スモーキー永田とは、一言でいうと「世界最高速度違反者」である。
概要
チューニングパーツメーカー、株式会社トップシークレット(千葉市花見川区)代表。
スモーキーというあだ名は、至る所でバーンアウトして周囲に白煙をまき散らすことからそう呼ばれるようになった。東京湾アクアラインや首都高中央環状線の山手トンネルで、真新しい道路にブラックマークを初めて付けたのもこの男である。
チューナーとしての腕も世界的に有名であり、時速400kmを目標として自身が1000万円以上かけて製作した、「V12スープラ」とよばれるセンチュリーのエンジンをフルカスタムしたものを搭載した車両は、アラブの王族に3億円で売れたという。
基本的には首都高湾岸線を最高速トライアルの主舞台としている。
イギリスでの伝説
イギリスの高速道路で0-300を行い、318km/hを記録。路肩での停車状態から発進したが、イギリスでは路肩での停車も法律違反である。
ところがこの後、1台のパトカーがスモーキーの車を追跡し、スモーキーは逃げ切れず逮捕されてしまう。
警官"You think this is a bloody playground?"
なぜ逃げ切れなかったのかは、ビデオオプションでは紹介されていない。
300km/h超での逮捕は、当時イギリスではこれが初めてだった。
ちなみに後述のチューニングカーイベントの際、警察に見つかり再び連行された。
イギリスの反応
新聞の報道
「197mphで走行、28日間の免停 28日間の免停と罰金のみで釈放。『まるでおかしな判決』と、警察のスポークスマン」
「200mphモーターウェイレーサー 最高速度210mphまで達していた模様。英国道路上での最高記録になるであろう」
「A1での130mphフィルムスタントに警察激怒 ボンネットやルーフにカメラを装着の日本製スポーツカーのドライバーを逮捕。撮影隊は高架上から撮影していた模様」
「A1にて125mphのスピード違反 更なる罰金と最高刑まで考慮できる状況の中、日本人永田和彦は免停期間の及ばない日本へと帰国。この車はスピードの限界に挑戦していた模様」
その他の反応
イギリスのチューニングカー雑誌MAX POWERにBANZA1!という見出しで大きく取り上げられた。
イギリスのチューニングカーイベントのTOP SECRETブースでヒーロー扱いされた。しかし警察に見つかり連行された。
eco SECRET
昨今の原油高騰や世の中の流れから、チューニングカーもエコロジーを考えなければならなくなってきている。
そんなスモーキーもついにエコに目覚めたようで、プリウスやインサイトといったハイブリッドカーにトップシークレットの持てる技術を注ぎ、「家族も乗れて、家計にも優しい」チューニングカーにしようと画策している。
その割にはNOSを積んだり最高速にチャレンジしようとしたりと、随分とエコから逆行しているような気もするが。
関連動画
関連項目
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