ティラノ剣山とは、遊戯王GXの登場人物である。
概要
2年目にデュエルアカデミア・ラーイエロー寮に入学した生徒で、主人公・遊城十代の後輩に相当する。
やんちゃな性格であり十代との決闘を通じて彼に惚れ込み、「アニキ♂」と呼んで慕うようになる。
同様に十代を慕っていた丸藤翔とは対立することが多いが、何だかんだいって少しは認めているようである。
幼い頃に親と共に行った化石発掘現場で、落盤事故が起こり足の骨が潰れてしまい、失われた骨の代わりに恐竜の骨の化石を埋め込まれる。以降は興奮すると瞳が爬虫類のように変化するようになる。
剣山自身は「恐竜のDNAを取り込んで進化した」と説明している。
語尾に「~ドン」や「~ザウルス」と付け、虫や生き物を愛しているちょっぴり痛い恐竜ヲタク。
その肉体はかなり鍛えられてえおり、かつては喧嘩が強かったらしいが、それに反して家庭的な一面も見せる。
十代に対しては異常な程に懐いており、海外版では同性愛表現の規制に引っ掛かってしまい台詞が完全に別の物に変更されている。アッー。
物語との絡み
元は不良少年であったらしく、アカデミア入学当初は傲慢な態度で仲間を引き連れ「ティラノ団」を名乗ってデュエリスト狩りをしていた。
しかし、十代との決闘で何かを感じ取ってようで、ティラノ団を解散させ勝手に十代の舎弟になる。
斎王から「ストレングスの象徴」と呼ばれターゲットにされてしまい、決闘でも敗れてしまうが、持ち前の野生の本能により何とか「光の結社」への参加は免れる。また童実野町では斎王が十代たちを誘き出すための人質として利用される。
さらに斎王と十代の決闘の最中にはスペースザウルス(笑)と化して、ネオスと共にレーザー衛星を破壊した。
なお剣山本人はこの時の記憶を失っている様子である。
三年目には異世界において十代たちがマルタンの元へ向かうための時間稼ぎとしてゾンビ化した生徒たちと戦った。
再び異世界を訪れた際は十代の変化に対して憎悪のような違和感を感じており、ブロンに捕らえられて十代vsブロン戦の最中に消滅したが、ユベルが十代に敗れたことにより世界へ帰還する。
四年目の卒業デュエルでは、十代に空野大悟の捜索を任される。
発見した空野がミスターTである事に気付き決闘を挑むが、巧みな話術に惑わされ敗北してしまう。
その後はミスターTによってダークネスの世界に閉じ込められていが、十代の呼びかけにより帰還を果たす。
使用カード
恐竜族モンスターを中心に組んだパワーデッキを使用する。
エースモンスターの「ダークティラノ」のようなティラノサウルスをモデルにしたモンスターが多い。
また使用カードの多くは「ストラクチャーデッキ-恐竜の鼓動-」に収録されており、事実上の「ストラクチャーデッキ-剣山編-」となってしまっている。
ちなみに第2期におけるメインキャラのはずなのだが、彼の勝利決闘はカレー仮面こと樺山寮長戦だけである。
さすがあの人と同じイエロー寮の人間だけはある。
関連動画
関連項目
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