MAO(漫画)とは、週刊少年サンデーで2019年5月より連載されている高橋留美子の漫画である。
概要
前作『境界のRINNE』連載終了から1年5か月ぶりに連載開始された作品。単行本は2024年5月現在、既刊20巻。作者の高橋は「この作品が最後の長期連載」と語っている。
「『犬夜叉』に続くシリアス怪奇浪漫」とされており、二つの時代(平安時代と大正時代)を行き来するタイムスリップもの、ボーイミーツガール系冒険譚である事も犬夜叉と共通している。
2026年春よりTVアニメ版が放送開始予定。本作のアニメ化により、高橋によるサンデー長期連載作品全てが映像化される事になった。
あらすじ
小学1年生の時、一家全員が事故に巻き込まれるも、自分だけ生き残った黄葉菜花。中学3年になった彼女が再び事故現場を通ると、なぜか大正時代へタイムスリップしてしまう!
そこで菜花は、自分と同じ「猫鬼の呪い」を受けた陰陽師の青年・摩緒と出会う。摩緒は、平安時代に崩壊した陰陽師の名家「御降家」の後継者争いに利用された生け贄だった。摩緒と菜花は平安時代に起きた御降家崩壊の真相を追う!
隠されていた九百年前の闇が明らかになっていく不穏な日々──そんな中でも、真っ直ぐな想いを失わない菜花に、いつしか摩緒の心は動かされ二人の距離が近づき始める──
登場キャラクター
- 黄葉菜花(きば なのか)
大正時代にタイムスリップした少女。小1の時商店街の陥没事故で大正時代に漂流し、“猫鬼” に呪われ妖の体となる。それから時が流れ中3を迎えた彼女は事故現場を通ると、再びその時代に誘われる。 - 摩緒(まお)
菜花が出会った陰陽師の少年。最凶の蠱毒(こどく)“猫鬼(びょうき)” の体を宿している。以来自らに掛けられた呪いを解くため、“猫鬼” を追い求めている。 - 猫鬼(びょうき)
摩緒を呪い続ける猫の蠱毒(こどく)。人の体を乗っ取り生きる。陰陽道の禁書を喰らったことで「寿命を操る」術を会得している。 - 乙弥(おとや)
陰陽師・摩緒の元で下働きをする式神の子。 - 華紋/朽縄(かもん/くちなわ)
摩緒のかつての兄弟子。大正時代では偽名・“朽縄” を使う。木の気があるものを操る術が得意。 - 百火(ひゃっか)
摩緒のかつての兄弟子。火の気のあるものを操る術が得意。 - 不知火(しらぬい)
都で「御降家」を名乗る陰陽師。水の気のあるものを操る術が得意。
関連静画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 2
- 0pt


