーパーファミコンやゲームボーイのゲームも発売され、翌年の1993年にはコロコロコミックなどでの漫画もあった。
その反面「授業で遊んで集中してくれない」、「これは文房具では無い」と教師や堅い親たちの反対などもあり、一部の学校では持ち込み禁止などの措置が行われたほか、本屋に押しかけ撤去させるなどの動きもあった。
漫画作品は、ハッピーエンドでは無くバッドエンドの打ち切りとなっており、当時のファンからは混乱や落胆等があった。なお、打ち切りに関しては諸説あり社会現象なのか、メディアミックスによる取り扱いの問題なのか、真相は明らかになっていない。
当時の小学生だった人間は、老化のフラッシュバックとともに「なんか小学生の頃に文房具で漫画があったな…エ…なんとかっていう…あーなんだっけ…」
と検索し、「あっ、これだ…。」とちょっと感動する。
若干、ショタ的なところもあり、某界隈では灯火のような需要があるほか、お供だった「ジャディーン(赤い騎士)」や「シンディC(青い女性騎士)」等でその界隈に進み出した者も確認されている。
2009年には20周年を記念したメモリアルボックスというファングッズが販売されている他、2023年(昨年)にはカプセルトイ(ガチャポン)等、今でも販促はされている。なお、LINEスタンプもある模様。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 4
- 0pt

