ヘキジャインベスとは、『仮面ライダー鎧武』に登場するインベスである。初登場は第13話。
この項目は、『仮面ライダー鎧武』のネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
概要
身長:241cm
体重:159kg
特色/力:半金属化した頑強な皮膚、右腕の巨大な鉤爪
ヘルヘイムの森で果実を口にした初瀬亮二がインベスへと変貌した姿。
全身を半金属化した皮膚で覆われているため、アーマードライダーであっても切り裂くことは容易ではない。
最大の特徴は右腕の巨大な鉤爪であり、その爪の一本一本が鋭利で分厚い刃と化している。
一度は人間の姿を取り戻し、ラットやリカの前に現れるが再びインベスの姿に変貌しリカに襲い掛かろうとする。
(仮面ライダー鎧武公式サイトのインベス[リンク切れ]より)
当初、初瀬亮二は城乃内秀保(=仮面ライダーグリドン)とコンビを組むことで、自らを下僕のように扱っていた駆紋戒斗(=仮面ライダーバロン)に反逆し、仮面ライダー黒影としてのデビューを華々しく飾る。
しかしながらその栄華は直ぐに崩れ去り、葛葉紘汰(=仮面ライダー鎧武)、凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(=仮面ライダーブラーボ)にグリドンもろとも連敗、負け組み街道を転がり続けた。
「俺はこのままじゃただの雑魚だ。」という焦りを抱えた初瀬はヘルヘイムのバトルロワイヤルゲームでがむしゃらに他のライダーに挑むも、バロンやブラーボに軽くあしらわれた挙句、呉島貴虎(=仮面ライダー斬月)を新人ライダーと勘違いし挑発、本部の危機で余裕が無かった彼を激昂させベルトを破壊されてしまう。
ベルトを失った初瀬はその後、ステージを奪いに来たバロンに手も足も出ず、相棒であった城乃内からは利用価値無しとコンビを解消され、レイドワイルドのダンスメンバーからも見捨てられてしまった。
仮面ライダーにすら変身できなくなり仲間も失った初瀬は疑心暗鬼に囚われ、他のチームのライダーやインベスが自らを狙いに来る幻覚に襲われてしまい、逃げるように町をさまよい歩くことしかできなくなってしまう。
そんな中、戦闘中のインベスがヘルヘイムの実を食べる事でパワーアップしているのを見た彼は、力を求めるが故に、幻覚に打ち勝つため、その実を自分も食べるという凶行に走る。そうして生まれたのがヘキジャインベスである。
インベスの姿になってからは初瀬の意識はなく、一旦は紘汰の説得でほぼ元の初瀬の姿に近い状態にまで戻るが理性は失われたままであり、変身を解除して説得を試みていた紘汰を攻撃、そのまま逃亡した。
もはやインベスと行動が同様になってしまった初瀬は無関係の一般人を襲い、果物を求めてフルーツパーラーに現れ、チーム鎧武のラットに重症を負わせてしまった。
後に紘汰と再戦するが、彼の必死の叫びも虚しく理性は戻らず、紘汰は戦意を喪失。
その直後に初瀬は突如として現れた新世代アーマードライダーに狙われてしまい、最後は制止の声すら全く気にも止めないシドの手によって、無情にも殺されてしまうのであった。
初瀬る
余談になるが初瀬亮二を作中で演じた白又敦氏のブログによると、初瀬がこうなる事は企画の最初の段階で決まっていたことらしい。
脚本家の虚淵玄氏には「まどかマギカにおける巴マミのポジションで物語のターニングポイントを作る人」といわれたとかどうとか。
実際にはマミさんだけでなく、さやかの要素まで混ざった悲劇に見舞われてると思えたのは筆者だけであろうか。
そのためか「初瀬る」という言葉を流行らせようという凄くポジティブな事もブログには書かれているので、皆も積極的に「初瀬る」を使っていくことをオススメする。
具体的には「全てに見捨てられた挙句怪物化して惨死する事」が「初瀬る」になるのだろうか、一人ぼっちの分やっぱりさやかより悲劇である。
関連動画
関連項目
仮面ライダー鎧武の登場人物 | |
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仮面ライダー | 葛葉紘汰 - 駆紋戒斗 - 呉島貴虎 - 呉島光実 初瀬亮二 - 城乃内秀保 - 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 錠前ディーラー シド - 湊耀子 - ザック - 戦極凌馬 - ペコ |
インベス | ビャッコインベス - ヘキジャインベス オーバーロードインベス |
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オーバーロード | デェムシュ - レデュエ - ロシュオ - デュデュオンシュ |
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