OMIKATAとは、「信長の野望 革新」に出現する秘密兵器である。
概要
「弓」は、遠距離攻撃の兵器として用いられるが、一般に大きな威力を持たないと誤解されやすい。
しかしそれは短弓という弓の種類がそうなのであり、日本の和弓やイギリスのLongbowと呼ばれる種類の弓は長大かつ長射程、威力も短弓とは比較にならない。
「信長の野望 革新」において、南蛮諸国のうち「英吉利」と貿易することで超技術「長弓(弓の射程+3)」を得ると、和と洋が備わり最強に見える。具体的には「遠矢(弓の射程+1)」も得ることで弓の射程が合計6に達する。こうなると、鉄砲の1.5倍離れた位置から城や鉄砲隊を一方的に攻撃できるようになる。
さらに弓の強化技術「大弩弓(弓攻撃力+8、戦法威力2倍)」「速射法(弓攻撃速度+5)」「与一の弓(戦法威力1.2倍)」などを得ると、その長射程に加え非常に高い攻撃力をも併せ持つようになる。
こうして完全強化された弓隊が完成すると、その隊が放っている物はもはや矢とは呼ばれず、「短距離弾道ミサイル『OMIKATA』」と呼ばれるようになる。このOMIKATAの驚異的な性能として、
などが伝えられている。
「OMIKATA」の由来は、城などをこの弓隊で攻撃すると、誰も城に隣接していないのに「お味方が城内に突入しました!」という伝令の声が流れ、本丸内の兵力が凄絶な勢いでなぎ倒されるため「あれは『OMIKATA』が城内に突入しているのだ」と揶揄されたことから。
一方、略称の元となる正式な英語名として、
"Old type Missile; Intensificational Kyu-jutsu Arrow Throughout the Air"
も伝わっている。
なお、南蛮技術の導入は無印革新ではなく、パワーアップキット導入済みの革新でなければならない。
ありえん(笑)
…ということで、プレイによってはOMIKATAは封印される場合もある。
また、革新の次作にあたる「天道」では現在の所弓兵がOMIKATAになるような報告はなく、雑賀家の独自技術により鉄砲が施設の射程外から攻撃できるようになるという報告のみが存在する。(鉄砲の基本射程が4、技術「火薬改良」で+1、独自技術「遠当て」で+1、合計射程6。弓の射程を伸ばす独自技術はない) PK発売後もこれが変わる事はなかった。
余談:「天道」における弓の性能と真髄
普通にプレイすれば鉄砲の威力が圧倒的に弓を上回っているが、兵器「攻城櫓」を運用する事で弓も凶悪兵器と化す。
攻城櫓の真価は敵城の石垣を無視して直接攻撃できることで、これは鉄砲には出来ない利点である。その上で上杉謙信らが持つ戦法「車懸」を使うと、ただ矢を撃ちこむだけで完全防備のはずの城の士気が一方的に下がり、50万の兵力があろうとも有無を言わさずに降伏させるという恐ろしい光景を見る事が出来る。
同じく敵に恐慌状態(士気が下がり続ける)を付与できる弓系最強戦法「射切」を持つ花房正幸は浪人として流れてくることが多く、お手軽な攻城兵器として「花房先生」と崇められることになった。
関連動画
OMIKATAの由来となった動画。観音寺城がOMIKATAの射撃で攻略される。
OMIKATAによって陥落する稲葉山城。コメントにて英語名が公開された。
「西園寺世界の逆襲」から。調子に乗ってOMIKATA要塞にするのは、いかがなものかと。
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