exceptionとは、英語で「例外」を意味する単語である。次のような意味で使われる。
- try-catch 構文を持つプログラミング言語(例:Java)で使う「例外」(Exception) のこと。例えばファイルが読めなかったり、「ぬるぽ」が発生するなど、何かエラーっぽい事が起きると Exception(例外)が投げられ(throw され)る。それを catch で捕まえることで、例外処理として対処できるようになっている。
- 同人ゲームサークルprimitivが製作した物量系シューティングゲーム。体験版あり。
ここでは 2. について解説する。
概要
exceptionはprimitiv主催のi-saintの豆腐シリーズの1つ。
キャラクターゲーム化する昨今のSTGに全力で逆らう作品で、自機は小さな立方体である。敵も原則豆腐である。
システムは全方位スクロールを採用しており、操作がやや複雑。前方に火力を集中させるレーザー、1秒に60個をロックオンして追尾する弾を一斉発射するレイ、自機前方にある破片豆腐を加速させて敵にぶつけるカタパルト、それと方向転換の4つを扱う。キーボードでプレイするにはコツが必要で、コントローラーを使うのをオススメする。
このゲームでは敵を破壊するとバラバラの破片になる。それをカタパルトを使って吹き飛ばし、敵にぶつけて破壊することでコンボにつながる。基本的に敵は攻撃してこないが、圧倒的物量によって押しつぶしにかかってくる。また敵の攻撃は敵自身にも当たることが多く、意図的に敵機同士で破壊してプレイヤーの進路を妨害するようなギミックも存在する。
原則的に物理演算が効いているため、双発ジェット推進している敵のエンジンの片方だけを破壊すると、慣性に回転が加わって放物線のような軌道で飛んでくる。勢いがある状態で破壊不可能な地形にぶつかると大破して破片になる。
その他
- 難易度は4段階+1。難易度による一番の変更点は敵機を破壊したときに発生する破片の量で、倍率1.0の"light"、1.8倍の"normal"、3.2倍の"heavy"、4.8倍の"excess"の4段階、それと9.0倍の"future"が用意されている。ちなみに"future"の説明文には「2年後くらいの最新マシンで快適に遊べると思います。」と書いてある
- バージョン1.04からネットワーク通信を利用した最大4人の同時プレイが可能となった。英字限定ながらチャット機能も有している。最新バージョンは1.10(2008年8月31日)で、動作速度が大幅に上昇した
- アップデーターを起動すると自動でアップデートしてくれる。下手な商業ゲームより便利
- メッセサンオー、メロンブックス、D-StageでCD版が、melonbooks.comとDLsite.comでDL版が発売されている
コミックマーケット75ではexceptionのシステムの対戦ゲームが発売される予定。12月29日月曜日(2日目)の西2 よ-06bに出展。ただしふろーずんおーぶ、ClassiC思考回路、7-iroの3サークルが委託するため、地味なゲームの地味なサークルと思っていると見過ごす可能性が高いために注意されたし。
そしてアーケードデビュー…
2011年8月、サクセス社を通じて、NESiCA×Liveによる配信方式にて全国のゲームセンターで稼働開始。他の配信タイトルが格闘ゲームだらけなので、本作を起動させられる台は、シングル限定、格ゲー初心者優先などの縛りがかかっていることが多い。
関連動画
関連項目
外部リンク
- 3
- 0pt