DA PUMPとは、日本のダンス&ボーカルグループである。
現在は7人組であり、初期メンバーはISSAのみとなっている。
概要
4人時代
1997年にm.c.A・Tのプロデュースでデビュー。
当時のメンバーは、ISSA、KEN、YUKINARI、SHINOBUの沖縄県出身の4人。
ダンスはもちろん、メインボーカルを務めるISSAの抜けのいい声質、コーラスワーク、ラップなど、高いレベルでまとまったパフォーマンスで、デビュー直後から人気を得る。同時に、特に歌手系ではジャニーズ寡占状態だった男性アイドルシーンに大きく風穴を開けたと言われている。
1998年に「RHAPSODY in BLUE」でNHK紅白歌合戦に初出場。白組先頭歌手を務めた。
以後、紅白には5年連続で出場している。
2001年、シングル「CORAZON」でKENがラップパートの作詞に参加して以降、積極的に曲制作に関わるようになり、2003年のシングル「Night Walk」以後の作品は自己プロデュースで発表している。
ただし、師匠であるA・Tとの交流はライヴへのゲスト参加などで続いている。
2005年2月、SHINOBUが大量飲酒後の自動車運転で交通事故を起こして逮捕される。
逮捕を受けて、公式には約3ヶ月の謹慎を受けるが、謹慎期間が明けてからもステージに加わることはなく、同年6月発表のシングル「LIKE THIS」のPVでのパフォーマンスを最後に、2006年4月に正式な脱退が発表された。
2008年7月、ISSAがコンサートのリハーサル中にバク転の着地に失敗して骨折。コンサートが中止になり、新曲のリリースも途絶えてしまった。同年12月にはYUKINARIが脱退した。
別々の道を歩むことになった4人だが、現在でも交流は続いている。
メンバーチェンジ以降
2009年より、DAICHI、KENZO、TOMO、KIMI、YORI、U-YEAH、KAZUMAのダンサー7人を迎え入れ、9人組となり活動を再開する。7月に新体制で初めてとなるシングル「SUMMER RIDER」をリリース。しかし、年末にKENの脱退が発表され、その後は8人で活動を続けていく。主にKENが担当していたラップバースについては、KIMIとISSAの2人で回すスタイルに切り替わった。
2011年2月のシングル「Can't get your love」リリース以降、グループでの活動機会は大きく減ってしまうものの、ISSAとSouljaのデュオ、KENZOの全世界規模のダンス大会での優勝など、メンバー個々での話題は尽きることがなかった。
2014年、KAZUMAが脱退し7人体制となるも心機一転、全国各地のイオンモールでライヴを行い、健在をアピール。そして10月にファン待望の新作シングル「NEW POSITION」をリリースした。
2018年6月、およそ3年半ぶりの新曲「U.S.A.」のリリースで転機が訪れる。
この曲はJoe Yellowが1992年に発表したユーロビートの定番曲のカバーなのだが、まずCDジャケットが発表されるや否や「ダサすぎる」と話題に。しかし、YouTubeにてMVが公開されると、キャッチーで覚えやすい振り付け、パフォーマンスの絶妙なダサかっこよさが話題となり再生回数が1億回を突破。多くのテレビ番組でも取り上げられた結果、オリコン週間シングルランキングにて9位を記録し、ロングヒットとなった。この年は音楽番組に引っ張りだことなり、年末のNHK紅白歌合戦にも返り咲きを果たした。
ファンの撮影した(※撮影が認められている)U.S.A.リリースイベントのライブ映像が拡散され、次第にハロプロファンを彷彿とさせる掛け声が生まれさらに話題を集めるという、これまでのショッピングモールでの活動が実を結ぶ形となった。
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関連項目
- 沖縄県(結成時のメンバー4人の出身地)
- 沖縄アクターズスクール
- m.c.A・T
- ちゅらさん(SHINOBUが出演)
- 仮面ライダー(ISSAが大ファンであり、これまでソロとグループ合わせて3度主題歌を担当)
- 日本テレビ(断続的にレギュラー番組を持ち、若いダンサーとの交流の場にしていた)
- U.S.A.
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