『電脳コイル』は2007年NHK教育で放映されたTVアニメである。磯光雄原案、初監督作品。
概要
監督 | 磯光雄 |
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脚本 | 磯光雄 |
音楽 | 斉藤恒芳 |
制作 | マッドハウス |
製作 | 電脳コイル製作委員会 |
話数 | 26話 |
202X年、"電脳メガネ"と呼ばれる、ネット上の情報を投射可能でどこからでもネットにアクセス可能な眼鏡が子供たちの間で流行していた。そんな高度な電脳技術と神社などどこか古めかしい風景が同居する大黒市を舞台にしたSFアニメ。
- 2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
- 第7回東京アニメアワードTVアニメ部門優秀賞
- 第39回星雲賞メディア部門
- 第29回日本SF大賞受賞作品
- 原作・脚本・監督により、磯光雄が第13回アニメーション神戸個人賞を受賞
2009年4月14日からNHK BS2で火曜夜20時からの再放送が決定した。
用語
- 電脳メガネ
- その名のとおり眼鏡として着用できる非常に高機能なコンピュータガジェット。単にメガネとも呼ばれる。このメガネをかけた者は現実世界に加え、メガネを通してネットワーク上に存在する物質(電脳物質)も同時に見ることができる。電脳物質には電脳ペットや電脳ツールなどがある。物語の中心となる重要なアイテム。
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- 本作品の鍵となる情報。
- サッチー(サーチマトン)
- 「ぼくサッチー、よろしくね」と喋りながら移動し、イリーガルな電脳体や違法な電脳ツールを持った子供達を執念深く追い回し初期化する恐怖のウィルス駆除ソフト。なおメガネを初期化されると、修復にはお年玉二年分相当の料金が必要。
主な登場人物
- 小此木優子(ヤサコ)
- 声:折笠富美子。主人公。金沢から大黒市に越してきた。小学六年生。
- 天沢勇子(イサコ)
- 声:桑島法子。小学六年生。凄腕の暗号屋。
- デンスケ
- 声:麻生智久。小此木家の犬の姿をしたペットマトン。
- 京子
- 声:矢島晶子。ヤサコの妹。
- メガばあ
- 声:鈴木れい子。ヤサコの父方の祖母で、電脳駄菓子屋『メガシ屋』で子供達に大人気の電脳違法ツールを安価で売りさばいてる危ないおばあちゃん。しかし、かなり重要な人物で、機械や電脳物質に様々効果を与える札「メタタグ」を唯一完璧に練れる存在である。
- 原川研一(ハラケン)
- 声:朴璐美。色白のどこかボーっとした少年。
- 原川玉子(オバちゃん)
- 声:野田順子。ハラケンの叔母。17歳女子高校生。メタタグを一応練ることが出来るが精度はメガばあより遥かに劣るらしい。
- 橋本文恵(フミエ)
- 声:小島幸子。コイル電脳探偵局7番。 引っ越し後のヤサコの初めての友達。
- 沢口ダイチ
- 声:斉藤梨絵。大黒黒客創立時のリーダー。ガキ大将。意外に人情溢れる根は良い奴。
主な楽曲
関連動画
関連コミュニティ
関連生放送
関連リンク
関連項目
- 拡張現実(Augmented Reality, AR)…なんらかのデバイスにより、現実世界に情報を付与する技術。電脳コイルの「メガネ」はまさに拡張現実(のずっと進化した姿)にあたる。→ARToolKit
- 電脳コイル実現計画
- SF
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