脳が破壊される(脳を破壊される)とは、
- 物理的に、脳が破壊されること。「彼女は内臓や脳が破壊されて原型をとどめぬ死体となった。」「脳を破壊しないと再生するタイプの敵」
- 電磁波などで脳がダメージを受け、破壊されるという主張。携帯電話が普及し始めた90年代からこの言説はあるが、2022年時点でも陰謀論の類である。「家の近くに鉄塔があると脳が電磁波で破壊されるらしいよ」
- 比喩的に、正常な判断ができなくなっていること。いわゆる依存症の状態などを指す。原因にはギャンブルなどがある。
- ゲームやメディア、ネット、アニメなどが脳、思考力をダメにするということ。ゲーム脳など。ただし根拠は不明な場合も多い。
- NTRや過激なエロを見たとき、またヒロインが非処女と分かった時の衝撃、ショックの喩え。「ワイも脳が破壊されたわ」「脳が破壊されるエロ同人」
もしかして→脳が震える(ペテルギウス・ロマネコンティ)
概要
不適切な養育によって「脳が破壊される」
幼少期に誤った育て方をされたり、トラウマを残すような体験をすると脳機能の一部に異常が発生する事がある。以下、外部サイトからの引用。
結論から言うと、「マルトリートメント」=「不適切な養育」は子どもの脳を物理的に変形させます。
実は危ない! その育児が子どもの脳を変形させる
【第1回】親の何気ない一言で「子どもの脳」は物理的に変形する
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ギャンブル依存症やゲーム依存症によって「脳が破壊される」
ギャンブルやゲームにどっぷりはまり、他の事に手が付けられなくなったり、過剰に金銭を使ってしまったり借金をしてまで続けたりする状態を指して「脳が破壊されている」ということがある。
いわゆる依存症の事であるが、実際に依存症患者は脳内の分泌物質のバランスが崩れていることが多いので、「破壊されている」という表現も誤りではない。
近年ではソーシャルゲームのいわゆるガチャにはまってしまうことが問題視されている。
いつでもどこでもプレイでき「クリア」という概念を持たないスマホゲームには大きな依存リスクがあり,ギャンブル性の高いガチャの連続使用によって脳内の神経伝達回路が不可逆に破壊され,活動への意欲を司るドーパミンを受け取る受容体が減少していき,結果的に何事にも無関心になり,刺激に鈍感になっていく機序も解説されています。
過激なエロスによって「脳が破壊される」
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/884hayash/status/985166745433325570
上のツイッターの絵に出てくる「脳を粉々に破壊するよ」を元ネタ?[要出典]としてネット上で流布してしまったミーム。
元ネタの元ネタは2018年1月29日付の琉球新報のweb記事「[ココロ・カラダ不思議つながり]43 性的なこと考えちゃう」。この記事では、女性に対して性的な事を考えてしまって勉強に集中できない高校生に対して、以下のような回答をしている。
性的なことを考えるのは全く悪くありませんが、あなたのような状態は映像の影響と思われます。自慰をするときは優しい写真などを見てください。映像を見なくても想像するだけで脳には同じ影響があります。思い浮かべる姿なども優しいものになるまで続けて、自分の脳を守ってください。
この記事が投稿されてから約2か月半後の4月14日にツッコミを入れたツイートがある程度の反響を呼んだ。やはりオナニーの際にやさしい写真をオカズにするほうがおかしいと感じる人も多かったようで、これ以降、この記事へのツッコミは散発的に続いている。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/todesking/status/985107683677167616
ここから記事に使われていた画像が改変されて、「脳を粉々に破壊するよ」のフレーズが入り、そこから「脳が破壊される」に変化したと思われる。
2020年7月時点では、特にNTRなどの鬱展開で興奮してしまうときによく使われるようになっている。
『下級生2』への抗議文書について
2004年発売のエロゲー『下級生2』のヒロインの一人、柴門たまき。彼女の設定や言動について当時のインターネットでは炎上が発生した。その中でユーザーの一人が抗議のために叩き割ったゲームディスクに抗議文書を付けて制作会社に送り返し、そのことをネット上に公開するという出来事が起こった。詳細は『下級生2』の記事内の「たまきん事件」の項を参照。
その抗議文書の中に「脳が破壊される」に似たワードが存在している。以下、その部分抜粋。
本製品を構成する「柴門たまき」の脳髄および処女膜が 破損しているため
「柴門たまき」の誤作動により、当方のプレイ環境が整わない
しかし、ここで脳が破損していると言及されているのは当該キャラクターであり、キャラクターの設定に加えて作中のキャラクターの言動がひどすぎたことへのたとえとして使われていると思われる。
したがって、現在のプレイヤーや読者が鬱展開のせいで「(自分たちの)脳が破壊される」と言及する際に使うのとは明らかに文脈が異なっているといえるだろう。
関連動画
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物理的破壊
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関連項目
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