身砕流北高校単語

とってもえらい正金天功が率いるチーム。彼のモデルは、あのお国のあの将軍様である。名前はその将軍様の名前に彼が好きだったマジシャンの「引田天功」の天功を取ったものと思われる。

身砕流北高校についての疑問は、旧公式サイトのQ＆Aの質問2で語られている。

Q「なんで顔がみんな同じなの？」
A「外国人だからです。潜入したスパイの人たちなんですね。」

Q「どうして名前が変なの？」
A「外国人なので、偽名を使って日本人のふりをしているのです。でもセンスが悪いので、ちょっと変な名前ばかりなのです。」

Q「外国って、どこの国？」
A「解答者の生命の安全に関わる問題なので、お答えできません。」　

という愉快な冗談はさておいて、本当の回答はこうです。
　
身砕流北高校は、勉強においてもスポーツにおいても”均一化””規格化”ということを重視しており、その教育の成果により能力だけではなく外見までも似てしまったのです。
実際、身砕流北チームの選手は投手、内野、外野、代打の４タイプに、唯一絶対の指導者である正金を加えたチーム構成になったおり、非常に機能的なチームです。
人間性に欠けていてブキミ、という見方もできますが。

という回答であった。

旧公式サイトの「パワポケの世界」というページでは、ネタが過激すぎて「開発者の身に何か起こったりしたら、シャレにならん」ということで没になったものや、PS版に登場させようとしたものの「開発者の身に何か起こったりしたら、シャレにならん」という理由でお蔵入りになったことが書かれている。(詳細は関連リンクを参照)

特徴的である「いっぱつでかたづけてやる！」というコメントだが、パワポケ１が発売される前年に、日本上空を通過する軌道でミサイルの発射実験を行い、日本国内や世界中で問題となったことに由来する、所謂世相・時事ネタである。校名もここにかかっており、「ミサイル(が飛んで)きた！」「ミサイル(を飛ばした)北(のある国)」というダブルミーニングとなっている。

そのためなのだろうか、他の高校と比べ、試合前の主人公たちとの絡みが少ない。

他にも「いくつかの学校にスパイを送り込んでいる」という記述もある。これを裏付けるように、正義学園のふくた、聖皇学園のたわさきといった旧仮名遣いの選手が一部紛れ込んでいる。ただし、この2選手に関して開発陣からコメントされたことはなく、あくまでこの二人であろうという噂ではある。
(両選手とも、低パワーだがバランスの良い能力やチャンス○、対左投手◯、バント◯を取得してる)

エースの正金は投打に平均的に高い能力を持っているが「一発病」持ちである。

捕手として登録されている「きょうと」は、後にパワポケ6で「京都」と名前を変え、しあわせ島のブラッドバタフライ1軍に所属しており、裏社会とのつながりも疑われている。

これだけ危険なネタであるものの、正金は後の作品でもデビルスターズ(サクセスモードの相手チームのオールスターチーム)のメンバーとして度々選出されている。

ちなみに、GB版とGBA版では少々異なり、GB版では登場キャラが全員ひらがなであるため名前に違和感が少ないが、GBA版では正金以外ひらがなで浮いている。(作中の他のキャラも漢字かカタカナ)

また、試合前のカットイン画像が無くなったため、GBA版では「いっぱつでかたづけてやる！」のセリフがカットされている。特徴的であった顔グラフィックも無機質なモブ顔に変更された。(GB版はラーメンマンのような髭があった)

パワポケ14ではトツゲキ甲子園モードの難易度「むずかしい」にて最終戦のデビル高校のメンバーとして登場。特殊能力に「威圧感」を取得している。

パワポケRでは校名が「身砕流北高校」から「美才流喜多高校」へ変更。

選手はエースの正金は専用のパワター(容姿)が用意され、表記も「まさかね てんこう」と ひらがな表記となり、「一発」が除去された。

まさかね以外のメンバーは、さたう・すすき・かねた・きょうと等の固定モブキャラが健在であり、パワターがザコプロくんに統一されている。一方で、GB・GBA版より選手枠が増えたためか、固定のモブキャラ以外が普通の日本人の名字・容姿となっている。

また、今作でも正義学園のふくた、聖皇学園のたわさき らスパイ選手は健在のようである。