ドライブスルー (drive-through、もしくはdrive-thru)とは、マクドナルドやモスバーガーなどで、車に乗ったまま注文して持ち帰れるシステムである。
概要
一度も車から降りることなく商品やサービスのやり取りを行える、ものぐさな人向け とてもお手軽なサービスの一つ。
お客は車で店の窓まで行き、車の中からお金のやり取りや商品の受け取りを行う。マクドナルドなどのように、先にマイクで注文を聞いたあとで窓口にて商品受け渡しと支払いを行うというところもある。サービスがさらに進んでいるところでは、お金をカプセルに入れてシューターで送るという、対面すら必要ないところもあるとか。
このサービスが登場したのは1930年代で、発祥地は車社会であるアメリカ。車のみで完結させると色々とお得なことが判明。合理的なことを求める国民性もあってか急速に普及。世界中で使われるサービスとなっている(ただ、1920年代にはすでにドライブスルー型のスーパーマーケットなども構想されていたという [1])。
- 【効率的に行えるように】
- 駐車場にいって車から降りて店と往復するという手間、目的地へ歩く時間や体力などを考えていくとムダが多い。合理的なアメリカ人はムダを切り捨て、「車でダイレクトの方が良くね?」という結論に達した。
- 【すぐに逃げられる】
- 銃社会・犯罪者天国のアメリカなので、生身で無防備にATMになど立つのは厳禁。車に乗りながらやればなんか大変なことが起こっても即逃げられるから発達した。なお車であってもきちんとドアロックしてからやらないと気づかないうちにヤバい人が入ってくる事もあるらしい。
- 【車社会だから】
- アメリカは広くて道路網が整備されている車社会なので大都市圏でも車は必須。車向けのサービスは需要がある分だけどんどん出てくるから無くならない。
なお当たり前だが、ドライブスルーで注文したまま、走り去ってはいけない。
しかし、世の中にはそんなことをやってニコニコ動画にアップしたようなアホもいるらしい。
よい子も悪い子も真似しちゃいけないよ。
ドライブスルーペナルティ
モータースポーツにおけるペナルティの一つ。このペナルティが課されたら、ピットレーンを制限速度以内で走行しなければならない。もちろん、ハンバーガーの注文は出来ない。
参考→井出有治
ドライブスルーを行う企業
ファストフード
飲食店
軽食店
その他
- NTT西日本 - 公衆電話が道路横の退避場のように設置されている
- 全自動洗車 - ドライブスルー型がある
- オークワ - ネットスーパーで予約した商品をドライブスルーで受取、清算できる。
- 大垣共立銀行 - ATM移動・変形可能で、が様々なサイズの自動車に対応する。
関連項目
脚注
- 2
- 0pt