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サウンドスカイ

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サウンドスカイ（Sound Sky）とは、2013年 3月23日生まれの日本の競走馬。栗毛の牡馬。

概要

父ディープスカイは2008年のNHKマイルカップと東京優駿を制した変則二冠馬。ダーレー・ジャパンで種牡馬し、急逝した父アグネスタキオンの後継として期待されたものの産駒はダートの世代戦でGI級の馬が2頭出たのみと不振に終わった。サウンドスカイは3年目の産駒であり、同期にもう1頭のGI級勝ち馬キョウエイギアがいる。

母父ゴーンウェストはGI1勝ながら12馬身半差で勝利を収めた米国産馬で、アメリカで種牡馬としても活躍した。

生産はフジワラファーム。セリでは1134万円で落札され、増田雄一が馬主となった。

馬名の意味は「冠名＋空」。

栗東の佐藤正雄厩舎に入厩し、8月の芝1600mの2歳新馬でデビュー。小牧太を鞍上に4番人気に支持され後方からの競馬で4着。レース後に小牧騎手は「走りが硬いので、最終的にはダートの方がいいかもしれない」とコメントしている。

9月の芝1800ｍの未勝利戦では2番人気に支持されたが9着に終わった。

同月にはダート 1400mの未勝利戦に出走。戸崎圭太を鞍上に2番人気に支持されると、ゲートで少し遅れたが上がり最速を出し、2馬身差で勝利した。

10月には福永祐一鞍上でダート 1400mの500万下であるなでしこ賞に出走。5番人気であったが中団の内でレースを進めて各馬を差し切り、2馬身半差で連勝。

続いて11月の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn Ⅱ)に出走。戸崎を鞍上に単勝2.1倍の1番人気に支持されると、先団の後ろでレースを進め直線抜け出して1馬身以上の差を付けて勝利。ディープスカイ産駒としても初のグレード重賞制覇となった。

12月の全日本2歳優駿(JpnI)も戸崎鞍上で単勝3.1倍の1番人気に支持されると、レースでは中団で進め3番手まで上がって直線で抜け出し、2番人気レガーロ^[1]に1馬身半差をつけ4連勝。

脚部不安の影響で休養が長引き、12月にはファイナルステークスや兵庫ゴールドトロフィーに登録したものの一度も出走できず3歳を終えた。

4歳初戦は1月にオープンでダート 1400mのすばるステークスに出走し、松田大作鞍上で7番人気に支持されたが最下位16着に終わった。

5歳となり、1月のすばるステークス15着、4月のオアシスステークス14着、6月の大沼ステークス14着の後、7月には芝のオープンである巴賞に出走したがやはり11着となり、7月6日に競走馬登録が抹消された。

当初は乗馬の予定と発表されていたが、オーナーの意向もあり8月には優駿スタリオンステーションでの種牡馬入りが発表された。種付け料30万円で、初年度の2019年は種付け頭数8頭を集めたものの、2020年は4頭、2021年から2024年は各年1頭の種付けに留まり、2024年のシーズン終了後はヴェルサイユリゾートファームに移動した。