DJニラとは、日本のプロレスラーである。所属はKAIENTAI-DOJOを経て現在はフリー。主にDDTプロレスリングで活躍している。
概要
Jd'でマネージャーとしてデビューし、すぐにKAIENTAI-DOJO所属となる。女子レスラーのお船らとの抗争で団体内の地位を築き、さらに道場長を任せられるなどK-DOJOに欠かせない人材になっていた。
しかし、2007年4月のK-DOJO5周年記念大会で突如引退。リングから姿を消したと思われたが、同年8月のマッスル15(以前からマッスルには継続参戦していた。)で復帰。以降はフリーとして主にDDTプロレスリングのマットの上がっている。
デビュー以降、一貫として最弱キャラを貫いているプロレスラーである。とにかく弱く、小学生であるミスター6号などの子供レスラーにもしょっちゅう負けている。DRAGONGATEのストーカー市川と最弱キャラ決定戦を行ったりもしている。また、そのストーカー市川と組んで北斗晶にも挑んだりしたが、10秒足らずで負けている。
しかし、その喋りのうまさは天下一品である。試合中に技をかけられながらもマイクを持つことさえある。その喋りは必ずと言っていいほど客席を爆笑に巻き込み、相手レスラーも含んだ会場全体を「ニラ・ワールド」 にしてしまう。
その試合内容はDDTプロレスリングの鶴見亜門GMが「ニラのシングルマッチにハズレなし」と発言(ただし、「先日の中澤マイケルとのシングルでその連勝記録も止まったかな…」と言う発言が後についたが。)するほどで、そのあまりの評判の高さを見た高木三四郎社長が急遽DVD発売を決定し、2012年4月に「BEST OF THE SUPER DJニラ」が発売された。
得意技
- ロケットパンチ(スピアーの要領で握った両腕を突き出し相手の腹部に当てる技。喋りで相手を油断させた状況で放つため、この技を出すタイミングを完璧に読むのはかなり難しい。)
- DJタイム1(コーナーの相手への背面アタック)
- DJタイム2(コーナーの相手へ前転してからの背面アタック)
- DJタイム3(コーナーの相手へ側転してからの背面アタック。以上3つのDJタイムは技を出す前に「What time is it now!?」と見得を切った後に、「DJターイム!」と観客とともに叫んで出す。が、全てのDJタイムは技をゆっくり出すため、度々相手が歩いてゆっくりと技をかわす光景がよく見られる。)
- DJプレス(倒れた相手や場外の相手への背面アタック。なぜか両手を胸の前で結んでRIPの体制で出す事が多い。技を出すとき相手が見えないため、かわされれば大ダメージである。)
- 足延髄(延髄切りに行くと見せかけて、蹴りを相手の足に見舞うフェイント技。)
- スモールパッケージホールド(本来相手の隙をついて一瞬でかける技なのだが、DJニラは相手の首をつかんで「スモールパッケージホールド!」と宣言してからかける。当然高確率で返される。)
- ジャックナイフ式エビ固め(珍しく勝利した時に決まり手となる事が多い技。)
上記の技以外にも、状況によっては様々な技をさりげなく出す事があり、レスラーとしての懐は意外と深いことを感じさせる。
エピソードなど
- DJニラの「DJ」とはディスクジョッキーではなく、『デビルジョーカー』の略である。また「ニラ」は『バニラ』の略である。
- K-DOJO退団後はフリーであるが、名鑑等にはフリーではなく「在野」と言う表現を使っている。
- 入場曲はかつては「ニラ」と言う名のオリジナル曲を使っていたが、現在は無音。そのためいつの間にかリングに上がったいたりする。
- SKE48の松井玲奈推しである。試合中にメロンパンを食べながら試合を行ったりしているのはそのためである。また、主にほもいろクローバーZのセコンドに入っている際は月刊AKB48グループ新聞を読みながらリングの周りをうろうろしていることが多い。
- DDT内においては高木三四郎と双璧を為すガンダムオタクであり、マイクパフォーマンスにもガンダムネタがよく織り交ぜられる。そのためかかつては矢郷良明ヤゴウ・アズナブル率いるユニット・ヤゴウ公国に中澤マイケルアブ=ノーマル、星誕期モビルアーマー・ホシタンゴと共に参加していた。
- 2007年の引退に関しては後のマッスルの興行で「また引退させられんのかよ!」などと発言したり、「(K-DOJOは)もう関係ないんですから。」などと何かがあったことを匂わせる発言をしている。
- 相当な酒飲みである。プライベートではマサ高梨や佐々木大輔と一緒に飲んでいる所がたびたび両者のツイッター上にアップされる事がある。また、時折DDTプロレスアワーの放送中に酔っ払って見切れることが稀にある。
- DDTにおいてはなぜかケニー・オメガとタッグを組んで息のあったところを見せる事がある。ケニー・オメガはなぜかDJニラリスペクトのようであり、前述のDJタイムをコピーしてDDTだけでなく新日本プロレスのリングでも出す事がある。(技の威力はどう見ても本家を軽くしのいでいる。)
- 彰人曰く、「DJニラさんとの試合は、いかにニラさんにうまく料理されるか。」とのことである。
- 近年ブログなどでファンとの交流を持つレスラーが大半の中、そういったことを一切していない珍しいレスラーである。また、出身地や本名も公開しておらず(但し出身地については、2012年5月3日に行われたDDT新潟大会で、地元タウン誌に新潟出身と書いてあることがバラされた。)、現在は体重すら「ウエイト不明」とリング上でコールされている。
関連動画
関連項目
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