デェムシュとは、仮面ライダー鎧武の登場人物。CVは杉田智和。
ダムフォ ションエガウフェ シェガウメ オブリョファショ?
初登場は第21話だが、初戦闘は第23話。赤い鎧とマントを装着した騎士のような姿をしたインベス。
錫杖の様にも見える両手刀を武器として戦う他、爆発する大型の火球を生成し飛ばしたり、身体を霧かゲルの様な形に変えての高速移動やこれを利用し相手の死角から不意討ちを行ったり、ヘルヘイムの植物や他のインベスを操る力を持つ。
作中最初に登場したオーバーロードインベス。戒斗との対戦前には戒斗のばら撒いた国語辞典を少し読み、それを破り捨てるという挑発とも取れる行為をしている。またそれ以降、後述の経緯から傷を負わされたバロンへの怒りを示す意味もあるのか人間相手には次第に日本語で喋る様になっているが、地球人を「サル」と呼び軽蔑している。
レデュエやロシュオと比べて非常に血の気が多く好戦的で、コミュニケーションやその変化に大抵戦いや暴力が絡むなど、紘汰には「戒斗と似た者同士」と評される様な性格をしている。だが、その本質は戒斗のような騎士道精神に基づく性分ではなく、破壊と殺戮を愛好し弱者を甚振る事を「強者の権利」と思い込んでいる故、命を奪ったり物を壊す事で悦に浸るという非道極まる性格であった。
実際、ロシュオが語るところによればフェムシンム(オーバーロードインベス)の文明は、かつてヘルヘイムの森から力を得て進化を果たしたが、やがて力に溺れ「自分達は選ばれた特別な存在だ」という選民思想に支配されていったために同族の間で殺し合いが起こった結果、デェムシュはレデュエと共に他の同族を根絶やしにした事で文明が滅びる直接のきっかけを作ったらしい。
最初に戒斗と遭遇。当初は人間の文化に興味を示す事も無く、挑んできたバロンを一方的に弄ぶも、後にゲネシスドライバーでパワーアップしたバロンに一矢報いられ、サルと見下していた相手から傷を負わされた屈辱を晴らすべくバロンを「赤い奴」と呼び付け狙う様になった。
その後ヘルヘイムの森で調査活動を行っていたユグドラシルの調査隊を発見し襲い掛かるが、そこへやって来た仮面ライダー斬月・真及び仮面ライダー鎧武と交戦する。しかし、ロシュオから戦いを中止するよう言われ、制裁を受けたためにやむなく撤退する。
やがて29話のラストで紘汰と光実が戦っていた現場を見つけ、割って入る。赤い奴がここに来てるよ!
混戦状態の中、人間世界へのクラックが突如開いた事をきっかけに人間世界へと単身侵攻、31話にて人間世界へやって来た彼はフェムシンムの文明が滅びた反面で地球の文明が発展していることを一方的に逆恨みし、溜まりに溜まった鬱憤を晴らすが如く建物を手当たり次第に破壊したり街の人々へ無差別に襲い掛かる。
その後、そんなデェムシュの暴挙を食い止めるために駆けつけた鎧武とバロンの2人を相手に激戦を繰り広げるも、デェムシュを捕獲しようとする戦極凌馬の指揮下で動くマリカほかユグドラシル特殊部隊の「協力」があったとはいえ、カチドキアームズに変身していた鎧武を戦闘不能(変身解除)に追い込んでいる。
続く32話にてバロンとナックルの攻撃により不利になったため一時撤退するも、ヘルヘイムの果実を食べたことで両肩に角が生えた強化態へ変貌する。
バロン、ナックル、マリカ、ブラーボ、グリドンの5ライダーを単騎で圧倒するという恐ろしい戦闘力を見せるも、極アームズの力を得た鎧武には手も足も出ず、「火縄大橙無双斬」によって爆散、死亡する。
名前の「デェムシュ」とは、フェムシンムの言葉(所謂オーバーロード語)で『真紅(深紅)』と読める。
また、CVを担当する杉田智和からは『赤トウガラシ君』のあだ名で呼ばれているらしい。
フォンウションショ。 ジョファデェミョディジ シュビリェガ?
ゴミフショ デェムシュ。
フォ…デョミョロシュオ? フェンデュション…。
エエコシュイ ミュガウ! コジョデェファシェデェンフェ ミャフォンビリェ!
仮面ライダー鎧武の登場人物 | |
---|---|
仮面ライダー | 葛葉紘汰 - 駆紋戒斗 - 呉島貴虎 - 呉島光実 初瀬亮二 - 城乃内秀保 - 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 錠前ディーラー シド - 湊耀子 - ザック - 戦極凌馬 - ペコ |
インベス | ビャッコインベス - ヘキジャインベス オーバーロードインベス |
謎の人物 | オルタナティヴ舞 - DJサガラ |
オーバーロード | デェムシュ - レデュエ - ロシュオ - デュデュオンシュ |
その他 | 高司舞 - 葛葉晶 - 角居裕也 |
- 1
- 0pt