ニコニコ大百科

強烈な言動と悪辣な行動の数々が目立つけど、Vガンダムの終盤を敵役としてすごく盛り上げてくれた功労者だと思う
Vガンダムの最終回とラストシーンはガンダムシリーズの中でも一二を争うほど好き

悪女じゃなくて、純粋に名悪役だとは思うよ俺も
紫豚やクエス、ギギあたりの女の嫌らしさをこれでもかと強調したような邪悪さはあんまり感じさせず、ただの邪悪な敵だし

紫豚とかが最初から最後まで悪女だったのに対して、元がただの世間知らずのお嬢さんだったのも戦争で変わってしまった感もある（そのギャップがむしろ悪逆ぶりを増長してる感もあるが）

ネネカ隊じゃなくて自分が水着着てウッソの前に出ればいいのにというのは確かに
なんでしなかったんだ

まどマギのあれと混同して「こんなの絶対おかしいよ、カテジナさん！」だと勘違いしてる人をたまに見かける

カテジナが槍玉に挙げられがちだけど、クロノクルもクロノクルで大概おかしい気がするわ
十分な訓練も積んでない、モビルスーツを操縦したことすらない一般人を
本人が望んだからといってそのまま戦場に出して殺し合いさせて心配する言葉一つかけないの本当に酷いと思う
カテジナが才能持ってたからよかったけど普通死んでるわ
ピピニーデンを軽蔑できた身じゃないよ
これに関してはリガ・ミリティアも酷いけどそれとこれとは話が別

裸の女をけしかけた時　ウッソは痛かったらごめんなさいって言ってたけど　あれって甘い事言ってるんじゃなくて、即死させるつもりだったんだな　カテジナさんトチ狂ってガンキマリの殺意育ててるじゃねーか

パイスー姿がエロい

彼女、本作の次回予告はほぼ全部「カテジナさん」って呼ばれているのに「天使の輪の上で」の予告だけ「カテジナ」って呼び捨てなんだが、これ何なんだろう？

確かその回ってネネカ隊が出てくるエピソードで
ウッソがカテジナを軽蔑、怒りから口に出して呼び捨てにする初めてにして唯一のシーンがあるからそれにならったんじゃないかな
まぁ厳密にはアンダーフックでシャクティを攫われた時に(僕がカテジナなんかに手間取ってるから……)って思考の中で呼び捨てにしてるんだけど

尋常じゃないレベルで強いのなんなんでしょうねこの人
しっかり訓練を受けて実戦経験も豊富なシュラク隊を多少の訓練を受けただけであろう身で次々と落とすとか
戦績から評価するにVガン劇中でもウッソ、ファラの次くらいに強いパイロットなんだけど
ウッソはニュータイプだし両親から訓練を受けてるし、ファラもザンスカールの中でも最上位のエリートなんだけど、それに対してカテジナは戦争やる覚悟なんて一切持ってなかったただの17歳の少女なんですよねこの人、なんでそんな強いの？

しかも幼い頃から命をかけて戦う覚悟を叩きこまれてたであろうザンスカールの軍人たちに、いきなりひょっこり出てきたアースノイドの17歳の少女が上官やって舐められずにしっかり指揮できてんだよね、だからパイロットとして強いだけじゃなくて士官としても相当な適正があるんだよね、なんなの？

>>460
アムロやカミーユを中心としたこれまでのガンダム主人公たちの露悪的なアンチテーゼって感じもするな
あなたがカテジナに感じたような不自然さは俺がアムロに対しても感じたことなんだよね
「機械オタクとはいえ出自はあくまで民間人の範疇なのに、ニュータイプの能力があったとしてもなんでここまで強くなれたんだ？」って
カミーユも半ば怒りと勢いに任せて成り行きで、大して覚悟もせずいきなり戦争に参加したただの17歳の少年でろくな訓練もしてないのにプロの軍人相手に戦えるし

これまでの作品で主人公たちがやってたような不自然で凄まじい躍進と才能の発揮、大人のエースパイロットに匹敵するような技術とキルスコアの高さを
作劇上の敵側で、ヒロイックさのカケラもかぶせず皮肉たっぷりに表現したのが彼女なのかもね
素人の子供がいきなり戦場で一兵士として出てきて感情的に戦場を駆け回り、すぐ戦死することもなく大人のエースパイロットを何人もバタバタ倒していく、そういう状況の不自然さ
ちなみに、ニュータイプがやってたようにカテジナも何回か額から雷みたいなエフェクト出してたから彼女もニュータイプかもしれないよ

>>460
小説版だと強化人間として処置を受けてるから、強くてもおかしくはないんだけどね。

>>461
一年戦争時代のアムロやカミーユと比較して、パイロットとしてはともかく指揮官としてならカテジナの方が上かもしれないね。

＞ガンダム主人公たちの露悪的なアンチテーゼ
この部分はまさに本作の主人公ウッソにもかかってるし
もしかするとウッソの将来ありえたかもしれない姿を現してるかもしれない

ウッソに残虐な仕打ちはしてくるけど「殺したくない」って感情から来るのかはわからんが、ところどころで詰めが甘い謎ムーブしてくるのが悲しくなる
リグコン単機でもオデロの助けが無ければ撃墜ギリギリだったんだし「私の手の中で戦え」なんてバカやってないで普通にリグコンとゴトラタンで協力してV2を叩けば倒せてた
「甘いよねぇ坊や！」のところも生身で刺しに行くなんて回りくどいことせずに、身動きができなくなったV2を最初からビームで撃ってればウッソを殺せた
ウッソが生身で説得しに現れた時もライフルに掴まった彼を振り払うだけで結局撃てない
あれで案外甘ちゃん坊やならぬ、甘ちゃんの嬢ちゃんかもしれない

Vガンダムの記事の方でカテジナさんはその場の快不快でしか物事を判断してないって指摘があったが
感情のままに考えずに行動するカテジナさんがウッソへの複雑な感情を処理しきれないままに戦ってしまった結果半端に甘くなってしまった、ってことなのかもな

序盤のカテジナさんが良心的に見えたり、そう評されたりするのって
実際にはカテジナがLMを不快に感じる部分が一時的に視聴者とシンクロしてただけなのかもしれない
彼女の根本にあるのはいつだって「間違ってる」ではなく「こいつ気に入らない」といった漠然とした快不快で
「虐殺や子供が戦場に出る、出させるのを良しとしない」みたいにしっかりと確立された倫理観ではない
嫌いな人なら殺されても虐殺されても気にしない、たとえ虐殺でも自分が好きな主義主張に基づいて為されるものなら肯定する
こうして見ると生々しい人だな

「味方をするつもりのキャノン！」とか言ってフラフラ寄ってくるアホがいたら
素面だとしてもそれはそれで念の為撃つよね兵士なら

ウッソほどじゃないけど何でも出来ちゃうから男の帰りを待つ女にも、戦士にも成り切れなかった
強制なのか望んだか強化人間にもなったせいでもう破滅しか無くなったという悲惨オブ悲惨