- プロ野球選手一覧 > 白濱裕太
白濱裕太(しらはま ゆうた、1985年10月31日-)とは、大阪府出身の元プロ野球選手(捕手)である。
概要
OB | |
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白濱裕太 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府堺市 |
生年月日 | 1985年10月31日 |
身長 体重 |
180cm 90kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手 |
プロ入り | 2003年ドラフト1巡目 |
引退 | 2022年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
浜寺南中学校では和泉北シニアに所属し、その頃は遊撃手だった。
高校は広島県の広陵高校に入学。高校1年の時、中井監督の助言により捕手へ転向する。1年秋からベンチ入りを果たすと、西村健太朗とバッテリーを組み、2年春から4季連続甲子園に出場した。
第74回選抜大会では2回戦で優勝した報徳学園に3-5で敗退。第84回選手権大会では準々決勝で優勝した明徳義塾に2-7で敗退。
3回目の甲子園出場となった第75回選抜大会では4番を務め決勝に進出。決勝では横浜高校の成瀬善久・涌井秀章を相手に20安打15得点で大勝し全国制覇を成し遂げた。連覇を狙った第85回選手権大会では、2回戦の岩国相手に逆転負けを喫した。
高校時代に2年先輩に新井良太、1年後輩に上本博紀、2年後輩に藤川俊介がいた。
2003年ドラフト会議で広島東洋カープに1位指名され入団。広島の捕手ドラフト1位は瀬戸輝信以来12年ぶりとなった。
広島時代
プロ入り後、地元広陵出身ということもあり、多くのファンが一軍出場を期待したが、長い間二軍暮らしが続いた。
2005年にはプロ入り初の一軍昇格の機会はあったが、出場はなかった。
2008年には入団から背負ってきた背番号『12』を『32』に変更。
2009年に、同期入団の比嘉寿光と尾形佳紀の現役引退に伴い、2004年入団で唯一チームに残る選手となった。
2010年に初の一軍沖縄キャンプに参加すると、プロ8年目となった2011年に初の開幕一軍入りを果たす。
出場機会のないまま二軍に1度落ちるものの、石原慶幸の故障もあり10月6日の中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)で守備交替としてプロ入り初出場を果たす。10月8日にはプロ初スタメンを果たすと、同月20日プロ初安打・初打点を当時中日のチェン・ウェインからサヨナラ安打という形で放ち、初のヒーローインタビューも経験した。
2012年、開幕直後に石原慶幸・倉義和の両捕手が故障で離脱すると、4月15日から5試合連続でスタメンマスクをかぶるなど、自己最多の35試合に出場した。しかし、思うような結果を残すことができず、両捕手の復帰後は出場試合数が激減し、夏以降は二軍暮らしとなった。オフに高校2年時から11年付き合っていた彼女との結婚を発表した。
2014年5月25日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ入り初ホームランを記録した。この年は30試合出場。
2015年以降、會澤翼の正捕手定着もあり一軍出場機会が激減、二軍でも若手の台頭に押されるようになる。2017年8月3日の阪神タイガース戦でプロ初盗塁を記録した。
2018年、2019年と2年連続で一軍出場なしに終わったが、しぶとく残留。
2020年は3年ぶりに一軍出場。と言っても中盤の2試合だけであったが、石原慶幸の引退でこの年も残留。
2021年は一軍出場なしに終わり(ただし6月のカープの新型コロナウイルス感染拡大を受けて一軍登録されたことはある)、二軍でも26試合の出場に留まったが、この年も残留。
2022年は7月22日にチーム内新型コロナウイルス感染拡大を受けて一軍昇格すると、翌23日には2年ぶりに一軍出場。更に31日には5年ぶりのスタメン出場・8年ぶりの犠打を記録した。しかし8月22日に自身の新型コロナウイルス感染が発覚して二軍に降格し、以降は昇格もなく一軍出場は4試合に終わった。そしてシーズン終了後の10月22日、チームより戦力外通告を受け退団。11月4日に現役引退を表明した。
引退後
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2011年 | 広島 | 7 | 14 | 13 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .077 | .077 |
2012年 | 35 | 72 | 61 | 3 | 10 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 0 | 6 | 0 | 19 | 2 | .164 | .164 | |
2013年 | 7 | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | |
2014年 | 30 | 71 | 62 | 4 | 10 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 | 5 | 0 | 17 | 0 | .161 | .224 | |
2015年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | .--- | |
2016年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | .--- | |
2017年 | 3 | 5 | 5 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .400 | .400 | |
2020年 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | |
2022年 | 4 | 6 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | |
NPB:9年 | 90 | 174 | 150 | 7 | 23 | 3 | 0 | 1 | 6 | 1 | 13 | 0 | 11 | 0 | 44 | 2 | .153 | .211 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
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NPB | 捕手 | 86 | 320 | 38 | 2 | 3 | .994 | 1 |
関連動画
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関連項目
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