ラドン(Rodan)とは、1956年に公開された映画「空の大怪獣ラドン」、及びゴジラシリーズに登場する怪獣である。
概要
名前の由来は「プテラノドン」から。英語では「Rodan」(ロダン)と表記・呼称される。
初出は「空の大怪獣ラドン」で、自衛隊と死闘を繰り広げた後にミサイル攻撃で誘発された阿蘇山の噴火に巻き込まれ焼死する。ちなみにこの時のラドンは2頭存在しており、つがいであったとのこと。
その後は昭和ゴジラシリーズに度々登場し、時にはゴジラの相棒として、またあるときは敵として活躍する。
昭和ゴジラシリーズの休止によってラドンの出番も無くなってしまったが、平成の「ゴジラvsメカゴジラ」にて再び登場することになった。
この時のラドンは昭和シリーズのものに比べ巨大化しているうえに、劇中で赤く変化した後にはウラニウム熱線を吐くことまで出来るようになっている(この変化後の姿は「ファイヤーラドン」と呼称される)。
その後「ゴジラ FINAL WARS」で再々登場。満月をバックに咆哮するシーンが印象的。
ニューヨークの摩天楼を衝撃波で破壊し尽くし、地球防衛軍の空中戦艦ランブリングと交戦。
後半では富士山麓でアンギラス・キングシーサーと共にゴジラと戦う。
「Godzilla: King of the Monsters」では、監督自らが、「一番お気に入り」と公言しているだけあって、デザインもまるで火山の化身と言えるような姿となって非常に洗練されており、音速飛行による市街地破壊や華麗な空中戦などの魅せ場が多い。
ちなみに歴代で最も低い身長(46.9m)と最も大きな翼長(265.5m)を有しており、予告編ではその巨大な翼が海をかする姿がとても印象的である。
関連動画
関連静画
関連項目
- 13
- 0pt