ラドン(Rodan)とは、1956年に公開された映画「空の大怪獣ラドン」、及びゴジラシリーズに登場する怪獣である。
概要
古代の翼竜プテラノドンが核実験の影響で巨大化した怪獣。 その巨体で空を飛ぶことで発生するソニックブームで地上を破壊する。また羽ばたきによる強風や鋭い嘴や爪でも攻撃する。 作品によってはビームや火球を吐く事もある。
名前の由来は「プテラノドン」から。英語では「Rodan」(ロダン)と表記・呼称される。
各作品のラドン
昭和シリーズ
初出は『空の大怪獣ラドン』で、自衛隊と死闘を繰り広げた後にミサイル攻撃で誘発された阿蘇山の噴火に巻き込まれ焼死する。ちなみにこの時のラドンは2頭存在しており、つがいであったとのこと。
『三大怪獣 地球最大の決戦』で二代目個体が登場。初代とは体色がこげ茶色になり嘴の横にトゲが生えているなどの差異がある。 阿蘇山から地上に出た後、ゴジラに執拗に追いかけられことで腹が立ったのかゴジラと交戦状態に入る。 戦いを続けていたがモスラの介入で一時休止。モスラから地球の為に戦ってほしいと説得を受けるものの拒絶する。 しかし単身ギドラに立ち向かうモスラを見てギドラと戦い始める。 ギドラの光線に苦戦するものの三体の連携攻撃でギドラの動きを封じ、見事撃退した。
『怪獣大戦争』では先の戦いから眠りについていたが再びギドラと戦う為にX星人に連れ出される。X星人からは「怪物02」と呼称される。 X星でゴジラと共にギドラを撃退するものの、これらはX星人の策略であり、X星人の地球侵略の手駒として操られてしまう。 ゴジラと共に農村地帯で暴れていたが、人類側の反撃でコントロールが解け、 ゴジラとの合体攻撃でギドラを再び撃退するが、海中に没して一時消息不明となる。
『怪獣総進撃』では怪獣ランドで平和に暮らしており、養殖されたイルカを主食とする様子が見られる。 今度はキラアク星人に操られ都市を襲撃する。コントロールが切れた後は地球怪獣軍団でギドラと戦い勝利。再び怪獣ランドに戻った。
その後の昭和作品では目立った活躍はないが、怪獣島に住む怪獣達の一体として顔見せ程度に登場した。
平成シリーズ
昭和ゴジラシリーズの休止によってラドンの出番も無くなってしまったが、平成の『ゴジラvsメカゴジラ』にて再び登場することになった。
この時のラドンは昭和シリーズのものに比べ巨大化しているうえに、劇中で赤く変化した後にはウラニウム熱線を吐くことまで出来るようになっている(この変化後の姿は「ファイヤーラドン」と呼称される)。
その後『ゴジラ FINAL WARS』で再々登場。満月をバックに咆哮するシーンが印象的。
ニューヨークの摩天楼を衝撃波で破壊し尽くし、地球防衛軍の空中戦艦ランブリングと交戦。
後半では富士山麓でアンギラス・キングシーサーと共にゴジラと戦う。
アニゴジ前日譚小説『GODZILLA 怪獣黙示録』にも登場。最初の個体がアンギラスと共に中国に現れたが解き放たれたヘドラに殺害された。 その後種族単位で出現しており度々メガギラス達と激突していたという。アニメにも前述の個体の死骸が少しだけ映しだされている。
令和時代
『Godzilla: King of the Monsters』では、監督自らが、「一番お気に入り」と公言しているだけあって、デザインもまるで火山の化身と言えるような姿となって非常に洗練されており、音速飛行による市街地破壊や華麗な空中戦などの魅せ場が多い。
ちなみに歴代で最も低い身長(46.9m)と最も大きな翼長(265.5m)を有しており、予告編ではその巨大な翼が海をかする姿がとても印象的である。
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https://twitter.com/GODZILLA_SP/status/1382831649927286785
『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』にも登場。 より現実の翼竜らしい姿となっており、物語の序盤に5mほどの個体が突如街中に現れ、 イベントに出展されていた初期型ジェットジャガーと交戦し圧倒するが突然死する。 調査により胃に該当する器官が見当たらない事、細胞から放射性物質ラドンが発見された事により「ラドン」と名付けられる。 出現した町では町おこしの一環として土産物が作られるなど賑わいを見せたが、 後に第2形態が群れで出現するようになり徐々に世界は変貌していく事になる。
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youtubeで公開中の人形劇『ゴジばん』では、二代目をモチーフとした熊本弁で喋る「ロダン」と初代の雛をモチーフとした「ラドン」の兄弟が登場する。 タマゴから孵ったラドンは最初に見たミニラを刷り込みで母親だと懐くが、後に兄のロダンが飛来、 彼によればラドン一族は火山の温泉に浸かっていなければ翼が強く育たないため飛べなくなると言う。 ミニラは逡巡の末、ラドンの為にあえて冷たい態度をとり、ロダンの元に返したのだった。
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『ちびゴジラの逆襲』にもちびラドン(CV:下野紘)として登場。キザでナルシストな性格で自分の翼の美しさに自信を持っているが、非常に打たれ弱く貶されて墜落することもしばしば。
その他
初期構想では始祖鳥をモチーフにする案もあったという。デザインに鳥の意匠があるのはその名残である。
ラドンの鳴き声は怪獣の鳴き声として使い勝手が良かったようで、加工されてバトラや平成ギドラ、ウルトラ怪獣にも使用されている。
登場作品
- 空の大怪獣ラドン
- 三大怪獣 地球最大の決戦
- 怪獣大戦争
- 怪獣総進撃
- ゴジラvsメカゴジラ
- ゴジラ FINAL WARS
- GODZILLA 怪獣黙示録
- Godzilla: King of the Monsters
- 怪獣人形劇 ゴジばん
- ゴジラS.P<シンギュラポイント>
- ちびゴジラの逆襲
関連動画
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