- X-COM2 Terror from the Deep
前作X-COM:UFO Defence/UFO:Enemy Unkownの続編として発売された戦略+運営シミュレーションゲーム。略称はTFTD。名前の通り海底から襲い来る”恐怖”と戦う事となる。
所謂旧作シリーズの2作目であるが、前作「X-COM 未知なる侵略者」と異なり日本語版は販売されなかった為、知名度は前作よりさらに低いものとなっている。 - XCOM 2
『XCOM: Enemy Unknown』の直接的続編。人類がエイリアンとの戦争に敗れてから20年。地球を支配するエイリアンへのレジスタンスとなったXCOMの戦いを描く。
本記事では「X-COM2 Terror from the Deep」について記載する。
X-COM2 Terror from the Deep
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | ストラテジー |
| 開発元 | MicroProse Software, |
| 販売元 | MicroProse Software, |
| 機種 | Microsoft Windows |
| 発売日 | 1995年4月1日 |
| 価格 | 498円 |
| ゲームソフトテンプレート | |
ストーリー
前作終盤にてX-COM決死の反攻作戦により壊滅したエイリアン火星基地――――しかし、人知れず崩壊した基地から放たれた一筋のタキオンビームが地球に到達。その光は海底に眠っていた”彼ら”を呼び起こし、新たな戦いの火種となるのであった。
前作から40年が経過しエイリアンの脅威を忘れ去った地球人類、その前に現れた海底からの「侵略者」達。
容赦のない未確認飛行物体ならぬ未確認潜水艦の攻撃に対し、細々と活動を続けていたX-COMは再び立ち上がる事となる。
概要
マゾゲーとして知られる前作X-COMに比べても跳ね上がった高難易度とバグが最大の特徴。
ゲームの流れこそシリーズお馴染みのターン制タクティクスな戦闘シーンと、予算に悩みつつエイリアンの科学力をリバースエンジニアリングしていくストラテジーな基地運営シーンの二面性は変わっていないが、特定装備の持ち込みがそれぞれ制限される海底と地上両方の戦場に対応しなければならない。
更にエイリアンとの戦力差もさらに悪化し、部隊員は更に死亡率が悪化。比喩抜きで1ミッションで新人2、3名の死亡で済むなら御の字レベルという劣勢に加え一部マップ(特に船上マップ)の攻略時間の長さも合わさり、マゾゲーっぷりに拍車がかかっている。
というのも前作の人気を受けシステムを流用して新たな作品を出す為、急遽製作されたためデバッグが十分でないままお出しされたらしく、バランス調整どころか序盤のみ出現する特定のエイリアンを確保できなかった場合、重要な研究を進められずそのままゲームが積みかねないという致命的な欠陥まで確認されていた。[1]
X-COM
毎度お馴染み地球防衛軍。今作では水中戦に対応するために隊員は「aquanauts」と呼ばれ、装備も専用の物に変更という名の前作からの引継ぎ防止したのはいいのだがエイリアンの地上攻撃、あるいは船舶への襲撃ミッションも容赦なく発生するのにも関わらず前作登場装備の類は一切使用不可能となっている。
登場兵器
潜水艦
- Barracuda -初期から配備されている潜水艦。実は英国製だとか。
- Triton -初期から配備されている輸送潜水艦。非武装なので敵潜水艦に捕まると大変なことに……。
- Manta -エイリアンテクノロジーで改良された潜水艦。小型且高速を誇る。
- Hammerhead -攻撃、輸送を同時に行える新型潜水艦。SWSが積めない為迎撃に専念させるのも手か。
- Leviathan -Hammerheadを大型化した攻撃、輸送を同時に行える潜水艦。X-COMの最大戦力となる。
SWS(Submersible Weapons Systems)
前作でいう所の戦車枠、今作でもお世話になる場面は多いのだが侵入不可な閉所や建物(あるいは船内)が増えたのが最大のネックとなる。更に一部車種は陸上では使用不可能なのでご注意。
エイリアン
関連動画
関連項目
外部リンク
脚注
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