伝統宗教とは、(比較的)古くて昔からある宗教である。⇔新興宗教
概要
比較的昔からある宗教のこと。ユダヤ教、神道、仏教、ヒンズー教など。その中でも古くからある宗派のこと。全部が安泰というわけではなく、中にはゾロアスター教のようにかつての勢力はない宗教も。
・・・とは言っても、例えば天理教は幕末からあるが新興宗教とされているし、阿含宗や念仏宗、本門仏立宗、聖徳宗などのように伝統宗教である仏教の宗派ではあるが新興宗教とされることもある。完全に「俺が新しく出会った神を崇めよう」というタイプの新興宗教は少なく、多くは伝統宗教からの派生である。このように、伝統宗教と新興宗教の差異は必ずしもはっきりと分かれているわけではない。浄土宗だって鎌倉時代では新興宗教だったし、キリスト教もユダヤ教から見たら新興宗教である。
また、「新興宗教は悪で伝統宗教は高尚である」と言った意見もあるが、伝統宗教であっても、霊感商法に加担する寺院があったり、全体の宗派がそうでなくてもその中の一教会がカルト化したり、イスラム法学者の中にはテロを煽るような者もいるので、やっぱり伝統宗教ならば安全ということにはならない。
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