要塞の崩壊と
イーライ・バンスの死より5年前
対象: アリックス・バンス - 19歳 - 女性
所属: レジスタンス
現在の任務: 偵察
Half-Life:Alyxとは、2020年3月24日にSteamから発売されたVR専用ゲームソフトである。
概要
Half-Life: Alyx |
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基本情報 | |
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ジャンル | VR FPS |
対応機種 | PC(Steam) VR専用 対応ヘッドセット Valve Index HTC VIVE Pro2 Oculus Quest2 その他SteamVR互換HMD |
発売元 | Valve |
発売日 | 2020年3月24日 |
価格 | 6290円 |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
2007年発売のHalf-Life2:EpisodeTwo以来、実に12年ぶりのハーフライフシリーズの続編。相変わらず3は数えられないようだが。
前作の5年前が舞台となっている。
エンジンは前作のSouceEngineではなく、後継エンジンのSouce2をVR対応させた物になっている。
今作はVR専用ソフトであり、発表時は多くの人々を驚かせた。内容もVRならではの遊びが詰め込まれていて、これまでも革新的なゲームを世に送りだしてきたValveの名に恥じないゲームとなっている。VR機器が必要なため少々ハードルは高いが、OculusQuest2などは3万円台後半と以前よりハードルは下がっている。幸いPCスペックはGTX1060などのミドルスペックでも十分動くため、ぜひ手に取って欲しい(特に忍耐していた人)。
主人公は2で登場したアリックス・バンス。ハーフライフらしく、今作も最初から最後まで全てプレイヤーの目線で描かれる。
ただし、ゴードンと違って彼女はゲームプレイ中にも普通に喋る。
また、かなりホラー要素が強くなっており、苦手な人には辛いかもしれない。前述の通りアリックスがかなり喋るため、気が紛れるのが救い。
あらすじ
レジスタンスのアリックス・バンスはコンバインの情報を調べていた父、イーライ・バンスと共に輸送車に捕まってしまう。仲間であるラッセルによってアリックスだけは救出されたが、父はコンバインの刑務所行きの列車に乗せられてしまった。イーライを運ぶ列車を阻止するため、アリックスはラッセルの助けを借りながらCity17を進むことになる。
グラビティグローブ
今作を象徴するグローブ。全編に渡ってこのラッセルズと呼ばれるグラビティグローブを使う事になる。グラビティガンと違い物を発射したりする事は出来ないが、オブジェクトに向かって手を開きこちらに引き寄せる事で遠い物を掴むことが出来る。これのお陰でいちいちしゃがんだりせずに済むようになっており、VRの煩わしさの解消に一役買っている。
登場人物
- アリックス・バンス
今作の主人公。この時代では19歳。父を救うため単身進む事になる。レジスタンスとして活動してきただけあり、19歳とは思えないほど逞しい。ゴードンと違って良く喋る主人公。 - イーライ・バンス
アリックスの父。開始早々囚われの身になってしまう。コンバインの秘密を握ったようだが…? - ラッセル
レジスタンスの仲間で今作の相棒。一緒についてくる訳ではないが、最初から最後まで通信してサポートしてくれる。コンピューターやメカに強く、前述のラッセルズを開発したのも彼。かなり陽気であり、彼のお陰で気が滅入らずに済んだプレイヤーも多いのではないだろうか。 - ボーティカンツ
今作の時点で人類の味方となっている。今回も彼らのお世話になる事になる。 - G-MAN
トレーラーの最後に出ているが、過去作と違い一向に姿を見せない。 - ゴードン・フリーマン
今作はG-MANに捕らえられている時代のため、残念ながらバール共々出番はない。
VRヘッドセットについて
遊んでみたいけど、どのヘッドセットがいいか分からないという方も多いと思うので、おすすめのVRヘッドセットを軽く解説していく。迷っている方はぜひ参考にして欲しい。
- Valve Index
Valve開発のヘッドセット。これを買うと一緒にAlyxも付いてくる。約14万円と非常にお高いが、その分今作を一番体感出来るヘッドセットとなっている。コントローラーに圧力を感知する機能があり、今作では空き缶を掴んだ状態から更に握り潰したり、より世界観に没入出来る。ただし、それによってゲームプレイが有利になったりする事はないので、あくまでおまけ要素として考えよう。 - Meta Quest2(旧Oculus Quest2)
約3万7000円とVRヘッドセットの中ではぶっちぎりで安い。安いからといってスペックが低い訳ではなく、むしろIndexに対抗出来るレベルである。また、センサーが必要ない、PC無しの単体で遊べるソフトもある、無線でPCに繋げられるといった点もメリット。強いて言うならIndexやVIVEPro2と比べてトラッキング範囲が若干狭くなるくらい。ただし狭いといっても頭の真後ろや背中といった場所の話であり、Alyxをプレイするだけなら全く問題ない。
コントローラーもIndexコントローラーに近いため操作しやすく、とりあえずVRを遊んでみたいならこれを買うといいだろう。 - HTC VIVE Pro2
こちらもお高いが、Index以上の画質でAlyxの世界を体験する事が出来る。
付属コントローラーは初代VIVEのものと形状が変わらず、現在のVRコントローラーと比べると古臭いのが難点。
ただしIndexのコントローラーと組み合わせることが可能なのでそれで逃げる手はある。
関連動画
関連リンク
関連項目
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