ハーフゼータとは、『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場するモビルスーツである。
概要
アナハイム社がMSZ-006「Ζガンダム」の過渡期に開発した可変モビルスーツの実験機種。後にカラバに譲渡され、エゥーゴで活躍中のΖガンダムに似せたとされる。正式名称不明。
マニピュレーターで保持するシールド兼フライングアーマーユニットは機体全高より巨大で、ハーフゼータはこれを振り回せるだけのパワーも備えている。だがMS形態時はこれがデッドウェイトとなり、シールドユニットの飛弾で変形不可能に陥る(或いは変形しても飛行が上手くいかない)。こうした動作不良から分かる通り本機は欠陥品である。また、総合的に見ても不安定かつ性能に偏りのあり、「ネモの方がいい」とも言われている。
パイロットは後にカラバに参加した元ティターンズのエドガー・エドモンド・スミス。ハーフゼータは彼のネーミングで中途半端という意味が込められており、エドガーの生涯のライバルにして恩人のカン・ウー大尉が搭乗した機体「ハーフガンダム」に肖ったものと思われる。
劇中での活躍
カラバでの作戦でアムロ・レイの影武者(女)を救助する為にエドガーが搭乗。無事救出し、追っ手を撃破する。
主立った戦場が宇宙に上がりエドガーがエゥーゴに参加しても未だ使われており、グリプス戦役終局(終戦2日前)にはティターンズの巨大モビルアーマー「アモン・ドック」を撃破している。無事、グリプス戦役を戦い抜いたが、その後の機体の行方は不明。
存在は作家・詩人であるシシリア・マディンの遺品「エドガー・エドモンド・スミスの日記」にて判明した。これはシシリアが創作したモビルスーツとも言われているが、日記の支持者にはリアルで凝ったディテール等は女性のそれではないとする声もある。
同作者の漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」にも出演。都市伝説として語られ、0083のガンダム開発計画と同様の扱いを受けている様子。
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関連項目
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