初代ポケモン赤緑のOPでニドリーノと戦っている奴とは、ゲーム『ポケットモンスター赤・緑』所謂初代のOPデモでニドリーノと戦っているゲンガーらしきポケモン(後述)である。
概要
初代ポケモン赤緑では、ゲームを起動すると流れるOPデモでゲンガーとニドリーノが戦っている様子が見られる。手前にはパンチを繰り出すゲンガー、相対するニドリーノはそれを避けて反撃に転じ、頭突きを繰り出す―― という白熱したバトルの動画が流れ、これを見た当時の子供たちをポケモンの世界に引き込んだ。
しかし、このゲンガー、ゲンガーと断定するには少々不自然な点が多い。
- このポケモンの手には爪があるがゲンガーには爪がない(白で塗分けらていない)
- このポケモンの背中にはトゲがないが、ゲンガーには背中にトゲがある(ただし初代ゲンガーの背面グラフィックも同様にトゲは無い)
- このポケモンには尻尾がないが、ゲンガーには尻尾がある
さらに、攻撃にも違和感がある。ゲンガーの種族値は特殊[1]が高くレベルアップで覚える技も直接攻撃(に見える[2])ような技は”したでなめる”ぐらいである。
技マシンで”メガトンパンチ”か”カウンター”を覚えさせたということだろうか?
ニドリーノにも謎はある。たいあたり、ずつき、つのでつく、すてみタックル、とっしん、かみつくなどの技を繰り出しているようだが、いずれもゲンガーには効果がない技である。(かみつくは当時ノーマルタイプ)ゲンガーであれば別の技を使うのではないだろうか?
また、ドットもゲーム内で使われる物と一部を除いて別物である。
このことから、
なのではないか、という説もある。
やっぱりゲンガー?
旧ゲームフリーク公式サイトでは「スタッフの小部屋」増田順一氏へのインタビューで
ちなみに、増田せんせいが手がけた曲の中で、一番のお気に入りのは何でちゅう?
パルスマンの・・・じゃなくて、ポケモンのスタートしたとき(ゲンガーとニドランが戦うデモ)の曲と、トレーナーとの戦闘音楽。
と書かれている。ニドラン?
アニメ『ポケットモンスター(無印)』1話では「ゲームOPデモ再現から色が付きアニメに変わっていく」という演出がされているがそこでははっきりとゲンガーとニドリーノの戦いとして描かれている。
赤緑のリメイク『ファイアレッド・リーフグリーン』でもゲンガーとして描かれている。今度は色も付き、横に向かい合ったり、ニドリーノ側を背にしたカットなどもある。
また、『ポケモンマスターズ』ではオーキド博士のバディーズエピソード「とある日のオーキド」でオーキドのニドリーノと四天王キクコのゲンガーがバトルをするという一幕がある。
備考
- 青バージョンではなぜかニドリーノがプリンに差し替えられている。
- 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではこのデモを意識してニドリーノを捕獲するという場面から始まるが対するのはレッドのニョロ(ニョロゾ)
- ファイアレッド・リーフグリーン編でも同様のシュチュエ―ションから始まり、男の子が持っていたゲンガーと戦闘を繰り広げる
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
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