名探偵コナン 紺青の拳（こんじょうのフィスト）とは、『劇場版名探偵コナン』の第23作にあたる映画である。
概要
監督は永岡智佳、脚本は大倉崇裕。監督の永岡は『劇場版名探偵コナン』において『絶海の探偵』から『純黒の悪夢』まで演出を担当し『から紅の恋歌』では助監督を務めた。監督としては本作が初で、劇場版コナン初の女性監督となる。脚本の大倉は『から紅の恋歌』以来2年ぶりで2作目となる。
主題歌は登坂広臣の「BLUE SAPPHIRE」。2019年4月12日（金）公開。興行収入は93.2億円。
あらすじ
世界最大のブルーサファイア"紺青の拳（こんじょうのフィスト）"。19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海で沈んだとされている。表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズで殺人事件が発生する。現場に残されていたのは怪盗キッドの血塗られた予告状。
蘭、園子は京極が出場する空手トーナメントを観戦するためシンガポールを訪れる。パスポートを持たないコナンは留守番をしているはずだったがキッドによって強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドにメガネや腕時計などを奪われてしまったコナンは蘭たちと遭遇してしまい、とっさに「アーサー・ヒライだ！」と名乗る。
ブルーサファイアが邸宅の地下金庫に眠るという情報を得たキッドは邸宅へ侵入するが、400戦無敗の最強の空手家・京極真が立ちはだかる。
登場人物
備考など
- 劇場版では初となる海外が舞台で、シンガポールのマリーナベイ・サンズが主な舞台となる。
- 第19作『業火の向日葵』以来4作ぶりに怪盗キッドが登場し、劇場版に登場するのは本作で6作目となる。
- 本作の上映を記念して、怪盗キッドが初登場した『世紀末の魔術師』を2019年3月22日、前作の『ゼロの執行人』を4月26日に金曜ロードショーで放送（4月19日には『天空の難破船』を放送予定だったが、モンキー・パンチの死去により急きょ『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を放送することになったため9月6日に延期となった）。
- 京極は第21作『から紅の恋歌』で登場したが園子の回想シーンにおいてちらっと映るのみだったので、実質本作が初登場と言える。また、恋人の園子も第11作『紺碧の棺』以来のメインキャラクターとなる。
- 『ゼロの執行人』に続いて金曜日公開である。
- 中森警部の声優は、2018年8月13日に死去した石塚運昇に代わって石井康嗣が担当する。
- とあるキャラがとある姿を初披露し、話題騒然となった。
- ”拳”つながりで『北斗の拳』とコラボした（コラボイラスト
とコラボムービー）。 - さらに公開日の近い『アベンジャーズ/エンドゲーム』ともコラボ（コラボムービー）。
- 興行収入は前作『ゼロの執行人』を上回る歴代最高記録の93.2億円となり、7年連続で最高記録を更新した。
関連動画
関連項目
外部リンク
| 前作 | 次作 |
|---|---|
| 名探偵コナン ゼロの執行人 | 名探偵コナン 緋色の弾丸 |
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