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シルバニアファミリーとは、獣人たちによって結成された恐るべきマフィア組織である。
概要
ネット上で知らないものは居ないほどの超巨大犯罪組織。1985年の結成以来その勢力は巨大化し続け、当局の調べによればその構成員は2015年時点で、世界40ヶ国に1億2000万人以上存在するという。その名は口にするだけで咎められ、ファミリーについて不用意に踏み込もうとすれば「お前、消されるぞ・・・」と即レスが付くほどである。
彼らは主に女児をターゲットにしており、ひとたび彼らに関わればケツの毛まで抜かれるほど金を巻き上げられること必至である。ファミリーの資金源として 「シルバニア森のマーケット」という麻薬市場を全国に展開しているほか、「シルバニア森のキッチン」という、ファミリーの息がかかった飲食店も経営している。
森の中を中心に多数アジトを持っているが、赤い屋根のアジトが特に有名。無論、その赤色は反逆者や敵対勢力の血で塗られたものである。彼らのアジトには壁が片面存在していないのだが、これは「何処からでもかかってこい」という自信の表れであるとか、獣臭さが充満するのを防ぐためであるとも言われている。
当然のことながら、森の中だけでなく街にもその手は及んでいる。街中にある彼らのアジトは「アーバンライフシリーズ」と呼ばれている。また「気がついたら家の中にアジトが建設されていた」「妹がいつのまにか構成員にされていた」という報告も多数寄せられており、今後の動向により一層の注意を払わねばなるまい。
巨大化するファミリーに楯突こうとした「3年2組」という暴力団や「メイプルタウン」という街を壊滅させた過去があるのはあまりにも有名。なお現在も「リカちゃんファミリー」との抗争が続いているが、ここ最近は巨大組織から送り込まれた謎の新鋭、「ヒミツのここたま」の動向にも目を光らせているという。
* * * うさです + ∩ ∩ n | |_| | n + (ヨ(*・ 。.・)E) Y Y *
シルバニアファミリーとはエポック社が発売した、主に女児向けのドールハウス(人間は出てこない)である。
親子三代のファンもいたり、世界中にファンがいるなど、同社の主力玩具の一つにもなっている。
真面目な概要
エポック社が1985年に発売。その頃、当時の同社はファミコンが社会現象となってきた頃であり、カセットビジョンの敗北もあって、新たな商品開発が求められていた。また、季節商品に依存していたことで、収益の安定性を図る商品が必要だという判断もなされた。そこで、白羽の矢が立ったのが、当時同社が苦手としていた女児向け玩具の新規市場開拓であった。
そこで同社は、欧州で人気の高いドールハウスに目をつけるが、日本ではあまり馴染みがない。そこで、日本でも馴染みのある動物を擬人化させ親しみをもたせることにし、擬人化ドールハウス「シルバニアファミリー」を鳴り物入りで発売した。当時、視聴率を稼いでいたドラえもんのCM中に見た視聴者や玩具屋を回っていた女性客らがたちまち食いつき、少女だけでなく大人の女性(一部男性)も取り囲む一躍大ヒット商品(当年のヒット商品番付で10位、同社の売上はそれだけで120億に上った)となる。今も同社の売上を支えるモンスターコンテンツとなっており、親子三代のファン、海外にもファンが多い(売上の9割は海外)。
このヒットに対し、多分に洩れず他社も追随したが、当然のごとく飽和状態になりブームが収束するや間もなく撤退(その後バンダイだけは類似商品を軌道に載せた)、2年ほどでブームも去り、売上も激減した。それでも当作品が廃盤を免れたのは海外展開も早いうちにしていた(イギリスには1986年に進出)からであり、それを新商品の開発費に回したことで、再度軌道に乗せている。そして動物を選んだことが結果的に奏功し、人種の壁も問題なくクリアしたことで海外展開がしやすく、ブラジル、アメリカなど数多くの国からも大ヒットとなった。特に、アメリカでは日本以上に人気が高い。ただ、商標権の問題で「カリコ・クリッターズ」という商品名となっているほか、人気の動物も違う。また、初期はハウスだけでなく什器も力が入っており、本物さながらのリアルさであった(余談だが、トミカをマイカーとしてハウスに飾っていた人もいた…)。一方、近年では3Dプリンターを使っているなど、徐々にハイテク化している。
なお、シルバニアとは森のことで、トランシルバニア地方やチロル地方など欧米の田舎暮らしがモデルといわれているが、具体的な明示はない。ただ、開発者曰く『大草原の小さな家』といったアーリーアメリカンをヒントに得ていたという。
キャラクター造形の擬人化にも気を配っている。メーカーによると、どちらかというと大人向けを意識しており、あまり子供だましっぽく作っていないらしく、その造形は絶妙である。そのキャラクターたちに名称はなく「遊ぶ人がそれぞれ愛着のある名前をつけてほしい」というスタンスだったことは有名。しかし、世界展開するべく、世界で通用する名前が必要だということで、2002年から共通の愛称がつけられている。
ただ、その名前が仰々しかったことで、上記のようなネタが生まれた(実は某ピクシブあたりでも周知であるネタらしいが、当然、ファンの心境は…いい加減にせえよオメーラ…である)。まあ、そうでなくとも、家族に兄弟がいる時点で、その動物たちが少年らしい遊びに巻き込まれる命運は不可避であろう。
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関連項目
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