私はお前を許さない・・・!
ロイ・マスタングとは、鋼の錬金術師に登場する人物である。
概要
「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師で黒髪のショートヘアーに黒の瞳が特徴。童顔が悩みの種(顔のせいで威厳がないように見えてしまうため)。初登場時は東方司令部勤務であったが、後に中央司令部へ栄転。大総統への昇進を狙う野心家ではあるのだが、普段はいい加減な性格を演じている(その裏で狡猾さと強い意志を秘めているが)。しかし、信頼する人物には本性を見せており、垣間見せる情の厚さなどに惹かれる部下もいる。
過去に参加した戦争が原因で自身の能力に影を落とすこととなり、野望達成(ミニスカートではない)による結果を覚悟している。錬金術師としての能力は燃焼の三要素である燃焼物・酸素・点火源を錬金術によって生成(用意)することで炎を起こすことが出来る事。普段は発火布で作られた手袋を使用しているが、ライターなどでも同様の練成が可能。が、水にすごく弱く、雨の日は全く役に立たない(その為、雨天時は無能扱いされる)。名誉のために記載するが、決して彼は焔一辺倒ではなく、錬金術全般もお父様に目を付けられるほど優秀である。
ヒューズ「よう、ロイ!」
本編のシナリオに本格的に組み込まれたのは盟友であるマース・ヒューズの死であった。その為、犯人であるエンヴィーへの復讐も彼の中では生きる意味となる。終盤でようやくエンヴィーを見つけたのだが…。
序盤の女たらしな姿の大佐はどこへやら恐ろしい表情で小さな胚から復活したばかりのエンヴィーを追い詰めていく。
「もう喋らなくていいぞエンヴィー。まずその舌の根から焼き尽くしてやろう・・・!!」
一方でラストを倒しているが、これが原因でキング・ブラッドレイに数々の圧力を加えられてしまう。そして、彼は「真理」と出会ってしまった…。
戦いが終わった後は准将として(後に大将に昇格)イシュヴァール政策の指揮をとる。
余談だが、この男は良く作者やスタッフにいじられる。無能とか、ミニスカとか。
2003年版では
水に弱いのは相変わらずだが、水だけなら酸素と水素に分解し爆発を起こすことも可能。つまり、条件さえ整えば全く無能ではないということである。あることがトラウマとなり銃は威嚇射撃にしか使用できない。原作とは違い、戦いを終えた後は隻眼となっている。どちらにしろ、上に警戒される展開はこちらも同じであった。
人間関係
リザに対しては他の部下や女性以上に信頼をしており、「もし自分が道を踏み外したら殺せ」と託している。このため、実質的なブレーキ役として公私共に支えられている。エルリック兄弟については基本、ツンデレである。特にエドワードに対しては「鋼の」と呼ぶのが基本である(一部メディアではエドと呼んでいるが)。直属の部下からも親しまれており、その結果が終盤の動きであると言えるだろう。
関連動画
※仕事中
関連静画
関連項目
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