デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編とは、1994年にカプコンより発売されたスーパーファミコン用ソフトである。
概要
カプコンの代名詞的ソフトの一つ魔界村、その中に登場する悪魔レッドアリーマーを主人公とした「魔界村外伝」の一つ。レッドアリーマーシリーズとしては3作目。とはいっても過去2作とは別の世界観で展開されており、作中の繋がりは特に無い。背景まで細かく描き込まれた美しいグラフィックも特徴で、森林や水中神殿は一見の価値あり。
本作のアリーマーはホバリングが強化されており、過去作にあった飛行制限時間が撤廃された。道中で入手する魔石を用いたアクションが軸になっており、敵に対して複数の魔石を切り替えて進行していく。他にもダッシュジャンプやパスワードによるコンティニューなど、同時期に展開していた「ロックマンX」に近いゲームシステムとなっている。
主なあらすじ
人の住む人界と、魔物達の住む魔界と魔天により(人界と魔界を隔てる魔界の天井の様な物?)世界が分かたれており、突如として魔天から魔界へと降った六つの石、それぞれ火・地・気・水・時・天の紋章が刻まれており、大いなる力を秘めていた。その力を求める魔物達による激しい争いが繰り広げられ、魔界は大いに荒廃することになった。
そんな中火の紋章を持つレッドアリーマー(作中では「赤き魔物」、と呼ばれる)が地・気・水・時の紋章を持つ魔物を倒し、魔界の争いを鎮めた。
が、強者との闘いを求める赤き魔物は更に魔天に住まう天の紋章を持つ魔龍「ソムロ」に闘いを挑み、激しく、永い闘いの末に魔龍をも倒し天の紋章をも手に入れる。
しかし赤き魔物もまた深い傷を負い、魔天から魔界へ戻ろうとしていた、そこへ魔界の支配を目論む魔物「ファランクス」が襲撃、赤き魔物は紋章を全て奪われ幽閉される事となった。
そして紋章を手中に収めたファランクスはその強大な力を以って魔天を砕き、魔物達を率いて人界へ攻め込みこれを滅ぼし、新たなる魔界の支配者として君臨した。
そしてファランクスの支配から数百年、コロシアムの地下に幽閉され続けた赤き魔物はある日力の源であった火の紋章の欠片を与えられ、
かつて死闘を繰り広げたソムロ(ゾンビ化した成れの果て)と戦わされることとなる、そこにファランクスの更なる企みが隠されているとも知らず・・・・
と、ゲームはコロシアムにてソムロと戦う所から始められる。
それ以前の世界観や紋章に関する話などはオープニングデモで見る事が出来る。
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関連項目
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