小美人とは、妖精である。
概要
モスラ映画に登場するインファント島の妖精。基本的に2人1組で登場する。
小美人(初代)
ザ・ピーナッツが演じた小美人で、1961年「モスラ」から登場。小美人の名称は福田善一郎が命名したものであり、インファント島での呼び名は不明。身長は30cm。
64年の「地球最大の決戦」までの3作に登場。「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」においても映像で登場している。
小美人(2代目)
ペア・バンビが演じた小美人で、1967年の「南海の大決闘」に登場。身長はこちらも30cm。
なお、この小美人のみ「モスラの歌」を歌っていない。
コスモス(VSシリーズ)
演者は東宝シンデレラの今村恵子・大沢さやかで「ゴジラVSモスラ」「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場。1万2千年前に滅んだ地球先住民族の子孫である。身長18cm。
テレパシーが大きくなると全身が金色に輝くのが特徴である。 また、飛翔能力を有している。
モスラと共に隕石の軌道を変える為に宇宙へと旅立ったが、スペースゴジラの誕生を知ると地球の三枝未希にテレパシー映像を送っている。
ちなみに、「ゴジラVSメカゴジラ」では精神開発センター職員として2人が登場するが、これはスタッフのお遊びとも言われている。
エリアス姉妹(平成モスラ3部作)
身長12cmで、モルとロラという名前がある。フェアリーモスラに乗って移動する他、それまでの小美人と違い自己主張が強い。また、彼女たちの姉であるベルベラもいる。
モルとロラを演じたのは小林恵と山口紗弥加。但し、山口紗弥加は「モスラ3」ではスケジュールの都合がつかなかった為建みさとが代役を務めている。
また、ベルベラは羽野晶紀が演じている。
小美人(3代目)
東宝シンデレラの長澤まさみ・大塚ちひろが演じた小美人で、身長21cm。右手に腕輪をしているのがマナで、左手に腕輪をしているのがヒオ。
61年「モスラ」にも登場した中條信一に「久しぶり」と言っているが初代とは身長などが違っている。
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」「ゴジラ FINAL WARS」に登場。但し、両作品は世界観が違う。
その他関連
- 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」ではモスラの設定が従来と大きく異なっているため小美人は登場しないが、モスラがゴジラを倒すために東京へと飛翔するシーンでモスラを見送る姉妹が登場しており(演じているのは前田愛・前田亜季)、小美人を連想させる演出となっている。
- GODZILLA(アニメ映画)では、フツア族の巫女である双子の姉妹・ミアナとマイナが登場する。
フツア族はモスラの遺伝子を取り込んだ地球人の生き残りという設定であり、これもまた小美人をモチーフとしている。
ちなみにフツア族は企画段階では「インファント」という種族名であった。
- 「Godzilla: King of the Monsters」では、怪獣調査機関「モナーク」に所属しているアイリーン・チェン博士とリン・チェン博士という双子の研究者が登場する(役はチャン・ツィイーが二役を演じている)。
設定では先祖代々双子の家系であるとのこと。
また、作中に登場する共振装置「オルカ」は昭和版「モスラ」で小美人が入れられていたケースを基にデザインされたという。
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関連項目
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